たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

親子丼

2007-06-26 01:36:24 | オーストラリアの記憶
もうすぐ私の誕生日


オーストラリアでも数度の誕生日を迎えたが、その中でも印象に残っているのが、同居人の作ってくれた「親子丼」である。

シドニーにはフイッシュマーケットというところがあり、つまりは魚市場である。交通の便が良いというところでもないので、「さて、今日はこれを作るゾ。だから絶対にこの材料がいるのだ」という決意の元でなければあまり買い物には行かないところであろう。

「親子丼を作るから、フィッシュマーケットに行ってくる」と言う同居人。(料理好き

・・・・・鶏肉や卵は近所のデリでも売っているけど・・・・・
それに誕生日のお祝いに親子丼って・・・・・


「北海道の親子丼を作るんだ



・・・・・北海道の親子丼ってなんだろう・・・・・・・・・・食べたことあるのかな私・・・・・


仕事から帰ってくると、キッチンでなにやらオレンジ色の長いものを切っている同居人が。


「鮭一匹買って来たんだ!それからこれも」
見ると「salmon caviar」と書かれた瓶。イクラの塩漬けの瓶詰めだ。


「これが北海道の親子丼だろ?鮭とイクラ。」


そうだったんだ…そんな親子丼は食べたことないんだけど…
確かに親子丼になるんだよね、そう言われてみると…

しかしご飯に鮭の刺身とイクラ載せて親子丼って、北海道で言うのかな???
北海道の実家ではイクラが好まれていなかったのでまず食べなかった。
(筋子の方が好きだった)
考えてみれば鮭の刺身もあまり食べなかった。

オーストラリアで初めてこの組み合わせを食べたのだ

同居人作オージーサーモンの「北海道の親子丼」は美味しかったわさび醤油で頂いたのだ。

写真の日付は94年7月1日。13年前である。それ以来この親子丼は食べたことがない。



コメント (7)
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謎の紫陽花寺

2007-06-21 23:07:40 | 夢と現実
久しぶりに奈良の「紫陽花寺」、矢田寺に行ってきた。

「10年ぶり位じゃないか」と同居人が言う。
確かに、大阪に来てまもなくの頃だったはず、それなら10年経っているだろう。

梅雨とはいえ、晴れ間も時折広がる、外出にはちょうどよい天気、雨もどうやら降りそうにない
さすがに紫陽花の季節、駐車場も大混雑である

矢田寺の境内までは石畳の坂や階段を登っていく。周りにはちょっとしたお土産の屋台、喫茶店などがちらほら。

こんなに歩いたっけ??

暑いので途中で飲み物を買い、さらに上へ。

さてやっと入り口までたどり着いた。

境内に入るとすぐ左に紫陽花の大群。人の群れ。


記憶では右だったような??


とりあえず庭園に入っていく。

…しかしこれは、庭園とは言えないのじゃないだろうか??
ほとんど山登りである


確かに、以前来たときも、坂を登るのが結構きつかったので、「花を見る余裕ない~」とは言ったが…。

足を滑らせそうな石段、それも狭い上にくねくねと曲がっている。
上るのはまっすぐだったように思うんだけど…

「紫陽花に手を触れないでください」って言ったって、通路にはみ出しているから手でよけて通らざるを得ない

こんなにすごい通路だったかな???

とにかく一番上まで行って見る。
相当下に人々が歩いている。はるか眼下には奈良の街並みが。


「こんなんだったっけ??」と汗だくの同居人。

彼もどうもふに落ちない、と言う顔。
私だけではないらしい。

「だよね、なんか10年前の記憶と全然違うような気するんだけど…」
「実は矢田寺に行ったんじゃなかったのかな?」


行ったのは確かに矢田寺のはずである。


「写真を撮ったはず」と思い家でアルバムを確認してみた。
確かに、紫陽花見本庭の写真がある。これは今回もあったので間違いないだろう。
日付は96年6月23日となっている。11年前だ。

この10年位の間に、さらに山を切り開いて紫陽花を植えたのであろうか


謎はともかく、見事な紫陽花だった。
ガクアジサイあり、小ぶりの、あまり紫陽花には見えない変わったものもある。白、紫、青…一つの木の花でもそれぞれ色が違ったりするのが紫陽花らしい面白いところだろう。

なにやら手のひらから出した物を葉っぱの上に置き、激写している人がいる。
そっと覗いてみたら、かたつむりだった。

「きっと、『紫陽花とかたつむり』っていう写真を撮りたくて、家で飼ってるかたつむりを持ってきたんだよ」
「うん、間違いないな」


帰りには屋台で紫陽花色の金平糖を買い、おみやげにした。
毎日少しずつ楽しんでいる。

全部なくなる頃には紫陽花の季節も終わるだろう。

コメント (2)
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夜中に騒ぐ女

2007-06-14 02:17:25 | 夢と現実
夜中騒ぐ女。

それは私。


昔から、怖い夢を見てうなされる事がよくある。

怖い夢の種類は色々である。
ヒグマが襲ってきたとか(道産子らしい夢である)、
おそろしい顔のおばあさんが杖で殴りかかってきたとか、
ただひたすら体が動かなくて怖いとか、

たいていは、よく考えるとあほらしい夢が多い

一昨日の夜は、ちょうど読んでいた本が「絞殺魔」が主人公の小説だったので、それにカンタンに影響を受けたらしく、首を絞められる夢を見た。

いつものように同居人にぽんぽんと腕をたたかれて目が覚めた。
同居人はどんな大音響の中でも眠れ、寝付いたらまず絶対、朝まで目覚めないが、私が騒ぐとすぐ気づくようだ。
「ひぇぇ~~ひぇぇ~~って出ない声を出そうとしてるみたいな声で騒ぐ」らしい。

母も昔、同じように夜中うなされて騒ぐ、と言っていたのを覚えている。
「お父さんにね、横から突っつかれて、夢だったってわかるんだよね」

これはどうも遺伝らしい…



そういえばもうひとつ。

私はあごひげが生える。
あごの下、合計3箇所から黒く太い毛が生えてくる
伸び切ってから毛抜きで抜くのである。きれいに抜けるとすっきりしてうれしい。


さて、5年ほど前、母が入院していたときのこと。
ベッドに横になっている母を見ると、あごに2本ばかりヒゲが生えているではないか
私のとそっくりである。


「おかあさんもヒゲ生えてたんだね…
「そう、抜くのが楽しみでね」


・・・もう少しましなものが遺伝しなかったものか・・・










コメント (4)
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