昨日紹介したドローンは地表からの高度は15mまでしか上げられません。
機体の下に付いているカメラセンサーで高度を測っている様です。
でも、ちょっと不足を感じます。
そこでアイディアです。
例えば丘に登って行く時だって人が上に登って行くのを追尾して撮ってくれる訳です。
最初に書いた「地表からの高度」と云うのが味噌です。
なら、騙してあげればもっと高く飛べるのでは?
丘の麓から30m上の頂上まで行けば、最初に居た麓の地面からは30mも上空を飛んでいるのと同じです。
そこで、実験。
まず、3mくらい上昇させてカーポートの上に機体を移動。
そこから更に上昇させていくと・・・
やっぱり・・・
家の屋根より大分高くまで上昇しました。
つまり、カーポートの高さを地面と勘違いしてそこから更に15m上に行ったと思われます。
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カーポート上空から外れてもその高さは維持したまま移動できました。
そのまま移動して家と遠景の山並みを入れてみると・・・
それで撮ったのがこちらの映像。
明らかに空撮と思えるような映像になりました。
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ただし、電波の届く限界が最大30mなので、いくら下駄を履かせたとしてもそれを超えて上空へは飛べません。
また、航空法に関わるのは100m以上の高さの区域ですので、この程度は全く抵触しません。
あとはマナーを守ればOKです。
昔、ヘリなどで上空から家の敷地全体の写真を勝手に撮って、それを後日売り付けに来る商売が流行って、実家にもその写真があります。
でも、元のフィルムを頂けるわけでも無くA3版くらいの大きさの額に入った写真は色褪せて如何にも歴史を感じる状況になっていますが、新しく写真を作る事もできず、セピア色になって行くだけです。
自分で撮影出来てしまえばその写真データがあるのでそんな心配も必要なく、自由なアングルで撮れますね。
アイディアは無限大。