たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

蜂?鉢?

2012-07-25 01:33:02 | 現実
真夏到来。

梅雨明けは先週だったが、それ以来暑い日が続いている。我が家の夏の定番、寝茣蓙も先週からスタート。これで随分寝心地が違うのだ。



ベランダのゴーヤも、梅雨が明けるといきなり成長が速くなる。日曜には蜂がやってきた。かなり大きな蜂でちょっとこわい。同居人と窓越しに眺めてみる。
花よりも葉っぱの上を飛び回ってなにかしている。調べてみるとこれはアシナガバチというもので、スズメバチの仲間。ただそれ程獰猛ではないらしい。樹皮などを材料に、唾液を加えて巣を作るとか。ゴーヤの葉っぱも巣材なのだろうか。
ゴーヤの雌花と雄花ちょんちょんしていないのに、あちこちに大きくなってきてる実があるのはこのハチさんのせいだろう。去年は蜂が来たことはなかったのだけれど。

私は日月が公休なので、昨日はのんびりとどこにもいかずに家にいた。なぜなら鉢がくる予定だったからだ。今度は「鉢」。

以前から欲しいと思っていた、睡蓮鉢を買ったのだ。これは睡蓮鉢、睡蓮、いくつかの水草、それにヒメダカ6匹のセット。
そういうセットが結構、ネットで買えるのだ。

6月に作ったビオトープのメダカは全滅。初めは元気いっぱいだったのに…入れ物が小さすぎて混雑しすぎたのか、それとも、金属製のプランターだったので、塗装や金属が水によくなかったかもしれない。
なのでこのセット、益子焼のものを買った。なかなか渋い!



買った店では、熱帯魚とか、ウサギなんかもネットで販売している。メダカは、魚が入ってる発泡スチロールの入れ物の中に、酸素入りの袋に入って保冷剤つきだったが、それプラス大きな鉢が一緒に入った、巨大なヤマト運輸の段ボール、私でも十分入れる大きさだった。

「ウサギってどうやって宅配するのかな?」
「ほら良く、高速走ってるとウマが入ったトラック走ってるだろ?あんなのじゃ…

と同居人。そらないわな。

一日中家にいたので、昨日は宅配のお兄さん、らでぃっしゅのお兄さん、帰ってきた同居人とウサギ話、それだけで、後は誰とも口をきかなかった。
普段は黙っていたくても喋り捲らざるを得ない仕事なので、こういう、喋らない一日はとても貴重で、充実した時間を与えられた。

与えられたというのは、誰からなんだろう。





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七夕

2012-07-17 01:22:10 | 現実
先週の土曜日はちょうど七夕、「大阪天の川伝説2012」に行ってきた。

仕事後、同居人と京橋で待ち合わせて天満橋まで京阪で。駅直結のモールの中を通っていくとすでにたくさんの人が大川への出口にならんでいる。
橋の上から見ることもできるが、せっかくなので1000円払って会場へ入り、「いのり星」投入といこう。

外に出ると長い列が!

船に乗る人たちと、会場に入る人たちの列が入り乱れている。これはずいぶん待つのかな、とは思ったが実はそう大した事はなく、いのり星をGETして会場へ。
パナソニック製LED電球入り「いのり星」は東京でも「東京ホタル」というイベントで使われたようだ。
直径8㎝位の白いプラスチックのボールの下に何やら金属部分が。着水すると青く光るようにできているのだが、同居人が周りの人たちを見て、「二つくっつけたら光るみたいだな」

あら?

同居人のとくっつけてみると、あら、確かにうまい事くっつけると光る。





写真撮ってから一緒に水に投入! もうすでにたくさんのいのり星が流れていて、私たちのもすぐに紛れてしまう。橋と橋の間のみの区間しか流れていないのが、網でも張っているのだろうか。
数年前からこのイベントはやっているが、平日では私の仕事終わってからは間に合わないので今年はラッキーだった。しかも梅雨時に雨もなし。どうも去年は雨だったようだ。

水面に浮かぶ無数の「いのり星」、流れの差であちこちたまってみたり流れてみたり、幻想的。青い光が映える。周りのビルからの灯りもそれにちょっとしたアクセントをつけてくれて、都会の天の川も、作り物とはいえなかなかよい。

混雑がものすごいので、「止まらずに進んでください!」とかアナウンスも入り、そうロマンチックなものでもなかったけれど。

会場を出て橋の上から見てみた方が流れに乗ったいのり星が天の川らしく流れていく。




「これ、どうやって回収するのかな?」
「網だろうな、やっぱり」
「船と船の間に網張って、魚捕るみたいにして一挙にたくさん掬うのかな?」

結局Youtubeで探してみると、「東京ホタル」回収場面がアップされていた。船から50㎝位の網で、手で掬っていた…めちゃ効率悪そうだった
こんなハイテク自慢らしき「いのり星」の回収が思い切りアナログだったのがかえって面白い


東京ホタル2012 「いのり星」の回収




さて、こちらも七夕風景。



私が小さい頃、七夕の日に撮ったものだが、それがわかるのは無論、私の横にある笹飾りのため。記憶には全くと言っていいほどないのだ、この時の事は。
4歳位の頃だろうか?ならば45年位前の写真だ。背後にウチの店が見えている。改築前の古い造りの頃だ。

北海道であるから、この日は8月7日。子供の頃は、七夕は夏休み中に来たものなのだ。
提灯を持って、子供たちだけで近所の家をまわり、「ろうそく出せ、出せよ~出さないとかっちゃくぞ、おまけに食いつくぞ」とえらい乱暴な歌詞で歌いながら歩くのが楽しみだったのだが、ろうそく貰って何が嬉しかったのか?お菓子をくれる人もいたけれど。

浴衣を着て、夜暗くなってから火のついた提灯を持って歩くのが楽しかったというのは今でも記憶にあるが。
ろうそくの匂いとか、炎が透けて見える提灯の色合いとか、提灯を支える棒代わりの割りばしとか。

ほとんどハロウィンのノリだ。
Youtubeで最近の「ろうそく出せ」を発見した。地方によって変わるのだろうが、私の記憶にあるメロディと微妙に違う。

ろうそく出せ♪♪




大阪に来てもう長いので、7月7日が七夕というのに慣れてしまったが、今まで七夕に何かした、という事は大阪では、ない。
確か、去年私の誕生日に行ったイタリアンの店かどこかその近くで、短冊を書いたはずだが、さて何を書いたやら。
織姫は棚機津女、本来は芸事の上達を祈念するとかいう事だけれど。今年はしなかったけれど、来年は笹でも飾ってみようか。
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紫陽花・蓮・三室戸寺

2012-07-10 01:28:35 | 現実
暑い。

まだ梅雨が明けていないというのに、昨日から蝉の声が聞こえ始めた。

昨日の新聞だったか、京都の三室戸寺で「蓮の茎でお酒を飲む」催しがあったとの記事が写真入りで載っていた。紫陽花で知られた寺だが、そろそろ蓮も咲き始め両方が楽しめるとのこと。以前から行ってみたいとは思っていたので、紫陽花がまだ見られるうちにと出かけることに。

しかしながら、地図を確認すると、京阪三室戸寺からは徒歩で結構あるようだ。しかもお寺は山の上、と言う事は上り坂?
この間痛めてしまってまだ完全には回復していない足で行けるのか?この炎天下を?

…と言うほどのこともなかった。

炎天下とは言ってもまだ7月初め、これがあとひと月経つとキツイだろうが、そこまでの暑さではない。それに徒歩15分となっていたがそこまでかからなかった。
どちらにせよ写真撮影の旅だと、車も運転できず自転車にも乗れない私はひたすら電車、バスと歩き。
何キロも歩くこともあるのだ。
山の上まで登り坂ということもなく、緩やかに上がるくらい。小学生が賑やかに集団下校中だった。

まもなく山門。ここで飲み物を買って入るとすぐ右に紫陽花園。今日は整備をしているのか、上からしか見られない。そばまで行って見たかったのだが…。



平日だがかなり人は来ており、写真撮影をしている人もいるが、紫陽花には暑すぎなのだろう、見た目のよいのを探すのは大変。干上がってしまったものばかりだ。やはり6月中、雨の後などがいいのだろう。そうなると湿気がひどいけれど。
今日は乾燥しているので過ごしやすいが、紫陽花にはよろしくない。

小振りの庭園、石庭を眺め、やがて本堂へ向かう石段が。これは急。山の上なのはここからのようだ。





登りきるとこじんまりとした本堂。
お参りツアーらしき人たちが大勢、説明を聞いている。どこかにウシガエルがいるらしく、声が響きわたっているのがなんとものどかだ。

実際ウシもいる。「勝運の牛」だそう。この口の中にある玉をさわると「勝つ」らしい。さすがにアグレッシブな顔の牛だ。
とりあえず何にでも勝たして下さい、と祈念しておく。





本堂の前には蓮がたくさん。蓮池ではなく、きちんと鉢に入っている。

白、ピンク、赤に近いもの、見事な蓮がたくさん。
蓮は本当に上品な花で私は大好き。とにかくシンプル、どこかアートな感じまでする花と茎、大きな葉、どれをとっても絵になる。

私のようにカメラ携えて撮りまくっている人も数人。あ、一脚使ってるけどそれはタブーでは…。

本堂回りはそう広くないので歩く距離は大してないが、汗だく。ここまでの間に1リットルは水分採っているのだがあっという間に私も干上がってしまったようだ。
紫陽花の気持ちがわかるというものだ。

そろそろ真夏も近い。


デジブック 『紫陽花・蓮・三室戸寺』
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誕生日

2012-07-03 00:08:31 | 現実
お、もう一昨日になってしまった…

日曜日は私の50回目の誕生日だった。もう半世紀も生きたとは。

10歳の大台(そうは言わないだろうが)の事は覚えていない。二ケタの年になって何か考えたのだろうか?
20歳の大台(これも言わないかな)これもあまり印象にない。大学時代なら、入学か卒業のほうが印象に残るのかも。選挙権のある大人になった、っていう気もあまりしていなかったように思う。
30歳の大台(このあたりから「大台」がリアルになる)これは、オーストラリアで迎えた。29歳というのが今一つ気に入らず、30になったのは嬉しかったものだ。29歳というのが、20代にしがみついてるトシ、みたいに思えたからだ。
40歳の大台(いかにも「大台」って風)同居人が3時間かけて立派なパスタソースを作ってくれて晩御飯だった。平日だったので当日にはどこにもお祝いディナーなどは行けなかったからだ。別に39も40も違わないんじゃない?って印象だった。


10歳の頃には、20歳はもう立派な大人に見えた。むろんそんなことは、なかった。
20歳の頃には、30歳はなんでも知っている素敵な大人に見えた。そんなはずは、ないのだった。
30歳の頃には、40歳はもう、「おばさん」であって、女性じゃない、と思っていた。本人はそんな気は、ないのだ。
40歳の頃には、50歳は実は、まだまだ若いんじゃないのか?と期待をこめて思っていた。体力的にはそれは、ないかな…

日曜は堂島、大川沿いの、民家を改造した風のイタリアンで美味しいディナー、その後大川のライトアップされた辺りを散策して写真も撮ってもらった。



30歳の頃には、まさか大阪に住むようになるとは思ってもみなかったが、もうこれで17年。
ふと昔、まだ北海道にいた頃に、何かの拍子に日本地図を開いてたまたま大阪府あたりを見て、「こんな狭い場所にたくさんの人が住んでるんだ…あり得ない」なんて思ったことがあるのだが、住んでみると実は、北海道人には住みやすい土地柄。人々にあまり気取りのない所が共通するせいか。

大阪での17回目の誕生日、のんびりと美味しいものを食べて、穏やかに50の大台にのれた。なんとなく、楽しい50代になりそうな。



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