たのしい夢日記

京都奈良寺社巡り・思い出・読んだ本…日々のあれこれを写真と共に。

暑い日・播州清水寺・一乗寺

2020-08-17 18:40:44 | 西国三十三所観音巡礼
災害級の暑さだ、と言う。今日は観測史上最高の41・1度だったそうだ。一昨年あたりの史上最高気温タイだそう。

長い梅雨が明けたと思ったら急激に気温が上がってお盆に突入。

長期休みにはいつも相方が車を出して、行きにくい西国三十三所のお寺まで連れて行ってくれる。
さすがに今年はGWには行けなかったが。

兵庫県は、あと播州清水寺、一乗寺を残すのみ。去年の秋、同じく兵庫県の書写山圓教寺に行った時には結構な人出だったが、この暑さでは、人も少ないだろう。そもそも、西国三十三所のお寺=人気のあるお寺、ではないので、静かなところも多い。



西国三十三所第26番、一乗寺は加古川と言うべきか姫路と言うべきか、その辺りの山中にあるので、多少は涼しいかと思ったが予想外に暑かった。

「石段162段ですよ~」と受付の方。

いや、三十三所第31番長命寺は、808段だった! 

が、朝9時でこの気温?!という暑さだ。本堂まで登ったらシャワーを浴びた如くの汗だく。

「人いないし、マスク外そう…」



ここの国宝、三重塔はロケーションがよい。石段の途中にあるので、下から見上げ、横を通り、本堂から見下ろす、とどこからでも美しい。

それにしても水が恋しい暑さである。


一乗寺から車で1時間ほど、第25番、播州清水寺はさらに山奥、標高も高いせいか打って変わって、木陰は涼しい。



境内はかなり広く、歩き回るとそこそこ汗はかくが、木々が多いのがうれしいところ。





「秋に来たらきれいだろうな」
「桜の季節もいいだろうね。人は多そうだけど」

楓や桜の木が多い。花の寺、と呼ばれるお寺はたくさんあるが、ここもそうだ。
よい季節=人が多い季節なのは悩ましいところだ。





鐘をついて、その後で持参のアルコールウェットシートで手を消毒。
なんだかなあ。
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意識向上?

2020-08-12 00:09:51 | 現実
コロナ禍で生活環境が変わった人は多いだろう。
先日新聞で、ここ1年で20年分くらいの変化があったはずだ、と言う文化人の記事を読んだ。

昨日から夏休みに入ったが、最近は、長期休みに入ってもあまり、1日目は解放感が無いことに気づいた。 GWしかり、先月の(本来はオリンピックで大騒ぎだったはずの)連休も。

私だけかと思っていたら職場でも同じことを言っている人がいた。 
「一日目はまだ仕事モードで落ち着かないんだよね」

去年までは、そんなことはなかったのだけれど。かえって疲れが出たりはしたが解放感はあった。

出かけても悪いことはないが出かけるのも不安、一日家に籠ると滅入る、からだろうが。

しかし良いほうに変わることもある。



リモートワークで一日家にいたりした事もあった上に、休日も家に籠れば運動不足には当然なる。
もともと頭痛もちで肩こりも。これは、もう家で筋トレだろう!
10年以上前か?流行っていたブートキャンプのDVDが再度使われだした、とのニュースも見た。

私はYoutubeで初心者筋トレを探し、ヨガマットも買って始めた。 初めは腹筋やスクワット、1セット20回、必死!だったのだが3か月後の今は3セット楽にできるようになっている。
いつの間にか茨城の相方も同じくYoutubeでトレーニングを始めていたのは驚きで、彼のほうはトレーニングウェア一式をそろえてウォーキングも始めた。

免疫力UPには、運動が大切、とのこと、相方も遠くで頑張っていると思うと続けやすいというものだ。



そして水も大切。
元々あった浄水器を、水素濃度が上がった新しいものに。15年ばかり使っていたものだ。
新しいものの水はさらに柔らかくて美味しい。相方は毎日2ℓは水を飲むから、この水を飲ませてやりたいところだが残念。常温でも美味しいのだ。

食べ物も気を付けたい。
発酵食品はもともと好き(納豆、ヨーグルト、などなど・・)だが、毎日どれかは欠かさずに。
リンゴはもともと毎朝食べてきたが、夏場は貯蔵リンゴで、高い上美味しくないので残念な季節。
ところが、今年は「ニュージーランド産リンゴ」が結構目に付くようになった。
先日は梅田のデパ地下で、たっぷり袋入りでたったの1080円、というものを見つけ大喜び。

そうか!「美味しんぼ」で、夏は一番蕎麦がまずいのだが、新蕎麦が夏に?!なぜ?!という話があったのだが、オチは南半球、オーストラリアのタスマニアで蕎麦を栽培している、という話。
季節が逆なのだから、リンゴだって同じことだという事に気づいた。

小ぶりのリンゴだが、色が本当に綺麗だ。
「jazz apple」という。小さな、「jazz」というシールが貼ってある。ネットで調べてみると、サイフレッシュ(Scifresh)という品種だそうだ。 通販でも買えるようだ。
甘くて酸味もあり、シャキシャキして美味しい。サンフジとか、つがる、のように、少し硬めの、酸味と甘みがあるのが私は好きだが、似ている。
私は、甘みの多いジョナゴールドは酸味、しゃくしゃく感がないので好きではないのだ。



夏休み。1日目は仕事を片付けるため半日PCに向かうという掟破りをしてしまったが、あとはゆっくりしよう。
夜のお散歩もできるだろう。
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京都、寺社巡りはいつ?

2020-08-10 23:48:14 | 神社仏閣巡り
もう半年以上、好きな寺社巡りをしていない。

毎年夏の楽しみは、祇園祭の鉾や山の写真を撮りに行くことなのだが、今年は山鉾巡行は中止。それはそうだろう、四条通は密、というのも愚かというくらいの人込みなのだから。この巡行の中止は「本能寺の変以来」と新聞に書かれていて、そういえば本能寺の変って6月、祇園祭の直前だったんだ、と今更ながらに京都の歴史の長さに驚かされる。
一昨年には、宵宮へ出かけて、大船鉾の中に入れてなかなか面白い体験ができたのだが。
うろうろと街中を歩き回り、屏風の見学をしたり、あちこち鉾や山をめぐって写真を撮ったものだ。








緊急事態宣言のころはお寺もクローズしていて、大阪の四天王寺などは、外に向けた門を閉じたのは「聖徳太子開闢以来」だそうで、歴史あるお寺になると~以来、で出てくるのが聖徳太子!と驚く。
何度か訪ねているが、コンクリート造で奇麗すぎで、あまり「歴史」を感じない建物なのだけれど。





夏休みにはコロナも少し収まってるだろう、そうしたらお寺にも行けるだろ、と相方が言ってくれていたが、そうはならず。

朝早く起きてどこかに行こうか、と考えるけれど、そう若くもない身には、用心すべきでは、という考えが先に立つ。
毎日仕事で大阪市内移動してるのだから、週末はやめておこう。
朝早く起きて寝不足したら免疫力が下がるから、控えておこう。

そんなことを気にして外出を控える日が来るとは思いもよらなかったが。
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去年の夏空

2020-08-03 01:06:36 | 西国三十三所観音巡礼
今年は梅雨入りは早く、明けるのは遅い、という年で、なんだか損をした気分だ。
私の誕生日は7月、生まれ故郷の北海道では爽やかな季節なのだが、大阪では梅雨の真っ最中、と知って、う~ん、という気分になったのを覚えている。
今日は8月3日、これで大阪に引っ越してきてちょうど25年、四半世紀も大阪に住んでいる。同じ市に住んだ最長記録。
生まれた岩見沢市で23年、札幌で5年、シドニーで4年。

その大阪暮らしでも、ここまで落ち着かない年に今年がなるとは思ってもおらず。

Photoを見てみると去年の8月には、西国三十三所1番札所、青岸渡寺へ行っている。
ここは相当遠いので、相方が帰ってきた時に車で連れて行ってもらうパターンを考えており、ついでに温泉も、という計画で行った。

「如意輪観世音を祀る本堂は、天正18年(1590)に豊臣秀吉が再建したもので、桃山時代の特徴を色濃く残しており、2004年7月には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。」

と観光ガイドに載っている。熊野古道もいつか行ってみたいものだが。



大きな神木の胎内くぐりも体験できる。






ここで最も有名なもの、それは「那智の滝」。さすがの迫力だったが、この日は和歌山県に台風が近づいており、風で滝が横に流れるくらい。
参拝が終わるか終わらないかのうちに大雨になり、ほうほうの体で温泉へ向かった。



川湯温泉は川べりに露天風呂があるのが楽しいスポット。部屋からも涼しげな川を見下ろせた。
ということは、宿から丸見え?
なのだ。
よく見ると、短い浴衣のようなものを着て、外に出ている。
私も試してみた。
うん、雨が降ってなければ気分最高だと思うんだけどね・・・
翌朝には、露天風呂は川と混じり合ってしまっていた。





去年の夏は、何も憂うことなく、ラストの第三十三番札所、岐阜の華厳寺に行く計画を立てられるかも、などと考えていたものだ。
いつになったら、落ち着いて回れるかな。
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