…… 池 千之助   信州ありふれた普通便 ……。

         信州・長野県長野市から、お気楽で無駄な記事を載せています。

難攻不落の信州・上田城へ・・・・・・!

2020年01月18日 | まち歩き
  今日、こちら長野は、朝から厚い雲に覆われている中、太陽が少し申し訳なさそうに見え隠れしています。



  今日は受験生にとっては、センター試験の大切な日で、長野県内でも10数か所の会場で、この試験が行われています。



  幸い、長野地方は雪もなく、移動に関しては順調だと思いますが、受験生を持った親御さん達は気が気ではないと思います。



  さて、そんな中ですが、今日の画像は、受験生にとりましても、一度は参拝祈願をしたほうが良いだろうと云う、信州・上田城の中にあります「眞田神社」の様子をご紹介したいと思います。



  かつての戦国時代、この上田城は真田家が二度にわたって徳川の大軍を撃退した「落ちない城」と云われていますので、それにあやかって、受験生やその保護者の皆さんに好まれ、この眞田神社に祈願参拝なさる方も増えているようです。



  この信州・上田城は、当時、真田昌幸公(真田信之・真田幸村の父)によって築城されたようで、春には千本桜、秋にはけやき並木の紅葉と、それぞれの季節には、人々の眼を楽しませているとの事です。



photo 1   (左)南櫓 (中)東虎口櫓門 (右)北櫓


photo 2   石の鳥居


photo 3   真田家の赤備えの兜


photo 4   登竜門(必願成就・神徳宏大)


photo 5   不落門(堅忍不抜・虚心担懐)


photo 6   眞田神社拝殿


photo 7   眞田神社拝殿


photo 8   眞田神社御本殿と真田井戸




  この信州・上田城は、このブログでも何度もご紹介していますのでしつこくて申し訳ないのですが、正面の南北の櫓のあいだに、東虎口櫓門があり、その門をくぐるとすぐに眞田神社拝殿に向かっての石の鳥居があります。



  また、登竜門(表)と不落門(裏)と書かれた白門は、この季節だけ置かれていて、初夏以降は見たことが有りません。



  で、今回眞田神社拝殿の裏手を撮っていた時に新たな発見をしたのですが、それが下の画像2枚です。


   
photo 9   伊勢神宮内宮遙拝所


photo 10




  十字が刻まれている石が置かれ、右側にそれの説明文が提示されていました。



  そこには、「伊勢神宮内宮遙拝所」と記されていて、「遙拝所(ようはいじょ)=遠く離れた所から神仏などを遥かに拝むために設けられた場所です……(中略)……折々に遙拝下さい。」と云う事で、私も伊勢神宮内宮に向かって手を合わせて来ました。



  今まで何度もここを通っていたのですが、全く気が付かず、今回はたまたまご婦人の方が、ここで手を合わせて参拝なさっている姿をお見受けして、何だろう?と思って良く見たら……、と云う事で新発見でした。



  その後、眞田神社拝殿前に戻って、おみくじ売り場の方に眼をやり、その後、上田城・尼ヶ淵と云われる所から、正面の櫓や西櫓などを撮って、ここを引き上げました。



photo 11   眞田神社お守り・おみくじ売り場


photo 12


photo 13   尼ヶ淵から南櫓・東虎口櫓門・北櫓


photo 14   尼ヶ淵から西櫓(左奥)





  この信州・上田城へは、先般「生島足島神社」の参拝の後に寄ったのですが、城内公園の駐車場は満車状態で、クルマはよそへ停めることになりました。



  まあ、この日はお天気に恵まれて、無事に初詣の参拝やフォト取材が出来て、有り難いと思う一日でした。