ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

貧乏のおもひで3

2005-06-13 23:33:46 | どうでもいい話
昨日近所のショッピングセンターに行ったのね
そしたら、トヨタの車が展示してあって
ノアがあったのよ。
新型ノア良いじゃんね~
車両本体価格260万円くらいでしたね。なんやかんやついてて。
諸経費入れたら300万近くなるな~


見てみると、200万円ローンの場合ご返済額
毎月9500円って書いてあるのね。


嫁に、毎月9500円で買えるんだぜ~って言ったら
「へ~」ってまんざらでもなさそうな雰囲気
これはいけるか!
と思ったんですけど、なんか、変だな・・・



よ~く見てみると下に小さい字で





ボーナス時150,000円・・・





って書いてあるのね・・・

小さく書くなよ!

それ見たとたん、嫁は





あ~無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!
無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!
無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!
無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!

って何回言うんじゃ!








さて、貧乏のおもひで3段目ですが



15位 中学卒業時、働かされそうになる



についてです。

猫の中学卒業時って、昭和52年か53年だったかな
その頃はオイルショックをはさんでの経済成長期後半だったんでしょうか。
教育についてのいろんな問題が噴出していた時代でしたね
受験戦争や、校内暴力なんて言葉が出てきたのもこの頃
じゃなかったかな。
金八先生が始まったのもこの頃だったと思う。


受験、受験で猫も杓子も高校、大学、受験、受験の時代でしたね。
学歴=人の価値みたいな風潮ができ始めた時期だった。


1学年400人から500人いたベビーブーム。
その全員が高校へ進学した時代。
中卒が良い悪いって問題じゃなく
中卒で働く人がいなかった時代だな。
全員どこかの高校へは入ってた。そういう時代の話だからね。


そんな時代、クラスで中の上くらいの成績だった
猫は、当然周りの雰囲気どおり、高校へ進学するつもり
でした。何の目標もなにも無かったから、とりあえず
普通科の高校へ入るつもりで、人並みに勉強してたのね。
べつに、親に相談するわけもなく、自然にそう思っていた。


あれは多分、秋か冬のころだったな。
親父が、会社から変な荷物を持って帰ってくるんだ。
なんだろなって思ったら
リクルートが出してる就職情報誌だったのね。
あの電話帳みたいなやつ。
どうも、会社の総務課か人事課かが捨てたもの
拾ってきたのだと思う。


その雑誌を、これ見よがしに俺の目に付くところへ
置くのよね。


ちなみにうちの親父は学歴なんて無かったと思う。
そんな話、したこともなかったし。
あえて家族の誰も学歴の話には触れなかった。
親父は、工員で俗に言うブルーカラー。
学校なんか、行ったか行かないかで就職したんだろうな
そういう時代だったんだよね。


だから、親父の頭の中では、義務教育終わった時点で
自分の責任は終わったと思ってたんだろうね。
だから、中学卒業したら、就職して家計を助ける
もんだと思ってたに違いない。
自分が楽したかったんだろね。

だから、就職情報誌をこれ見よがしにおいて
たんだろうね。



でもね、母親はやっぱ、周りの状況を見極めて
さすがに中卒じゃあんまりだ。って考えたんだな。
親父の時代とは違うんだよな~

また、ご近所の目も気にしてたと思うよ。



えらい剣幕で親父に怒鳴りつけてましたからね。


あれで、親父が喧嘩に勝ってたら
中卒で働かされるところでした。


ジャニーズじゃあるまいし・・・
泣けるぜ・・・






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