パコと魔法の絵本
yahooの映画評で4.5点
設定が、超嫌われ親父が何故か改心し
記憶障害の女の子に思い出つくりの芝居を企画する
これは久々の感動感涙作か?
映画館で泣くのは久しぶりだ~!楽しみ~!
期待に胸を膨らませ、3連休の最終日
13時からの回
なんと、8割方埋まってます
子供が多いねえ
わしの座った隣のじじい、えらそうに肘を張り出し
足を広げて座っている
家で見てるつもりか?
この時点でテンションがさがります
じじい、ばばあ、で孫を連れてきているようす
まあ、敬老の日つまんないことは放っておいて
と思ったら
開演早々、ばばあがじじいに
「あの人役所広司やで!」って
・・・・
敬老の日そんなことは気にせず
中盤も過ぎた頃
孫の携帯が
「ぽ~にょ、ぽにょぽにょ、ぽ~にょぽにょぽにょ・・」って
鳴り出したんですが
なかなか停めないの
この時点で
よっぽど「出て行ってくれ!」っていいたかったけど
敬老の日ですし我慢我慢
で、そんな雰囲気の中ですが
残念なことに思ってたほど感動無し
1箇所だけ涙が出ましたが
あとは・・・・です
但し、安陪サダヲは秀逸
あんまり好きな俳優でなかった(目が怖いもん)
けれど今回ははまり役!
彼の存在がこの映画を救ってました
映像の美しさ、安陪サダヲのシュールな笑い
土屋アンナの脚線美、小池栄子の胸の谷間
これだけで1500円(割引後)の価値はあります
でも・・・
感動物でなく喜劇としてみればなかなかの面白さ
確かに
劇場は子供の笑い声で包まれてました
私もたくさん笑うことができましたぞ
彦麻呂はには爆笑してしまいました
でも・・・・
ここから先は
ネタばれになりますので、ご覧になった後お読みください
なんていうか
泣けないんですよ
泣かせるシーンはたくさんあるんですよ
でも、希薄なんですよ動機が・・
ツマブキ君演じる「過去の自分の幻想から脱皮できない俳優」なんか
いったいなんなのって感じ
何が君をそこまで追い詰めるのか?
全く理解できない
だから、看護婦土屋アンナとの絡みも
「なんで~??」って感じ
全く感情移入できない
「おかまちゃん」の場合
おかまである自分が回りからさげすまれてるのを
悩んでいるのか開き直っているのかよくわからん
楽しんでいる風にも見えます
ある日
娘の結婚式の案内状が届くのですが
中には
出席はしないでね・・・って
泣くところなんだろうけど
えっそれだけ?そこで終わり・・・?
もっと膨らませてよ~
ラストの大どんでん返し(?)
本来は泣く場面なんだろうけど
なぜか?泣けないねえ
それまでの画面展開(CG)が過激すぎて
脳が疲れているのか?
ああ・・そうくるか・・・
でも、なんとなくそうなるよなあ
しかたねーなー
もう一ひねりあるのか?!
なかった~!って感じ
肩透かしの多い映画でした。70点