風愛ちゃんは、公園で見かけるボールが怖くてしかたがありません。
ボールが近づいてくると必死で逃げるんです。
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公園の河津桜は、もうほとんど花がなく葉桜になりましたね。
その入り代わりのようにソメイヨシノが咲き始めました。
さて今日は、風愛ちゃんとボールの話です。
犬にとって転がるボールは、小動物への狩猟ごっこのようなもので、追いかけて捕まえるのが楽しい人気のおもちゃです。
でもね。風愛ちゃんは、公園のボールが怖いんです。
それもサッカーボールぐらいの大きさの光沢のある柔らかいボールが最も苦手。
よく幼児が遊んでいる当たっても痛くないようなボールです。
なぜ風愛ちゃんがボールが怖いと思うようになったか考えると、幼い子供が苦手な風愛ちゃんは
その子供とボールをレスポンデント条件づけしてしまったみたいです。
確かに大きなボールが公園で転がってきたら、その後を必ずというほど幼い子供が走って追いかけてくる。
ボールという先行事象があり、子供が駆け寄ってくるという結果が対提示されることを経験しちゃったんです。
レスポンデント条件づけといえば、有名なのがパブロフの犬の話。いつも餌を与える前にベル(実際にはメトロノーム)を鳴らしていたら
その音を聞いただけで、ヨダレが出るようになった。
ベルの音と餌が条件づけされて、同じような反応が出るようになる・・というのがレスポンデント条件づけです。
恐怖反応に対しても、このレスポンデント条件づけがよく行われてしまい、そのもの自体は怖くないはずなのに、
怖いものとセットで登場することで、怖くなかったものも怖くなるんですよね。
でも、家で「サッカー」の掛け声で、サッカーボールをたたくことを教えたところ、最初は恐る恐るでしたが
今では、全く怖がることはなく、得意げに自分からボールに近づいて、たたいてくれるようになりました。
でも、公園ではまだまだ怖いみたいです。
今朝、公園へお散歩に行ったところ、忘れ物のサッカーボールを発見。
パパが蹴ってみたところ、逃げまくる風愛ちゃん。
近くに子供の姿がなくても、ボールが近づいてくると避けるんですよね。
そこで、パパに「サッカー」の掛け声をかけてもらって、風愛ちゃんが自分からボールに近づいてタッチしたら
ご褒美のおやつをあげてもらうことをお願いしました。
そして少しずつ、少しづつボールは怖くないと教えられるように、遊びながら克服中。
なんとかスピードが落ちたボールには、自分から近づけるようになり、「サッカー」の声でタッチもできるようになりました。
ボールが怖い雑種犬ふあちゃん。克服トレーニング中
でも完全に克服するまでは、まだ時間がかかるだろうな。
そもそも子どもが怖くないと思ってくれるのが先決なんだけれどね。
小学校高学年や中学生ぐらいになると大丈夫なんだけれど、幼ければ幼いほど苦手みたい。
特に「突然走る」子ども、「大声を出す」子ども」、「急に手を出してくる」子ども、「ワンワンと言いながら突進してくる」子ども
「自転車・三輪車に乗って近づく」子どもが苦手みたいです。
逆に自分を無視して、道をまっすぐ歩いている子どもに対しては、並んで歩くこともできるんですけどね。
小学校でやっている動物介在教育では、「急に走らない」「大きな声を出さない」「突然触らない」の3つの約束ができることが
子どもたちの参加の条件。
そんなルールを守れる子供たちの前だから、鈴ちゃんも活動できていたのかも。
もしも再開したら、まだまだ鈴ちゃんに頑張ってもらわなくっちゃ。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます
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