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ドアの向こうに  黒川博行

2024-11-13 16:06:45 | 読んだ本の紹介



ドアの向こうに 黒川博行



黒川御大の昔の本を読み返してますが

今回は、密室殺人のミステリー



あらすじ



工事現場の杭孔から衣装ケースが見つかり、中からバラバラ死体の一部がでてくる。

それは、腐った頭部に干からびた足という変わった様相を示していた。

大阪府警のブンこと文田刑事と総長こと総田部長刑事、見習の五十嵐の3人が

事件を追う。

数日後、心中事件が発生する男は青酸カリで死に、おんなはマンションのベランダから

紐を垂らして縊死していた。

マンションは密室で無理心中かと思われたが、部屋の中から

バラバラ死体の記事の切り抜きが多数見つかり

事件との関連性が浮き出した。

バラバラ死体と心中事件の間にどんな関係があるのか?

ブンと総長が足で稼いだ情報でパズルを埋めていく。



とまあこんな感じ

ブンと総長に京都出身の五十嵐が加わり、ブンと京都対大阪の争いが面白い

京都と大阪は永遠に相いれないのだw



バラバラ死体の身元が判明し、捜査が進展するのですが

一つ一つの鍵をもとに推理を積み重ねていく過程が

面白いのですが、初期の作品だけあって

詳細が荒いですね

頭部が生で脚部がミイラっていうのは思白かったのですがねえ

そうくるかって

殺人の動機がそもそも乱暴ですしねえw

興味のある方は読んでみてください。













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