なつかシネマ 「レオン」
1995年日本公開の映画です。
リュック・ベッソンがはじめてアメリカで撮ったバイオレンスアクションで、
死ぬまでに見てほしい映画の1本です
ストーリー
ニューヨーク。レオン(ジャン・レノ)は完璧に仕事を遂行する一流の殺し屋。
一日2パックの牛乳と肉体のトレーニングを欠かさない彼の唯一の楽しみは、
安アパートで鉢植えの観葉植物に水を与えることでした。
彼の隣の部屋に住む12歳のマチルダ(ナタリー・ポートマン)もまた、
家族から疎ましがられる孤独な少女です。
ある日、不気味な男スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)と部下たちが彼女の父親を訪ねてきます。
預けたヘロインをかすめ取った奴がいると言い、明日の正午までに盗んだ奴を捜せと告げて帰ります。
翌日、スタンフィールドと仲間たちはマシンガンを手にアパートを急襲し、
たった4歳の弟も含めてマチルダの家族を虐殺します。
ちょうど買い物に出掛けて留守だったマチルダが帰ってきました。
何が行われたか気づいた彼女は、涙をこらえながら部屋を通り過ぎると、レオンの部屋のドアベルを鳴らし続けます。
突然の訪問者にとまどうレオンに、マチルダはしばらく匿ってほしいと頼みます。
彼が殺し屋だと知ったマチルダは、最愛の弟を殺した相手に復讐するために、
自分も殺し屋になりたいと懇願するのです。
始めは断ったレオンでしたが、自分の正体を知った少女を殺すことも追い出すこともできず、
彼女との奇妙な共同生活を始めることになります。
安ホテルに移り住んだ彼らは、互いに心の扉を開き始めるのです。
レオンは少女に殺しのテクニックとセオリーを教え、マチルダは彼に読み書きを教えました。
2人の間には父娘とも親子ともつかない新しい感情が芽生えていくのです。
初めて誰かのために何かをしたくなったと言うレオンに、殺し屋の彼を育て、仕事の仲介をするトニー(ダニー・アイエロ)は不吉な予感を覚えます。
そんなある日、マチルダは偶然、スタンフィールドの正体がDEA(麻薬取締局)の汚職捜査官であることを知るのです。
復讐を固く決意した彼女はレオンが留守の間にスタンフィールドを付け狙うが、
逆に取り押さえられてしまいます。
レオンは急いで彼女を救い出すが、汚職仲間を殺されたスタンフィールドは怒り狂います。
スタンフィールドはトニーを通じて彼の居場所を突き止め、何百という警官隊を率いてホテルを完全包囲しました。
レオンは一緒に残ると泣くマチルダを逃がし、少女は殺し屋に愛を告白します。
レオンの気持ちも同じでした。
傷ついたレオンは負傷した突入部隊員に扮し脱出を試みるもスタンスフィールドに見破られ、
あと一歩のところで射たれてしまいます。
だが虫の息の中、身に着けていた手榴弾のピンを抜き、スタンスフィールドを道連れにレオンは爆死します。
マチルダはトニーを訪ね、殺し屋として雇ってと頼むが断られ、ひとりぼっちになった彼女は寄宿舎に入り、レオンが残したあの鉢植えの観葉植物を庭に植えるのです。
レオンが大事にしていた、根無しの鉢植えを庭に植えるってのがいいですね
ここに根を張る、ここで生きるというマチルダの意志のあらわれでしょうか?
この映画で、はじめてジャン・レノを知りました。
なんともいえない風貌w
2枚目じゃないけど1度見たら忘れられない顔ですね。
ミッションインポッシブルでは、裏切り者の悪役で存在感がありました。
相手役のナタリー・ポートマンは、この映画でデビュー後
大人になり、ブラックスワンでアカデミー賞を受賞した大女優ですね。
恐るべし。
まあこの映画のせつないこと
学の無い中年男がはじめて愛を知る
その相手を守り抜き最後に・・・
ラストのレオンの笑顔で手榴弾のピンを抜くシーンは
忘れられません。
観てない人は必見。
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ジャン・レノ、良いです(=^..^=)ミャー
まあ、2匹目のドショウはいなかったって
ことで(^_^)b