今月の日経新聞、私の履歴書は浮川和宣さん(ジャストシステム創業者)
ですね
「私の履歴書」は、功成り名を遂げた人が自分の過去を振り返り
幼少期からの生い立ちを書いていくのですが
中には、鼻持ちならない自慢ばかり書くやつもいますし
森喜朗のように、頭の程度がわかる場合があって面白いです
先月の、東京芸大の学長を務めた宮田さんのお話なんかは
ユーモアあふれる人柄がしのばれて
読んでて楽しかったです。
世が世なら、芸大にいきたくなりました
才能は無いですけどねw
そんなことはどうでもええんですけど
3月は浮川さんの履歴書ということで
あまり聞いたことの無いお名前でしたが
ジャストシステムの創業者ということで
ああそういう来歴の人か!と思い、毎日楽しみに読んでます。
ジャストシステムといえば、「一太郎」なんですよね
思い起こせば1980年代後半
当時はパソコンなんてない時代です
ワシが入社した1986年
文書も伝票も全部手書きの時代。
手で書くので、伝票なんか間違えたら書き直し。
文書も汚い字で書くと、恥をかく時代です
誤字脱字なんかしてると、阿呆呼ばわりです
頭が悪くても字がきれいだと仕事ができるとされていた時代ですね
そんな時代の中、生まれたのがワードプロセッサ
シャープの書院です
文字をキーボードで打ち込むだけで
きれいな活字でそれも漢字で出てくるのです
画期的でした。
しばらくは、会社で数台とかでしたね
みんなで取り合いしてました。
それから数年で、パソコンが出てきました
シャープの書院からパソコンに変遷し
各自1台パソコンを持つようになるまで
そんなに時間はかかりませんでした
そんなパソコン黎明期
私もパソコンを買うことになりました
パソコンと言っても、ネットでエロ画像をあさるくらいしか
使いようがなかったのですが
当然
ワープロとしても使えるのです
当時は、表計算とワープロソフトがついてたのですが
オフィスのワードと、ジャストシステムの「一太郎」というソフトの
どちらかを選ぶようになってました
私は「一太郎」というネーミングが好きで
ジャストシステムを選んでました
オフィスはワードとエクセルのコンビ
ジャストシステムは、一太郎とロータス123という組み合わせ
でしたね
つかの間、一太郎のお世話になってたのですが
会社で使うパソコンがオフィスに席巻され
当然自分のパソコンもいつの間にかワード、エクセルに変わっていきました
日本の弱小侍が、巨人ガリバーに飲み込まれていくさまを
目の当たりにしてたわけです
なんだかねえ
ソニーのベータがVHSに席巻されたみたいなもんでしょうか?
ナショナルのプラズマテレビがシャープの液晶に負けたみたいなもんでしょうか?
ちょっと違うかw
しばらくは蟷螂の斧で頑張って、ニッチなファンが支えてたと思います
今回の浮川さんの履歴書の中で、そのあたりの裏話が
読めるのではないかと期待してます。