志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

国立劇場開場20周年記念で組踊と歌劇の競演ですが、組踊の系譜を見ると、「花売の縁」と「奥山の牡丹」、「執心鐘入」と「伊江島ハンドー小」が系譜としては類似性があるのでは~?

2024-02-05 15:33:14 | 琉球・沖縄芸能:組踊・沖縄芝居、他
「泊阿嘉」と「薬師堂」を並べたのはいいけれど~。組踊としては「手水の縁」ですよね。「手水の縁」と「泊阿嘉」「薬師堂」です。「仲村渠真嘉戸」と「泊阿嘉」でもいいね、悲恋です~。「薬師堂」はウェルメイド作品で、どちらかというと古典組踊の構造に類似します。
 以前、組踊の系譜として「執心鐘入」と「伊江島ハンドー小」について論文を書いたので、二作品を並べた舞台が観たいです。

組踊の系譜として並べると、「執心鐘入」と「伊江島ハンドー小」で「花売りの縁」と「奥山の牡丹」だと思うのですが~。「執心鐘入」と「さかさま執心鐘入」もいいね。現代新作組踊です。

「泊阿嘉」の主人公樽金の東江裕吉さんはいい配役だけれど、「薬師堂」の主人公が嘉数道彦さんで、佐辺良和さんではないのが気になります。美男で歌がうまい主人公が輝きます。組踊でも琉球歌劇でも美男で唱えも歌もいい佐辺さんに注目です。最も、いつまでも惜しまれるのは小渡和道さんです。あれほどの舞台映えのする二枚目の立役はこの間いない。佐辺さんも劣ってみえます。小渡さんがなぜ沖縄伝統芸能界から身を退いたのか、今でも疑問のまま~。

容姿端麗さや舞踊だけではなく、唱えや歌唱力がいつも気になります。

今回の『花売の縁』と『執心鐘入』はメインキャストの唱えが気になります。






  • トータル閲覧数 9733907 PV 
  • トータル訪問数 2165246 UU

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。