たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

北野天満宮花手水

2021-02-23 18:03:53 | 御朱印帳
最近はインスタ見ると花手水の写真がいっぱい出てくるな。北野天満宮の花手水も見事。

お昼頃に着いたので上七軒でランチでもと探してみる。奥まった小さなおでん屋さん。九条ネギ鴨ロース丼のランチセット・・・好物を合わせられてはこれにせざるを得ないじゃない。
おでん鍋から出汁すくって、急須に入れてくれる。「これをかけて食べてもらっても」
ちょっと甘めの出汁。ワサビ入れて。鴨の火の入り具合もパーフェクトで。











北野天満宮と言えば梅。ちょうど見ごろだった。
月曜という事もあり、そこまで混雑もしておらず良かった。



消毒、検温して入園料払って梅園に入ると、老舗お菓子屋さんのお菓子がもらえ、お茶の接待がある。
去年も来たのだけれど、その時は床几もぎゅうぎゅうに詰めておいてあり、お茶と湯呑が置いてあって、だったけれど、今年は紙コップ。
床几は半分以下のソーシャルディスタンス。
撫で牛さんも抗菌処理してあったしな。なんだか、ご利益が減りそうな気がするんだけど。



花をめでつつ歩くのは実に気分の良いものだ。







5月並みの気温だったらしいが、確かに暑いくらいだった。ジャケットはリュックに詰め込んで身軽になって歩く。

梅は、なぜか遠目にたくさんの木を撮るとごちゃごちゃしてしまう。なんでかな?桜はそうならないのに。




北野天満宮は何度も来ているのだが、今回の目的は御朱印帳。
大のお気に入り、大将軍八神社のクールな御朱印帳がいっぱいになったので新たに買うならと色々とネットで検索、
建勲神社の天下布武バージョンと迷った結果、色合いの好みからこちらにした。薄い水色と金色の梅、爽やかな模様だ。



それにしても、2015年のお正月から始めて6年、御朱印帳もたまったものだ。

洛陽三十三所、西国三十三所専用のものも含めてこれで10冊。
お寺は、唐招提寺、青蓮院門跡、東寺、毘沙門堂。神社のものは、晴明神社、平安神宮、大将軍八神社、そして北野天満宮。
御朱印を頂いた社寺の名前を書き出してみた。お寺が66か所、神社が51か所。という事は洛陽、西国も併せると、かぶっている所を除いてもお寺だけでも100か所以上の御朱印を頂いただろう。
私が神社仏閣巡りを本格的に始めたのが10年前位、御朱印集めを始めて6年、御朱印を頂かなかったお寺もたくさんある訳で、今考えると勿体なかった気もするが、10年前には御朱印の存在を知らなかった。
書き出してみると意外なところのものを頂いていない。もう一度、行ってみよう。あのお寺にも、あの神社にも。











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暑さもおさまって。

2017-10-03 00:01:59 | 御朱印帳
「ご朱印集めるのやってみようと思って、ご朱印帳買ったんです」

今年の新卒のS先生が言う。

「あ、私もやってるよ。どこで買ったの?」

「今宮神社です」

あ、なんか人気あるよね…

「野菜の絵がついたのです」

ああ、そうだった!! あの可愛いのね!


神社のご朱印帳の、人気筋の中の一つだ。 そう言えば、まだ行ったことがないのだ。西陣の八百屋の娘だった女性が徳川綱吉の御生母になり…と言う事で「玉の輿神社」と言われているそう。野菜の絵がご朱印帳に描いてあるのはそういうことなのね。

暑さもさすがにおさまってきたし、てくてく歩いても大丈夫だろう。S先生は京都にある大学の出身、京都歩きは慣れており、自転車でまわるらしい。


日曜日は最高のお天気。

締日翌日というのに6時起き、でも起きられるものだ。電車では少し居眠りしたけれど。

まずは今宮神社。




あれ?なんか妙に賑やかだ。 市がたっているのだ。小道具、きもの、漬物などの出店がならんでおり、なぜかスピーカーからアニメソングのようないかにも、というアニメ声の歌が。そのスピーカーを調節しているのはダークスーツの紳士、という…

良く歌を聴いてみると、「ネクタイしようぜ~~たまにはネクタイしようぜ~~」

傍の織姫社の辺りには、「ネクタイ供養」という幟がたっている。「ネクタイ協会」のお詣りが行われているのだ。織姫、だから西陣の会社がお詣りに来るということだが、ネクタイも無論関係あるだろう。そんな協会もあるんだなあ…。代表の方が挨拶をし、禰宜のお祓いがある。

「クールビズが始まり…我々の状況も年々、厳しくなっております…」確かにそうだろうなあ…


さて、ここでのお楽しみは、あぶり餅。



以前清凉寺で初めて食べたが、一口大のお餅を焼いて、その上から味噌味のたれがかかったもので、実に美味しい。

今宮神社前には2つ店が並んでて、不倶戴天の敵同士だとか(笑)

呼び込みがすごい。

まだ店に近寄ってもいない私に「おひとり様ですか」

あれ? まだ入ってないけど…まあいいや、食べるつもりだったんだから。

ここから南に歩くとすぐにあるのが、船岡山。ここの南端が平安京の北端、と決められたという場所である。ここには建勲神社。織田信長が主祭神の神社だ。
信長ファンとしては行っておかなくては。





信長と言えばやっぱり、これだよね。私より若い時に亡くなったんだなあ…









ひと気はないが、立派に整備された神社だ。なんたって、酒樽がいっぱいある。明治天皇が決定されたという官幣社だそうで。

幣が置いてあって、「左右と振ってお詣りください」とあるので振ってきた。



普通の人でも振っていいのね。




船岡山はそう高いというわけではないが、なかなか景色が良い。信長が焼いた、という比叡山がまっすぐ前に見えるのはわざと、か?



さ、次は「sodakyoto」で見た「平野神社の紫式部」観賞。

ここは桜の方が有名だが、今時期は庭園で紫式部が花盛り。





うん…地味よね。

綺麗なんだけど、あんまり、フォトジェニックじゃない。肉眼で見た方が味がある花の典型だ。

紫式部もこういう人だったのでは。地味だけど、そばで会ってみると味がある、というような。そんな気がする。




さて、4つ目の神社は、平野神社からまた10分ほど。住宅街を南へ歩いていくと突然、ストップがかかる。

傍を通った車も係の人に止められる。

「お祭り通るからね、行けませんよ!!」

お祭り通る???




おお、この梅マークは天神様、菅原道真公の!!

そういえばここを東に行くと北野天満宮。北野祭、というものらしい。

可愛らしいお稚児さんたちも行く。面白いものに出会った。











さて、今回の神社パワースポットめぐり最後は、大将軍八神社。

一昨年かな?ここのご朱印帳が欲しくて行ったら、「もう全部出てしまいました。次いつ入るかわからないですし、入ったらすぐ出てしまうんですよ」と言われすごすごと帰ったのだが、今回はどうだろう。ネットでも「売り切れでした」と書いていた人がいたが…そろそろ、今使っている平安神宮のものがいっぱいになるので、今回はぜひ欲しいのだが。


ご朱印受付には、ご朱印のサンプルと、ご朱印帳が置いてある!! 前回の様に売切れの札も立っていない。

「前に来た時買えなくて」と話すと、「ああそうですか…最近はいつもありますよ」とのこと。

かなりの人気だから、在庫増やすようにしたのだろう。収穫だった!!







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飛鳥寺・岡寺・うってかわってお初天神

2016-01-25 16:46:53 | 御朱印帳
一月、寒い時期だが年始、神社仏閣への参拝にはよい時期。

1月2日か3日には、どこかに初詣によく行くのだが、今年はどこに行こうかと同居人と相談、ドライブがてら奈良に向かう事に。

同居人は混雑が嫌い。それなら、京都のお寺は初詣の人々でいっぱいであろうから避け、奈良の田舎へ行く方がよいだろう。


確か友人のオーストラリア人の旦那様のご両親が奈良観光に来られ、一緒に付いて回った時に行ったかも・・・と記憶の定かでない(なにしろ20年前の話だ)飛鳥寺を目指す。

飛鳥大仏を見たかったのだ。

右から見る顔は厳しく、正面から見ると、真正面ではなく、聖徳太子ゆかりの橘寺の方角を見ていられるとか?そして左からのお顔はちょっと優しい、と説明を受ける。









写真OKなのか…

東大寺の盧舎那大仏も写真OKである。鎌倉の大仏様も撮っていいようだ。 大仏様はいいのか?

「昔の仏様の顔だな」

「法隆寺の観音様も細長いもんね」

思った通り参拝客は少ない。

お寺の傍の土産店で、葛粉と「蘇やねん橿原」というとんでもない名前のお菓子を買う。古代のチーズ「蘇」をちょと入れているようだが食べた感じはチーズケーキ。それにしてもこれ、橿原神宮御用達…でこの名前…

次は岡寺へ。

山の中へどんどん行っちゃうんじゃ?というような所を上がると駐車場が。

お寺はさらに上がるようだ。破魔矢もっておりてくる人がいる。




「結構、賑やかだね」
「意外だな」
「あ、西国七番なんだ」

山中に突然結構な伽藍が登場。「厄除け」の赤い幟がたくさん。私もご朱印と厄除け(寝室の頭の辺りの壁につけるように言われる)頂く。





さらに登ると、洞窟の観音様。




さらに登るとなかなかよい景色。奈良は高い建物がないから、広々見渡せる。あれは、甘樫の丘かな?見下ろすと本堂が。





さて、神社への初詣は少し遅れて先週。





梅田にいったついでに、お初天神(露天神社)に参拝。ここは何度も通っているし見に行ったこともあるが、「何度も通った」のはなぜかと言うと飲み屋さんが立ち並ぶアーケードの中にあるからだ。実は、1300年の歴史を持つ社なのである! しかしあまり「参拝」という神々しい雰囲気はないのだ。すぐ横にお初天神ビル、というのがあり居酒屋なんかが入ってるし。ビルの谷間にあるし。


ここはまた、近松門左衛門の「曽根崎心中」縁の地でもあるので、ちゃんとお初と徳兵衛の像がある。



ん?桜が?造花? 不断桜?

電飾、でした。

なんか、クリスマスツリーみたいだな…





















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青蓮院門跡

2015-06-08 23:43:36 | 御朱印帳
この2015年の5月は、気温の調査始まって以来の暑い5月だったそうだ。

4月末に「寒い」と書いた記憶があるが、その1週間後には夏になった感じ。GWは関西が一番過ごしやすい季節だが、それでも今までよりはるかに暑かった。
2年ほど前のGWでは、ジャケットを着ても「風が強くて寒い」という日もあったのだ。

半ばになるにつれて気温はどんどん上がり、家で扇風機を出したのが今までで一番早かったのでは。

そんな5月も終わり、先週から大阪は梅雨に入った。入る直前の月曜日、お気に入りの青蓮院門跡に出かけることにした。

ここは紅葉の頃のライトアップで2度行っている。つまりは明るい光の下で訪れた事はなし。庭が広くて竹林もあり、よい雰囲気なので昼間も良いだろうし、紅葉がきれいなら青紅葉もきれいな筈。

そしてもう一つ、今年のお正月に買った御朱印帳がもう、あと3ページになってしまい、そろそろ新しい物を物色しはじめていて、このお寺のものが良さそうだったのだ。

最近は東急ハンズ等で可愛いのが沢山出ているが、そういうのではなく、寺社オリジナルが欲しい。

視野に入れていたのは東山長楽寺の紅葉の柄のもの、建仁寺の「風神雷神屏風」柄などだが、できれば気に入ったお寺のものを持ち歩きたい!とネットでいろいろと情報を探し、青蓮院の新しい御朱印帳、と紹介しているブログを見つけた。




私の好きな青色、その上大好きな蓮の意匠、これに決めた!

紅葉の季節でなければやはり、人は少なめ。
去年50メートル位人が並んでいた大楠の木の辺りも人影なし。
それにしても見事な楠、天然記念物に指定されているだけの事はある。







どなたか庭を眺めながら写経でもするのだろうか。と言う風だが、置いてあるのはリング式のノートであった。






ここは門跡寺なので、由緒ありげな御殿風のしつらえの部屋がたくさんある。




今日は池の鯉ものんびりしているようだ。





月曜と言う事もあり、庭師の方たちがいっぱい入って作業中。歩いていくと何人もの作業員の方に会う。

「暑いから大変ですね」
「いやあまだ、涼しいですよ、ここは」

確かに、ここは東山をかなり上がってきた所なので、夜は星がきれいに見えたりして意外に思ったものだ。




今はツツジが満開、そろそろ終わりという所だが、桔梗も咲き始めている。

梅雨時ともなれば、この苔類もさらに鮮やかに生き生きしてくるだろう。




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桜の季節は終わり。

2015-04-13 23:19:55 | 御朱印帳
4月も半ばと言うのに寒い事と言ったら…。


桜の季節も終わってしまった。去年も確か一日、物凄く寒い花見をしたが、他はずいぶん暖かい日もあって、あちこち回って写真も撮れたのだが、今年は休みの日には必ず雨。平日も降ったり止んだり、あるいは曇り空続き。
写真撮影には残念な春となってしまった。

先週も日曜は雨、降らなければ同居人と毎年恒例の花見弁当を拵えてどこかに行くつもりだったが、土曜日から雨。
月曜日の私の休日も降ったり止んだりっぽい天気予報。

桜はもうあきらめて、洛陽三十三所観音巡礼をスタートすることにしようか。


最近の寺社では「御朱印ビジネス」を頑張っているらしい。少し前から、寺社を参拝し御朱印を集める「御朱印ガール」が増え始めた、という話をネットで読んでいたが(なんでもガールにするなあ…)先週もニュースで、御朱印帳の売れゆきがすごく、寺社でもオリジナルご朱印帳を出したりして結構なビジネスになっているという事だ。
御朱印自体は300円だけれども、参拝し、お土産買ってご朱印帳も買っておみくじひいて…と考えると結構お金落としていく人もいるはずなのだ。

東急ハンズにもご朱印帳コーナーがあって、女の子が喜びそうな可愛いご朱印帳がたくさん並んでいる。


京都奈良大好きな私としては、ご朱印と参拝料で寺社がうるおうのはいいと思うのだ。楽しませてもらっているので、お手伝いしたい気持ち。

奈良の唐招提寺で素敵なご朱印帳と対の袋を見つけたのはお正月。紫に黒、私の大好きな色合い。お寺にある宝物の模様を使ったものだそう。
以前から御朱印集めには興味があったので、こんな素敵なのをもってあるくの、いいな、と思う。






「どうしようかな…」
「それ、何するものだ?」
「ご朱印を書いてもらうんだよ。お寺や神社に参拝した記念にもらうんだ」
「欲しかったら買ってみたら?」

同居人も面白そうと思ったらしく勧めてくれる。

「どうせなら、歩いて行けるんだからもう一つ、薬師寺行ってもらって来たらどうだ?」

で、薬師寺まで足を運んで書いてもらう。
ご朱印所にはずらっと人が並んでいる。さすがに薬師寺、3種類位御朱印があるが、基本の「薬師如来」を書いてもらう。かっこいい!




こちらは「お寺用」なので、神社用のものは京都の清明神社でゲットする。こちらはネットで見て、お約束の五芒星のデザインと紺色がいいな、と思っていたのだ。何と言っても安倍晴明大好きでもあるし。しかし行って、実際買ってみると結構チャチな感じだったのが残念だが。
しかもその場で書いてくれるのではなく、印刷してあるのも…

また、文字もお寺の方が格好が良いのは何故だろう。




それから3か月、奈良、京都めぐりの度にこの2冊がお供をしてくれるようになった。カメラもあるからかさばって重いのだけれど、御朱印も寺社によって特徴があって面白いものだ。沢山お寺や神社には今まで行っていたのだから、もう少し早く始めていれば良かった。それでも、智積院、興福寺、知恩院、銀閣寺、詩仙堂、下鴨神社…かなり、たまってきた。



いちど緒に京都に行った友人も、私がご朱印をもらっているのをみて急に関心が沸いたらしくその場で知恩院オリジナルをゲットした。



私の集めたご朱印を眺めて同居人曰く「有名どころのお寺はやっぱりそれなりに格好いいなあ。ちょっと風合いが違ってなかなかなのは化野念仏寺。」などと言っている。

書いて下さるのはほとんどの場合年配の男性だが、化野念仏寺のみは若い女性だったので文字の運びも全然違っていたのだ。




御朱印に興味があったのは、一緒に働いているアメリカ人の先生が「西国三十三所巡礼」をして、ご朱印を集めているからだ。こちらは京都奈良、滋賀、和歌山に兵庫県、かなり広範囲な上で回るのはけっこう大変だそう。こちらは特別な決まったご朱印帳があるので、記念用のものとやはり2冊持って歩いているそうだ。


ところがある寺社で「洛陽三十三所観音巡礼」というポスターを見つけた。

西国じゃないの?

調べてみると、これは西国三十三所を回るのが昔は今以上に大変だったので、ならばと後白河法皇が、京都市内の観音様を祭るお寺を三十三所巡礼する、というものを平安時代末期に定めた、と言う事だそうだ。

京都市内なら簡単に回れる。



「後白河法皇というと、あの、さいころ振ってたやつか?」と同居人。(大河ドラマ「平清盛」を私と時々見ていたので

「そうそう、清盛とすごろくやってたでしょ」

「むむ、あいつか!あいつは信用できん!」

…松田翔太さんの演技が怪演すぎたのか…
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