ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・

実験中

異国トーキョー漂流記 日本人は、恵まれてますね

2017-08-28 04:35:38 | 読んだ本の紹介



異国トーキョー漂流記

高野秀行著

最近はまってるなあ~

これもめちゃくちゃ面白かった

軽妙洒脱な文章で笑いを誘い

そこはかとなく教養が漂い、

そして最後にはほろっとさせられる。

わしの、このブログのようです

そんなわけないか

 

内容紹介

「私」には様々な国籍のユニークな外国人の友だちがいる。

日本に「自分探し」に来たフランス人。

大連からやってきた回転寿司好きの中国人。

故国を追われたイラク人etc…。

彼らと彷徨う著者の眼に映る東京は、とてつもなく面白く、

途方もなく寂しく、限りなく新鮮なガイコクだ。

愉快でカルチャー・ショックに満ち、少しせつない8つの友情物語。


とあります

 

高野青年が、東京で出会う数々の外国人の話

高野青年は、日本人離れしたクレージージャーニーやろうだと思ってのですが

本人いわく

じつは、本人は実に真面目で小心者で変化を好まない日本人らしい日本人であると

しかし高野青年は、それではいけないと思うのですね

そして自ら、クレージーな旅にでるようにしてるそうです

そんな日本人である高野青年がであった外人たち

外国語を習得する為に利用したりされたり、

そして海外で出会った人の息子など、不思議な縁

実に個性的で、身勝手で、魅力的でたくましい人々

巻き起こすエピソードが抱腹絶倒

高野青年が、ある女性(日本人)と付き合っているとき

高野青年との仲がやばい雰囲気になっているときの話

「彼女とはご飯を食べるだけになってしまっている

これでは飯の友、ふりかけのようなものだ」って

笑わせます。


そして最後の1章

盲目のスーダン人との交流には、

ある種の感動を巻き起こしますぞ

是非お読みください

日本のすごさや良さやそしてダメなところが見えてくるかも

異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)
クリエーター情報なし
集英社
コメント
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