その名桜大学の重鎮の方は、わたしに電話で真喜志康忠沖縄芝居脚本集全五巻はダメになったと話したご当人だったので、驚いた。 もし復活が事実なら、いいことに違いない。2週間前だったか、生誕100年記念誌に寄稿をお願いしていた方は、真喜志康忠氏戯曲集の5巻に代わる『沖縄芝居脚本集』上下の校注を、波照間氏から指名された弟子のお一人で、おかげで関われたと喜んでいる風だったが、ちょっと浅はかにも思えた。 真喜志 . . . 本文を読む
疲れてぐっすり寝ていても、まるで自分の使命のように、起こしにやってくる。お腹の上に乗ったり髪の毛を前脚でなでたり、顔に擦り寄ったり、爪は立てない。声をあげる。 何度も繰り返されると起きざるをえない。 朝5時前後に起こされ、歩け、歩こうを歌いながら階下に歩いていく。ユーちゃんの目的は、朝ご飯だ。 ユーちゃんは目覚まし時計で面白い詩が書けないかな~?この家で生まれた六匹の子猫たち。4匹は後 . . . 本文を読む
85歳で他界した父の顔が浮かんできた。同じく母の顔も〜。ヘッセは、1962年、85歳で他界、その後も作品は世界中で読まれている。 作家の人生をなぞるように読み始めた。友人に紹介されて以来気になっていた書籍。文庫本。詩篇と、エッセイ、写真が織り込まれている。 詩は直喩で胸を突く。短いエッセイは、確かにそうだと似た感慨を覚えたりしている。 まだ半分を読んだばかり、週末に読み終え、感想をまとめたい。紹介 . . . 本文を読む
蝶類の幼虫も必死なんだ。ようやく蛹になったのを2個見つけた。幼虫を見つけたら、爪で周囲にはじいている。それでも生き延びる幼虫は、ただ凄いと思う。 幹の皮を食べ、鞘まで食べる。どんどん下の葉もカタツムリや他の幼虫に食べられていく。 放っておきたいが、菜園に来ると、幼虫退治をしてしまう。菜の花の辺りに産みつけられた卵を払ってしまう。 チンゲンサイは、すっかり食べられてしまっている。やれやれ!パクチーは . . . 本文を読む
「泊阿嘉」と「薬師堂」を並べたのはいいけれど~。組踊としては「手水の縁」ですよね。「手水の縁」と「泊阿嘉」「薬師堂」です。「仲村渠真嘉戸」と「泊阿嘉」でもいいね、悲恋です~。「薬師堂」はウェルメイド作品で、どちらかというと古典組踊の構造に類似します。 以前、組踊の系譜として「執心鐘入」と「伊江島ハンドー小」について論文を書いたので、二作品を並べた舞台が観たいです。組踊の系譜として並べると、「執心鐘 . . . 本文を読む
去年、友人に誘われて沖展を見てきました。やはり時代の空気が作品の中に表象されていることに「ウチアタイ」しました。芸術作品は時代のエキスを浮上させるのですね。それが印象に残っています。今年はどうなのだろうか? . . . 本文を読む
最近なぜか琉球民謡に注目ですね。国立劇場おきなわでも、またなはーとでも民謡(島唄?)の催しがあります。また那覇市てんぶす館でも民謡の催しがあるのですね。 なぜこの時期に盛り上がっているのだろうか? どなたか戦前の沖縄の遊廓を中心とした民謡や歌劇の盛り上がりを再現してほしい。民謡の揺籃の空間は遊廓だったのですよね。もちろん各地域で神歌があり、祭祀にまつわる歌が生まれています。近代以降の遊廓で人気を得 . . . 本文を読む
パニック障害、リストカット、拒食症など、実際にCoccoさんが潜り抜けてきた人生そのものが作詞作曲した歌に表象され、そして生身で演じていくという、凄まじい映画だった。 少女のリストカットは実際、この家に一時避難してきたような少女のリストカットの傷跡を見て知った。生きているという実感を得るために自らの手首を剃刀で切った痕は信じられなかったけれど本当だった。自傷行為の原因は学校での教師によるパワハラの . . . 本文を読む
なはーと劇場だったか、若狭公民館で手にしたフライヤーです。面白そうなのでUPします。太鼓で遊ぼう!!です。以前平良 進さんから芝居太鼓を教わりました。短い機会でしたが、楽しかったことが思いだされます。太鼓は確かにチムドンドンします。大城幸子さんの島唄を応援したい一心で稽古していました。でも~。彼女との約束はまだ果たしていません。 . . . 本文を読む
黒スケは、里親も探したが、厳しかったので、そのまま面倒を見ている。数ヶ月前から、界隈を彷徨っている大きな茶と白の毛並みの猫がいて、哀れに思い、時たまドライフードを与えていた。 いつの間にか子分のような猫を引き連れて、台所の猫の食事コーナーまでやってきていたが、いつの間にか、家の中と外を自由に行き来し始めた。 風邪症状か、眼から血が出ているようだったので、人間用のイベルメクチンを小さく刻んで、四回ほ . . . 本文を読む