たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

カンザキハナナ

2015-01-19 19:33:26 | 現実
・・・て、何?

と思ったのが最初。

寒咲花菜、だ。 

新聞の写真で見たのが最初かと思うが、滋賀県の琵琶湖大橋の近くに、比良山系をバックに咲く、早咲きの菜の花の名所がある。

早咲きも早咲き、真冬の1月から咲いているので「寒咲」とはよく言ったものだ。 菜の花の黄色と真っ白に雪を頂いた比良山系との対比が有名で、いつかは見に行きたいと思っていた。


もともとこの日か、と思っていたが、前日に天気予報を見ると

西風が強くくもり時々雨、だと言う。 比良山系が曇って見えなければあまり意味がない。仕方ない、「京の冬の旅」に鞍替えしようか。長谷川等伯の襖絵を見るのに天気は関係ないだろうし。


さて、朝。意外に晴れている。 ネットの天気を見ると「今いる地域の天気は?」と言うのが出ているが、滋賀県の人は大半が「晴れ」と答えている。これなら?ととりあえずは滋賀県まで行ってみる方向へ。どっちにせよ京都を通るのだから、途中で雨でも降れば鞍替えの方にすればよい。
とりあえず天気予報は無視。


電車の中から見る空は、雲はあるが基本、陽がさしている方が多い。 琵琶湖を目指そう。

JR堅田駅からバスで「第一なぎさ公園」へ。

・・・公園???  どう見ても、「建物の傍の菜の花畑」なんだけど…  後で見ると、公園はさらに北側に琵琶湖沿いに広がっていたらしい。

新聞の写真で見た感じでは、広大な菜の花畑が想像されたのだけれど、実際は「リゾートマンション横空き地」に菜の花が植えられているという感じでそこまで広くはない。
しかも湖岸道路がすぐそば、車がびゅんびゅん飛ばしている音が聞こえる。

雲の晴れ間を待つらしきアマチュアカメラマンが数名。この寒いのに犬の散歩の人もいる。

しかし景色は素晴らしい。



写真で見るとそこまでではないが、琵琶湖の色は紺青、白い山の頂と、こちらも好対照だ。
水辺まで行ってみると、寒い!! 天気予報はここは当たっていた。風が強い!!


しかし菜の花を見ると、寒くても「春」を感じるのはなぜか。黄色の色がそうさせるのか。
雀ものどかに飛び回っている。





しかし…とにかく寒い。カメラを構える手もかじかんでくる。お昼になるし、そろそろ退散か? とバス停へ。

あれ?

12時台にバス、ない… 次、1時半… 

そうか…行きは物凄く順調なナビの結果だったので、帰りのバスの事を考えていなかったのだ。 帰りもそんなもんだと頭から思っていた…

あきらめ悪くスマホのナビを見ると、「12時2分出発→琵琶湖大橋東詰」となってるのに…

あれ?

12時2分発、「徒歩」だった! うそお… この車びゅんびゅんの湖岸道路を… 

仕方ない。なんか、「路線バスの旅」みたいだけど。 1キロは余裕だから…でもこの強風!! 西風強しの予報を恨む。 西に向かっているから向かい風なのだ。顔冷たい!
で、「琵琶湖大橋東詰」で12時20分のバスに乗ってJRの駅まで行くはず…なんだけど…

バスの時刻表…12時20分なんて、ないやん!!  このナビ、嘘ついてる?! 1時近くまでないやん!!

しかしナビを見ると、なんだかさっき乗ってきたのと違うバス会社の名前になっている。 …しかしバス停はここしか、ないのだ。それこそ幹線道路で、琵琶湖大橋につながっている。間違いはないはず…

あれ?  バス、来た。  なんか、長距離バスっぽいのが… 止まった。 良かったあ… 謎だけど…

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日の出

2015-01-13 00:20:06 | 現実


これは初日の出ではない。1月3日の朝のもの。

前日はホテルステイ。
年末年始、岡崎までの夜中の往復運転が数日、従って通常の仕事片付けもあり忙しく、休みなしだった同居人、心配していた私に悪いと思ったのか、帝国ホテルをいつの間にか予約しておいてくれた。

年越し蕎麦もお雑煮も食べられるかわからない、と言うことで、いつも頼む、らでぃっしゅのお節もなし。

結局は何とか年越し蕎麦には間に合って帰ってきたので、いつも通り柿の葉寿司と蕎麦、1日のお雑煮、夜のてっちりも一緒に食べられた。
河豚は毎年、黒門市場でさばいてもらうのだ。

お雑煮は1日のは京風白味噌で野菜のみ、2日は関東風のすまし汁、醤油味だが合鴨で。
同居人は茨城県、私は北海道で、文化圏としては関東だが、白味噌雑煮はなかなか美味しいもので二人とも大好き。

ホテルステイは朝食だけなので、阪神のデパ地下でオードブルやおかずやら色々買い込んで部屋で食べる事にする。
初売りの日にデパ地下は初めてだったが、さすがに物凄い人!
食品も福袋だらけ。

ホテルの部屋は広くて良いが、完全に禁煙、同居人は煙草の度にロビーまで降り、外に出ていかなければいけない。
何階かに一つでも喫煙室作ればいいのに...

朝は早起きして「なだ万」の朝食だったが、正直それほどでも...

それよりは、初めて山から昇る日の出を部屋の大きな窓から見られたのが良かった。
今まで、御来光を拝みに行ったこともなく。
あっという間だったけれど。

昔小学生の時、「朝早く起きて、東の空に出てくる日の出を見る」と言う迷惑な宿題があった。

母が起こしてくれたのだが、もうすでに屋根の上に完全に出てしまっていて、「日の出を見る」でなく「朝日を見る」 状態だったし、母も相当、迷惑そうで申し訳ない気持ちになったのが印象に残っている。
それは夏だったので、随分早い時間だったはずだ。

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ダイエット(母の入院日記11)

2015-01-06 00:35:55 | 母の記憶
本当に久々に、母の日記をアップする。

2002年の年末から03年の2月までの、ちょうど今頃の季節に、母が札幌の病院に入院していた頃に書いていた日記だ。メモパッドに一日ずつ綴られている。もう書かれてから12年も経ったのだ。

つまりは、母が亡くなってからもう12年経つという事、当たり前なのだが時の流れは速い。

検査の「査」と結果の「結」の字が間違っていることに今初めて気づいた! 「検査」というのは良く書いてあるのだが、めったにその「結果」が書いてある事はない。ここにも書いてないが、この後にもなかったはず。書かずとも頭に残らざるを得ないほど真剣に聞くだろうから当然だろうが。

しかし目に止まったのは体重。48㎏もあったのか?母は私より小さかったし太ってもいなかったが…やはり肝臓が悪くて腹水がたまっていた、と言う事だったから、そのせいか。しかし、体重が書いてあるのはこのページのみ。他の日にも計っていたのだろうか?たまたまこの日だけ書いたのか?


去年の6月から「ゆるい低糖質ダイエット」を試みて毎日体重、体脂肪率、筋肉量、代謝量を記録しているため、これが目についたのだけれど…。




この本は良い。無理せずひと月1㎏ずつ減り、体脂肪率も減った。食べずにダイエットは厳しいだろうが、食べる順番を変える、食べるものを選ぶというだけで結構量は食べるので、おなかも減らず、別に辛くもなんともない。

去年5月頃に「なんだか体が重いなあ」と思って始めたのだが、正直、野菜やたんぱく質を多くとって、ご飯やパンの量を今までの1/3にした、と言う位ならば、食生活を変えてみた、というだけで、目を吊り上げてダイエット!と言うほどのものではない気がする。
実際その方が体に良いだろうし、ちょうどいい位の体重になってからも同じ食生活を続けている。

体が軽くなったのみならず、頭痛もちだった私が、ここ数か月、ずっとイブクイックやロキソニン飲まずに来ているのも変化だし、寝つきが良くなっているのにも驚く。血糖値が急に上がり下がりするとバランスが崩れて頭痛が起こるとか聞いたが、それが無くなったのかも。

そう思う理由が、クリスマスに生徒さんからケーキやシュークリームを頂いて2日くらい続けて食べた後、数か月ぶりに頭痛が来たからだ。

髪や肌の乾燥も減り、びっくり。

母は多少偏食気味の所があったし、生きていた時にこの食事の仕方を知っていたら教えてあげたのになあ、等と考えたりもするのだ。

肝臓には関係なかったかもしれないが、食生活でもう少し何とかなったのでは、と思う事も最近はよくある。
コメント (1)
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