たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

祇園、八坂神社でご祈祷

2022-05-12 23:24:03 | 神社仏閣巡り
今年は私、還暦。
赤ちゃんに帰るらしい。
知らなかったが、神社仏閣によって、1962年生まれは、厄年と考えられたりそうでなかったり、するのだ。
厄年と言われる所もあるので、どこかできちんと厄払いをした方がいいのかな?と考えていたのだが驚き。

最強の厄払いをして頂けそうなのは、きっと、素戔嗚尊、と思い八坂神社にお電話してみると、
「当神社では、厄年ではないので、災難払いになりますね」
・・・そう、HPの厄年に載っていなかったので「???」と思っていたのだ。
それならば、相方と一緒に災難払いをして頂こう。





コロナが始まってから、初めての「制限」のないゴールデンウイーク、朝わりに早く行ったが結構な数の参拝者がいる八坂神社。
受付に行ってみると、私の歳は、「歳祝い」のご祈祷になるそう。厄でなく、めでたい歳と祝っていただき、健康長寿を祈願という事だ。それも嬉しい。
相方は身体健康と災難払いにして、2人で拝殿へ。

拝殿でもう一組のご夫婦と並んで座り、ご祈祷して頂き、御神楽も舞って頂く。
両手に鈴を持った巫女さんがゆっくりと舞う。
いちど拝見したいと思っていたので、嬉しい。
が、後ろの壁の向こうは外で参拝している方たちがガランガラン鈴を鳴らして次々とお詣り中。
ご祈祷も聞こえにくい位の盛況ぶりである。さすが京都祇園の神社だけある。

終わって授与品を頂く。これは祈祷料によるみたいで私も相方も同じもの。



お札、お守り、お神酒、ご神饌、それに祇園暦。



ご神饌は有名どころの京菓子のお店、亀屋清永の砂糖菓子。おめでたい紅白。しかしとにかく甘いので一日一個位頂いてなんとなくめでたい気分に。
相方は翌日お神酒を晩酌に。「普通だけどありがたい感じ」とか言いながら飲む。
お馴染みの八坂神社でお願いしてよかった。毎年、厄除けの蘇民将来の木守りを頂き、大阪と茨城の玄関先に飾っているのだが、神社でご祈祷して頂くのは初めて。
よい記念になった。


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西国三十三所、満願の日

2022-05-09 22:15:49 | 西国三十三所観音巡礼
6年で、ついに満願成就。
コロナがなければもう2年は早く満願になっていたと思うのだが、やっとの事ですべてのお寺にお詣りが出来た。
すっきり。





ラストの第三十三番、岐阜県の華厳寺。



思い立ったのは2016年秋、11月。京都西山、第二十番、善峯寺だった。





紅葉が美しい時期に始めた巡礼は青紅葉の季節に満願となった。



花山法皇が寛和2(986)年に最終札所とした、という事。
こちらでは3つのお堂に参り、御朱印も3つ頂く。本堂、笈摺堂、満願堂。
満願証も書いていただいた。







満願堂から見下ろす景色は、さすが春の一番良い季節の青空に映える緑の山々。




そのほかにも体の具合の悪い所にお札を貼ったら回復するという「苔ノ水地蔵」さんや、本堂下の戒壇巡りなど試してきた。真っ暗って意外に、日常にはないものだと実感。



ここまで上がってくる前には、ずいぶんと長い参道があり、門前町にたくさんの店が並んでいる。

「ちょうどお昼になるけど、ごはん食べるところあるかなぁ?」

今まで行ってきた西国三十三所のお寺は、山奥で周りにはなにもない、というお寺もよくあったので、食事が何より楽しみな相方には気になるところだったが、幸い蕎麦屋があり、
「満願蕎麦」と味噌田楽などこの地方らしい食べ物を頂けた。






2014年~2015年の1年で満願になった洛陽三十三所のお寺は、西国三十三所のお寺が廻るのがとても大変なので後白河法皇が京都市内に代わりに設定した、というものだったが、
ほんとに西国三十三所は山中のお寺とか、アクセスの難しい所が多い。
北端は宮津の成相寺、南端は那智の滝のある青岸渡寺、西端は兵庫県姫路の圓教寺、そして東端は今回の華厳寺。けっこうな距離だ。
半数のお寺には相方が車を出して連れて行ってくれたが、そうでなければもっと時間がかかっていたかもしれない。
大分きつい場所にも付き合ってもらった。

例えば2020年のお正月に行った第四番施福寺、弘法大師様が得度した由緒あるお寺、ここは30分山道を登らないとどうしても行けない。
車でも行くルートがないので、ほぼ登山だった。屈指の難所、と言われてるけど、まあ車あるし、と思ったのが甘かった。
願い事のほかにも、思い出が出来て、実に面白かった。
「いろいろ、こんなお寺があったんだなぁ、と思ったな」と相方も。

観音様たち、ありがとうございました。
さぁ後は、番外札所にお詣りして、御朱印帳全部のページを埋めよう。
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