雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

雪残る 公園だけど 春めいて/自信と過信の間で揺れる

2024-02-07 22:38:06 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常

桜が咲き始めると、やっぱり桜とふありんの写真を撮りたくなっちゃいます。

ということで、これからしばらくは、桜フォトが増えそうなこのブログです。

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還暦を過ぎて、すでにいろんな経験を積んできて、犬に関しては人一倍勉強してきたと思う。

そのために50歳を過ぎてたら大学院に進学し、研究方法を学び論文も執筆し、賞も頂き評価も得た。

風愛ちゃんも、優良家庭犬にも、CAPP認定セラピー犬にも、Do as I doベーシック認定にも合格させているし

ハンドリング技術もアップしたと思う。

 

なのに私ってまだまだや。

全然できていないと思う。

そう私に足りていないのは「自信」。自分を信じる力が足りないような気がします。

これだけやってきたのだから、評価もされているんだから、もっと自信を持って行動すればいい。

と自分に言い聞かせようとするが「それは、過信じゃないの?」とささやくもう一人の自分がいる。

「自信をもたなきゃ!!」という自分と「過信しちゃダメ」という自分の間で揺れ動いています。

 

公園には、昨日の雪景色の中にあった雪だるま(?)が残っていました。

 

大きな雪だるま以外にも、ところどころ雪の塊が残っています。

 

どうもそれが風愛ちゃんは、気になる様子。

梅の木の下にも雪の塊を発見した風愛ちゃん。

 

そんな風愛ちゃんを見守る鈴ちゃん。

今日は、陽射しが戻って、公園も春めいています。

 

さて「人に教える」ということは、自信がないとできないこと。

自分を信じることができるから、人にそれが正しいと伝えられる。

 

自分が経験したことで正しいと思ったことは、そのまま伝えられるけれど

そうじゃない知識として入ったものは、エビデンスはとれているんだろうか

本当にそうだろうか、世間の常識となっているけれど、間違いもあるかもしれない。

と疑い始めると、自信を持って伝えることができなくなる。

 

特に犬に関することは、今まで「犬は順位付けをしている。リーダーにしか従わない」といった科学的根拠のない

体験談的なしつけ方法などが蔓延っていたりしたので

どれが正しいのか、エビデンスがとれていることなのか

はっきりしないことは、自信を持てない。

と考え始めると、結局は自分でデータを取って、研究発表するしかないのかなーと思ったり・・・。

そういえば、10年以上前は、「犬は観察学習できない。人の模倣で行動を教えることはできない」と

講義で学んだ。

 

でも、今はDo as I doのメソッドがあり、その研究論文で犬は、人の行動を観察して学習することができ

ちゃんと教えれば、人の模倣ができることを身を持って体験できている。

こんな風にエビデンスもあり、自分の体験でも実証できたことは、自信が持てるんですけどもね。

犬はそれぞれ個性があり、性格も性質も違って、接し方や注意点も違うから、うちの子にできて、他の子にできないことがあって当然。

 

自信はもたなきゃいけないけれど、過信は禁物。

 

そんな感じのことが頭をめぐっています。

最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。