今日は、風愛ちゃんの動物病院の日。
車で向かう途中で、泉谷公園に寄ってお散歩してから行きました。
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ということで写真は、今朝の泉谷公園でのショットです。
さて、数日前、千葉県の八街市に住む63歳の女性の多頭飼育の環境が劣悪で、動物愛護管理法の動物虐待に当たると書類送検されたというニュースを観ました。
そのニュースは、ネットでも流れていてのでご存じの方も多いのでは。
記事によると10年前、八街に住み始めたころは、数匹の小型犬だけだったようです。
でも、避妊・去勢の手術をせずに、管理もきちんとしなかったんでしょうね。
警察は去年10月に動物保護団体から通報を受けて捜査。
なんと、そのお宅には小型犬が211頭も。
以前、このブログにも書いたことがあったけれど
避妊も去勢もしないオスとメスのワンコを飼って、きちんと管理していなかったとします。
そうするとどれぐらい増えるのか考えてみました。
その犬が出産して、4頭のパピーが生まれたとします。
そのハピーの半数がメスで、翌年から出産を始めたとします。
犬は、年2回ヒートがあり、多ければ、年2回の出産する場合もあります。
犬によっては妊娠しない場合もあるので、メス1頭が仮に年1回4頭の出産したとします。
そして犬たちを譲渡しなかったと場合
この家庭は最初2頭だけでしたが、5年後には何頭になっているでしょうか?
この問題は、小学生でもわかる算数です。
1年後、2頭
2年後、2頭+パピー4頭=6頭
3年後、6頭+3(メスの数)×パピー4頭=18頭
4年後、18頭+9(メスの数)×パピー4頭=54頭
5年後、54頭+27(メスの数)×パピー4頭=162頭
オス・メスの2頭だったものが5年後には、162頭になるんです。
その翌年の6年後には、162頭+81(メスの数)×パピー4頭=486頭
避妊・去勢と管理の重要さを知らない人が、オスとメスを1組飼い始めただけで
数年でこのような結果を招く恐れがあるんです。
「多頭飼育崩壊」という言葉を最近よく耳にします。
自分が飼える力量の頭数を適切な環境で終生飼養する。
そんな基本的なことがわかっていない大人がまだまだこの国には、いるんですね。
これは無知ゆえに、おこる悲劇なのでしょうか。
それならば、ちゃんと教育することで、この悲劇は防げるのかも。
犬は責任を持って飼う。
その責任の中には、生まれてくるワンコも含みます。
やはり、動物愛護教育の推進をしなくちゃと
つくづく感じる私です。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
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