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ルーズベルト・ゲーム 池井戸 潤著  面白かった~ん

2014-04-19 08:59:07 | 読んだ本の紹介
ルーズベルト・ゲーム  池井戸 潤



あの池井戸潤さんの作品

またドラマ化されるようですね


とりあえずあらすじから



リーマンショックのあおりから業績不振にあえぐ青島製作所は、

ライバルの大手企業ミツワ電器の攻勢をうけ得意先のシェアを奪われていきさらに、厳しい状況へ。


また、野球部監督村野は会社を去り、有力選手を引き連れ

ライバル企業であるミツワ電器に移ってしまう始末。


専務笹井は、1年間に3億円もの費用を要する野球部の廃部を訴えるが、

創業者で前社長でもある青島が野球部を創設した経緯もあり、

社長の細川はなかなか廃部に踏み切れない。

笹井は生え抜きであり細川は外部コンサルからの招聘社長であり確執がある。

取引銀行からは、リストラ策を策定するように厳命され、人員削減と野球部廃部が俎上に上る。

総務部長でもある野球部長三上は会社の事情に理解を示しつつも、野球部存続に向けて奔走する。


主要顧客の東洋カメラへのイメージセンサーの納入時期が早められ、

間に合いそうにないのだ。その隙をミツワ電器が狙ってくる。

そんなおり超巨大企業のジャパニクス社長の諸田が、青島への発注減をいいわたし、

ミツワ電器との統合を打診される。

ミツワ電器社長坂東は、青島をのっとろうと画策しているのであった。


一方、お荷物の野球部。主力がぬけて意気消沈であったが

新たに監督に就いた大道は、膨大なデーターを基にレギュラーメンバーを大きく入れ替え、

人心を一新するが、やはり柱となるピッチャーの不在が痛い。

そんな中、社内の親善試合で部外者の沖原が、目の覚めるようなピッチングをみせる。

大道は沖原をスカウトするのだが

しかし沖原は、ある事情から野球から遠ざかっていたのだ・・




とまあこんな感じ


ルーズベルト・ゲームとは

かつての大統領ルーズベルトが野球をこよなく愛し、そのルーズベルトをして

一番面白い試合は、8対7のゲームがいちばん面白いといったという故事から

きてます。


物語は、まさに0対7で追い詰められる青島製作所と野球部が

いかにして逆転していくか!?

これが面白い。

池井戸さんの小説に良くあるパターンw

虐げられ虐げられて、「倍返し!」っていうやつw

今回は「逆転!!」ですね


小説は、ちょっとパンチ不足の感はありますが

十分面白い。後半は一気に読ませますぞ


ドラマ化されますが、ドラマの方がデフォルメするから面白くできそうな気がします

今から楽しみです!



ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社



コメント (2)
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