たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

雪が降りました。長谷寺へ。

2011-02-21 00:21:56 | 現実
2月10日、木曜日の夜から雪が降り始めた。

私の期待通り
明日は長谷寺へ行こう。

長谷寺はお気に入りの奈良のお寺。家からなら車で1時間というところか。一度行ってとてもよいところだったので、それ以来何度も行っている。
無論由緒あるお寺、源氏物語にも出てくるくらいだけれど、山に囲まれ、自然が豊かでいつ行っても美しい景色が楽しめる。
登廊を登って山道を降りてくる、その道筋も好ましい。

初夏の牡丹が一番有名なお寺ではあるが、春の桜、秋の紅葉もすべて映える。
しかし冬、雪の降るころには行ったことがなかった。
奈良は大阪よりは雪が降るけれど、ちょうど行けるときに雪が降るとも限らず、そういうチャンスはなかったのだ。
先々週はもともと、週末に雪が降るらしい、とは天気予報で見ていたので、もしかして11日、祝日に降るかも?と期待していたのが当たった。

近鉄に乗って長谷寺へ向かう。休日に、ひとりのんびり電車に乗ってぼーっとしているのもいいものだ。

1時間半ばかりかかって到着。しかし駅から長谷寺へは1キロある。

雪は湿っぽい。ダウンのフードをかぶって歩く。




登廊には人影もない。牡丹まつりの頃なら物凄い人の群れなのだが、さすがにこの雪の中、参拝する人はほんのわずかなようだ。





本堂の舞台からは遠く五重塔が。





向かい側の山々も真っ白。




五重塔側に回っていく。
本長谷寺の前に可愛い、小鳥みたいな雪だるま。





五重塔到着。
雪の中唯一の色、赤が映える。






春を告げる花も。






雪は春の雪。

北海道なら3月や4月に降る、重たく湿った雪。
階段や坂道で滑りはしないかとどきどきしたが、凍るような寒さでもないのだ。

やっと初めて、雪の長谷寺の写真が撮れて、満足して帰路に着いたが、着ていたダウンも湿っぽくなってしまった。
暖かくなるのももうすぐなんだな、と感じさせるような雪の日だった。

コメント (4)
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