今日は会社を休んで、お役所めぐりをしてきました。
朝8:30に家を出て帰ってきたのが5時。
震災の被害で、四苦八苦している事は既に書きましたが、税金の還付やら代替地購入、家屋の建て替えにかかる登録免許税の免除、取得税の控除、土地分筆に関わる確認、利子補給確認、諸々の手続きに一日中走り回って来ました。
税務署→法務局→県税事務所→法務局→郵便局→住宅メーカ→税務署→市役所 と、8時間半掛けて巡って来ました。 頭も体も疲れた疲れた。 縦割り行政のおかげで、建物の場所も離れているし、連続した話なのに、「私のところはここまで、後はxxの方の管轄なので分かりません」と言われ、何度も何度も同じ説明を各所でしなければいけないし・・・・
仕事は縦割りでもショッピングモールみたいに一か所に集まった場所があれば良いのにと思いました。
今日一日で、ガソリンのメータが1/4減りました。
おかげさまで、ほとんどの確認事項と事務処理が済んだ事は自分に「あっぱれ!」と言いたいですね。
この一日で ん十万円 を稼いだと同じな訳ですから。
でも良く考えると、私のようにネットなどで自ら十分に情報を収集してこのような還付金や免税などを受けられる人は良いですが、知らずに何もできない人もかなりいるのではないでしょうか。
もう震災から半年以上も経っているのに、今日対応された職員さんもあまり震災に関するその手の手続きについて詳しくなく、私の方から解説する場面も何度かありました。 聞くと、「あなたが初めてです」などと言った言葉まで出てくる状況に、驚きました。 周辺にも多くの被災者がいるのに、私が初めて? イコール 多くの人が知らずにいるのか、のんびり屋なのかのどちらかなんだろうけど、もう10月。アッと言う間に師走を迎えてしまいます。
被災者の方は、情報収集に対してもっと自分で動くべきだと思います。 TVを見ても、まだまだ被害者意識ばかりで、他人まかせの人も結構いますよね。 手を差し伸べる側も、相手が手を出してくれないとどうにもしようがない事も多いはず。 私以上に大変な人はたくさんいるので、もっと自ら行動を起こしてほしいな・・・・ と感じた一日でした。
でも、それ以上に縦割り行政を超えた被災者向けの総合パンフレット見たいのが欲しいですね。 それ一冊あれば、どんな「人(対象者)」がどんな「書類」を「何処」に「何時まで」に出せば「どうなる」のかが分かれば、もっと多くの人が助かるのではないかとおもいます 。