夢はよく覚えている方だが、起きる直前の夢は特にそうだ。今朝の夢もとてもはっきりとしていた。
私は今の会社を辞めて、どうやらオフィスで事務員をしているらしい。
外回りから何故かタクシーで帰ってきた営業の男性が、携帯で電話してきて、なかなか電話に出なかったと言って怒っている。着いたらタクシー代を払いに出てきてほしいから電話したのに、と言う事だった。
タクシーが着いたので、私が払いに出て行った。細かいコインを数えて運転手さんに渡した、なんていう場面まで今も思い出せる。
その営業の男性社員は、私に後を任せるとさっさと礼も言わずにオフィスに入っていった。
他にも事務の仕事を何かしていたようなのだがそこはよく思い出せない。
「こういうもんなんだよね」と思いながら働いているのだが…何が「こういうもん」なのか、はっきりとは夢の中でも意識はしていなかったが、おぼろげにそのイメージは残っている。
会社のイメージとしては、昔20代のころに働いていた医療品の卸の会社にとても似ているように思えた。この写真の、北大の南門のすぐ近くにあったのだ。あった、というのは、今はその会社が入っていた建物自体今はないからだ。10年以上前帰省した時も行ってみたが、その時点ですでになかった。(ちなみにこの写真は去年夏のもの)
googleしてみても出てこない。とても近い関係の会社があったから、もしかすると合併したか何かかな、とも思う。
お茶汲みどころか、お昼にコンビニの「鍋焼きうどん」を男性社員のために作らされた事もあったし、なぜか支店長の息子のミニカーを買いに行かされたこともあった。
旧態依然とした小さな会社だった。
留学前にその会社で3年弱働いたが、留学のための資金作りと割り切っていたためもあるし、この会社で何かキャリアを積もうとも思わなかった、と言うよりは何も考えていなかったのだろう、そういうものだと思って事務の仕事も言われたことを「こなす」ことしかしていなかった。
現在の職場では、むろん会社だから会社の方針があるし、学校自体は各学校のマネージャーの作るものだからそこに合わせていくわけだが、私自身で収入計画を立て、それに基づいて企画を考えたり、広告を打ったり教師たちへの落とし込みや指導もしていくので、自分の裁量やアイディアで物事を進められる部分も多い。
それは、失敗すれば大変だし面倒な事は多々あるけれどそれはそれで面白いものでもあるのだ。
女性がほとんどの職場だから、男性に気を使う、と言う事もないし(男性のほうが気を使うに違いない)長年働いてお局様になっても、「やめろ」という圧力がかかることも居づらくなることもなし。気楽なのだ。
そういう状態に慣れてしまっているので、今朝の夢で見た昔のような仕事は、夢の中でさえ「違うなあ」と違和感を持ってやっているのだ。
昔のような仕事が私にとって良いか悪いかとか、女性の立場がどうとか、いう問題を夢の中で考えているのではないが、そこで働いている私は明らかに「ダウン気味」の精神状態であったような気がする。こうやって働いていくんだな、これから、と後悔しているような…そんな重いものが起きた時に残っていた。
同時に自分で自分の歴史を垣間見たような。
何故こんな夢を見たのかはわからないが、もしかすると、「動物のお医者さん」を読み返したり、最近していたせいだろうか。このマンガの舞台は北大獣医学部だし、獣医学部はお得意様のひとつだったのだ。しかし楽しいマンガなのだから、もっと楽しい夢を見たかったものだ。獣医さんになるとか。
昔の会社の通勤にはこの南門を入って北大の構内を突っ切る通りを抜け、地下鉄駅へと歩くコースをとることもあった。かれこれ20年以上前の事である。木々も少しは大きくなっているのだろうか。景色は昔と変わっていないように思うのだけれど。
私は今の会社を辞めて、どうやらオフィスで事務員をしているらしい。
外回りから何故かタクシーで帰ってきた営業の男性が、携帯で電話してきて、なかなか電話に出なかったと言って怒っている。着いたらタクシー代を払いに出てきてほしいから電話したのに、と言う事だった。
タクシーが着いたので、私が払いに出て行った。細かいコインを数えて運転手さんに渡した、なんていう場面まで今も思い出せる。
その営業の男性社員は、私に後を任せるとさっさと礼も言わずにオフィスに入っていった。
他にも事務の仕事を何かしていたようなのだがそこはよく思い出せない。
「こういうもんなんだよね」と思いながら働いているのだが…何が「こういうもん」なのか、はっきりとは夢の中でも意識はしていなかったが、おぼろげにそのイメージは残っている。
会社のイメージとしては、昔20代のころに働いていた医療品の卸の会社にとても似ているように思えた。この写真の、北大の南門のすぐ近くにあったのだ。あった、というのは、今はその会社が入っていた建物自体今はないからだ。10年以上前帰省した時も行ってみたが、その時点ですでになかった。(ちなみにこの写真は去年夏のもの)
googleしてみても出てこない。とても近い関係の会社があったから、もしかすると合併したか何かかな、とも思う。
お茶汲みどころか、お昼にコンビニの「鍋焼きうどん」を男性社員のために作らされた事もあったし、なぜか支店長の息子のミニカーを買いに行かされたこともあった。
旧態依然とした小さな会社だった。
留学前にその会社で3年弱働いたが、留学のための資金作りと割り切っていたためもあるし、この会社で何かキャリアを積もうとも思わなかった、と言うよりは何も考えていなかったのだろう、そういうものだと思って事務の仕事も言われたことを「こなす」ことしかしていなかった。
現在の職場では、むろん会社だから会社の方針があるし、学校自体は各学校のマネージャーの作るものだからそこに合わせていくわけだが、私自身で収入計画を立て、それに基づいて企画を考えたり、広告を打ったり教師たちへの落とし込みや指導もしていくので、自分の裁量やアイディアで物事を進められる部分も多い。
それは、失敗すれば大変だし面倒な事は多々あるけれどそれはそれで面白いものでもあるのだ。
女性がほとんどの職場だから、男性に気を使う、と言う事もないし(男性のほうが気を使うに違いない)長年働いてお局様になっても、「やめろ」という圧力がかかることも居づらくなることもなし。気楽なのだ。
そういう状態に慣れてしまっているので、今朝の夢で見た昔のような仕事は、夢の中でさえ「違うなあ」と違和感を持ってやっているのだ。
昔のような仕事が私にとって良いか悪いかとか、女性の立場がどうとか、いう問題を夢の中で考えているのではないが、そこで働いている私は明らかに「ダウン気味」の精神状態であったような気がする。こうやって働いていくんだな、これから、と後悔しているような…そんな重いものが起きた時に残っていた。
同時に自分で自分の歴史を垣間見たような。
何故こんな夢を見たのかはわからないが、もしかすると、「動物のお医者さん」を読み返したり、最近していたせいだろうか。このマンガの舞台は北大獣医学部だし、獣医学部はお得意様のひとつだったのだ。しかし楽しいマンガなのだから、もっと楽しい夢を見たかったものだ。獣医さんになるとか。
昔の会社の通勤にはこの南門を入って北大の構内を突っ切る通りを抜け、地下鉄駅へと歩くコースをとることもあった。かれこれ20年以上前の事である。木々も少しは大きくなっているのだろうか。景色は昔と変わっていないように思うのだけれど。