たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

古い夢日記

2011-10-31 01:20:29 | 夢と現実
夢日記を1年半ぶりに再開する。

1998.1.4(sat)

洗濯物を干すロープ、白いものを手に持っている。買ったのか買おうとしているのかわからない。外にある洗濯物ロープも白に変えたいと思っている。
E君が左腕を三角巾で吊ってやって来る。腕は腫れていて痛そうである。(この日、実際にE君が来た。寝ている間に同居人に電話が来て、その様子からE君が来るらしいと寝ぼけつつ気づいた。)





先日PCの下に置いてあるコードやプリンターインクの入っている箱を整理していて、このフロッピーを見つけた。
98年からの夢日記だ。これより前はPCがうちにはなく、ノートに書いていた。1年半ぶり、と言う事は、96年、大阪に引っ越しした翌年にはちょっとストップしていたのか?
と言う事は大阪に住み始めてすぐ位から夢日記は書いていたのだろう。


初めて我が家にパソコンと言うものがやってきたのは97年のこと。仕事でも使いたい同居人が、どうしてもノートパソコンが欲しい、というので、購入したが、その頃の我々には大枚はたいた買い物であった。ラップトップは30万以上したのだ。プリンターも一緒に買って、全部で40万位はかかった記憶がある。今なら全部で7,8万でもいけるだろう。
しかも重たい事といったら!今私が会社で使う私物のラップトップの5倍くらいは重かっただろう。大きさ厚さも結構なものだった。

夢日記をPCで書き始めたのは、ワードの使い方の練習をしたかったからなのだ。
今、「ワードの練習」と書くと何となく「ぷぷっ」と笑える感じだけれど、当時はタイピング自体が「頑張って」いた状態だった。
13年前の事である。そろそろ家庭にPCが普及し始めたころ。メールを送れて感動したことをよく覚えている。ネットで調べ物が出来るという事も…。
ピポピポいう音でつながり、書いてる間はオフラインにする、とか。今考えると可笑しい。


最初の紫の文字部分がフロッピーからコピーした夢日記の出だしの部分だ。
今のPCではフロッピー、使えない。 しかし同居人が会社で、古いフロッピー使えるものがある、というので、USBに移してもらうよう頼んだ。大した量ははいっておらず、同居人はメールに添付して送ってくれたが、「最初のとこ読んだけどめんどくさくなって後は読んでない」と言う 人の夢の話は確かに面白いものじゃないよね…

この、洗濯もののロープの夢はどことなく、覚えている。そのころ住んでいたアパートで、外に干す洗濯物のロープ、あまりきれいではないので替えたい、と実際に思っていたような気がするのだ。E君というのは当時の同居人の同僚である。
13年前の夢であるから、ほとんどは覚えていないが、中に出てくる登場人物が懐かしかったり、今でもよくある夢のパターンが書いてある。


突然上から誰かが駆け下りてきて、私を追いかける。
逃げて隣のビルの中に走って入る。殺風景なビルの中、階段の側を走って過ぎる。右と左に廊下が分かれている。これは、右の方が出口に近かったはず、と思い右に行く。うまく逃げおおせた。必死で逃げているけれども、心のどこかで、自分自身でこの状況を設定して、追いかけられてうまく逃げるようにしているように夢の中で思っている。




この手の「逃げてどこか楽しんでる風」の夢は今でもよく見る。懸命に逃げてはいるのだが、絶対逃げおおせるとわかっているのがわかる、というていのものである。



岩見沢の実家にいる。父か母が、同居人に電話が来た、と言う。旅行会社からで、何か飛行機のチケットのことを確認したいらしい。何でも、同居人の家に電話したら、お父さんが同居人には連絡はさせない、と怒っていたらしい。私は、携帯にかければいいのに、と思い、かけてみると、会社か何かの留守番電話のような、宣伝のようなものが流れてくる。電話番号が間違っていないので、びっくりする。同居人はいったいどこにいるのか。携帯電話はいったいどうしたのか。あせっている。


この、「連絡が取れない」系の夢も今でもよくある。ボタン押しても何度も間違う、とか、電話がつながらない、とか。
人間は、そうなったら困るな、と言う事を夢に見て備えにする、という話を聞いたことがある。これなどはそうだろう。

さて、そろそろ夢の時間である。どうも寝付けないのでPCに向かう事にした。(眠れない時にはかえってよくないらしいが
今日は楽しい夢になるか? 月曜は私の公休日だが、明日は締日で仕事。もう寝た方がよいだろう
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中之島公園秋薔薇そしてアヒル

2011-10-25 00:11:56 | 現実
「中之島にヒヨコ見に行きたい」
「ヒヨコ?」
「大きなヒヨコが川に浮いてて…」(もうこの時点で同居人は話を聞いていない)

仕方がない、ネットで調べてHPを見せる。

http://www.hetgallery.com/rubber-duck-project.html



「昨日からわけのわからん事言ってると思ったらこれのことか」

…よく考えてみたらこれは、「ヒヨコ」ではなく、「アヒル

確かにヒヨコは川に浮かないだろう

世界中を巡っているこのラバーダック、大阪に何度か来ているのは知っていたが見に行く機会がなかった。今年こそ、と休みの月曜日、カメラを抱えて中之島へ。
「アヒルには国境がない。誰でも癒される」とラバーダックを作ったアーティストのホフマンさんは言っているが、私は単に、よくお風呂に浮いてるあのアヒルが巨大になって川に浮いてる、ってどんな風?ぜひ見てみたかったのだ。ネットで見てもびっくりの大きさだった。
ここには薔薇園があるので、薔薇の写真も撮りたい。




今年はラバーダック、東日本大震災のチャリティで来ている。







びみょーに継ぎ目が気になるが9メートルのアヒルってすごい。ピンクの薔薇と好対照…とは言えないか。




秋薔薇は真っ盛り!蜂も大忙しで蜂だらけのなか撮影に歩き回る。ここはオフィス街なので、ちょうどお昼時、お弁当持って薔薇園に来ている人がいっぱいいる。
なかなかよいランチタイムだろう。

色別に薔薇の写真を並べてアルバムを作成。

やはり紅薔薇からだろう。そしてピンク、さし色に黄色、大好きな紫、そして締めは白薔薇。



デジブック 『中之島公園・秋薔薇』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日香・彼岸花便り

2011-10-03 16:47:11 | 現実
明日香村に、彼岸花の写真を撮りに行ってきた。

随分以前の事だが、9月末頃に同居人とドライブついでに彼岸花を見に行き、甘樫の丘に登って景色を眺めたりしたときに何枚か撮った写真が残っている。その日は飛鳥彼岸花祭りの日で、万葉風の衣装を着た人たちが石舞台横の原っぱにたくさんいた。




また、狭い道路を車で行くと、前のトラックに「亀石」のレプリカが載っていて、それを見ながらのドライブになり面白かったのをよく覚えている。

(コレは本物)
   ↓



去年の10月初めに彼岸花の話を書いたが、去年は猛暑連続の後のやっと一息、という事で彼岸花がとりわけ印象的だった記憶がある。

今年は、9月末の連続勤務で疲れ切った後としては珍しい位の早起き(私にしては日曜の8時起きは相当早い)をして同居人と出かけた。同居人は、明日香村の自然の中をオープンカーでドライブ、というのが楽しみで付きあってくれた。
棚田の彼岸花で有名な、稲淵に今年は行ってみることにした。

近所で朝マックして(これもお出かけ日の楽しみ)出発。

稲淵の棚田は、石舞台古墳の南西、飛鳥駅や高松塚古墳から見ると西側にあたる。山中をドライブしていくと突然あたりが開け、明るくなる。
飛鳥川が流れ、山々に囲まれたのどかな場所だ。
ゆったりと曲がりくねった道を降りていくと、なだらかな起伏に沿って棚田が続く。その棚田の縁取りの様に彼岸花が咲いているのだ。見事な眺めである。

彼岸花祭りは先週末だったし、ちょっと遅いかと思ったけれど、まだまだ美しい姿を残した花がいっぱい、咲いていた。

車を置いて「かかしロード」や(不思議な「これで案山子なのか!?」というものも並んでいる)畑、田んぼの間の道をのんびりと歩くと、飛鳥川の流れる音、秋の虫の音、鳥の声、同居人に言わせると「サラウンド状態」で気持ちの良い散歩が楽しめた。
ところどころで彼岸花の撮影をする。

私のみならずあちこちでカメラを抱えた人々が結構歩いている。この田舎道にこれだけ人がいるのはいま時だけだろうが、車もずらりと道沿いに駐車しているのだ。


突然、3人の、20代と思われる女の子3人がきゃきゃきゃと賑やかに自転車で現れたかと思うと、わらわらとそれぞれ自転車を降り、何をするかと思ったらちょうど、私の愛機と同じような、ズームレンズを付けた小振りの一眼を構えて彼岸花を撮りまくり始めた。

「見ろ、お前と同じ『なんちゃって』軍団だ!」

同居人は、私が去年末愛機ミラーレス一眼、パナソニックGF1を購入して以来、私の事を「なんちゃってカメラマン」と呼ぶのだ。
特に私のカメラはピンク。欲しかった白や黒が出払ってしまって、ピンクしか色がなかったためだが、確かにいかにも「女性向け」

「やっぱり、『なんちゃって』である以上、お前ももう少しチャラさを出した方がよくないか?」

うるさい


さて、ここからは珍しい白の彼岸花を撮りに行くため、石舞台古墳へ向かう。車をオープンにして飛鳥の道を行く。風が通って気持ちよい。ところどころで金木犀の香りが一瞬。

白い彼岸花も上品で良い。黒っぽい石舞台の巨大石と白い彼岸花も良い対照である。
が、白いと彼岸花っぽくないのも確か。やはり赤がよい。赤に白い筋の入っているものもあって、これも華やかで美しいが、赤だけ、のほうが潔くて鮮やかだ。
彼岸花のどこか妖しいところも赤のほうが活きる。


デジブック 『明日香・彼岸花便り』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする