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今日も快晴のふありん地方。
ヒンヤリしていますがいいお天気です。
昨日と同じ公園ですが今日は白梅ショットにしましたよ。
何やらママが新しい教え方に挑戦する
風愛ちゃんにポチっをお願いします。
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いつも押してくださって、どうもありがとうございます。
応援よろしくお願いします。
以前このブログによくコメントをくださる海外にお住まいで、ドックトレーニングにも精通していらっしゃるCocoさんから、
「Do as I do」という新しいドッグトレーニング方法があるということを教えてもらったのが数年前。
その後、日本でもセミナーが開かれるという情報もいただきました。
でもその頃、私は忙しくしていてなかなか勉強する時間がとれなかったんですが、
2度目の緊急事態宣言を迎え、少しおうち時間が増えたので、ネットで「Do as I do」を検索してみした。
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たしか、イタリアのクラウディア・フガッツァ博士が発表されていたはず・・・。
ということで論文を調べました。
Fugazza, C. Miklósi, A. (2017) The ‘Do as I Do’ as a new method for studying imitation in dogs: Is the dog a copycat? Dog Behavior, 3, 21-29 doi 10.4454/DB.V3I3.54
というものが見つかりました。
Do as I Doは、犬の社会的認知能力、特に人間から学ぶ素因に基づいていて、人の行動を真似ることによって、新しい行動をするようになるというトレーニングメソッドです。
「Do as I Do」や「Do it 犬」で検索すると、関連のサイトや動画がたくさんでてきます。
内容は、人間が見本の動きを見せて、犬にその動きをさせるという教えかたです。
しかし、それを教えるためには、その前段階としての条件があるそうです。
日本語訳のついたこの動画に条件が述べられています。
Preliminary requirements Do as I Doトレーニングを始める前の必要条件
1.オスワリで待つことを完璧にマスターしていること
2.バーバルキュー(声の指示)だけで、その犬ができる行動が3つ以上あること。
声の指示だけということは、お手やヒール、足くぐりなど、人間の存在がないとできない行動は含まれません。
※コーンなどのモノを使う場合、人間も犬も対象物の方を向かない位置で声だけで指示を出すこと。
ヒントになる手の動きなどはNGです。
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ということで、以前鈴ちゃんと風愛ちゃんが声だけの指示でどれだけできるのか試してみたのです。
でも、風愛ちゃんは「ふあたんオスワリ」「ふあたんフセ」と名前をつけないとやってくれませんでした。
でもね、教えたらできると思って
先日から動画をアップしている「コーンまわってきて」を声だけの指示でできるように頑張りました。
実はこれらはみんな「Do as I Do」の下準備だったのです。
とりあえず、まだまだ不確かなところが多い風愛ちゃんですが、試しにやってみようと思いました。
でもね、やろうとしたら迷うことがいっぱい。
セミナーを受けているわけでもなく、ネット上の情報だけで試しにやってみようとすると
わからないことだらけです。
まず見本の行動ですが、立つ行動は、ヒトは普通に立てばいいの?4つんばい?
オスワリって、人間がやるとどんなポーズ?
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教え方は
①見本をする→②Do it(犬が知らない言葉)→③見本の動作の指示語(バーバルキュー)→④犬がその動作をする→⑤強化
を繰り返し、徐々に③見本の動作の指示語をなくしていきます。
ただし、1つの行動だと、③見本の動作の指示語が②Do itに変わっただけだと思ってしまうので、3つの行動で同じことをやり、徐々に犬にDo itは、見本の行動をまねてする指示語だと理解させるようにするようです。
間違っているかもしれないけれど、とりあえず
「オスワリ」と「フセ」、「コーンまわってきて」は、声だけの指示でできるようになったので
これにトライしてみました。
本来、最初からランダムにやるべきなのでしょうが、まずはこんな感じでやってみました。
雑種犬ふあちゃんにDo it(これをやって)を教えられるか、やってみた part1
これをやりながら、あれ? 見本を見せるときにオスワリをさせていたら、「オスワリ」はどうなるの?
と迷ってしまいました。
なので「オスワリ」を指示するときから、風愛ちゃんに立って待たせるようにしました。
でもね。
あとから、「Do as I Do」の動画をチェックしたら、みんな犬にオスワリで待たせて
その時に見本を見せて、そのあとDo itと発声。
ということは、ランダム行う3つの行動に「オスワリ」は、いれない方がいいんじゃないかな・・と気が付きました。
ということは、もうひとつ風愛ちゃんが声の指示だけでできる行動を増やさなくっちゃいけないということ。
まずは、そこからですね。
そして、見本中にも風愛ちゃんが動き出しているシーンがちらほら、マテももうちょっと完璧にできるように、強化していかないと・・・ですね。
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細かな失敗は、いろいろあるけれど、それが私の糧になる・・・・
試行錯誤しながらでも、やっていこうと思います。
まずは、「Do it」の指示を入れる前に、ランダムで声だけで3つの行動ができるかどうか
それも見本の後で・・・・。
今は、見本とその行動の指示の音声が風愛ちゃんにとっては、繋がっていないかもしれない・・と思った私なのでした。
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最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
さすが、風ママさん、ビデオ編集もお上手。「強化」って表示されるとなんか心地よくなるマニアです。笑
フガッツァ博士はやはり学者なので、トレーニングの部分でちょっとわかりずらいところがあるって思いました。
フリースタイルの先生がフガッツァ博士のメソッドを基につくったクラスがあったんですが、宣伝ビデオを見る限りなんですが、生徒さんの犬たちの理解も高い印象をうけました。
教え方のコツで重要なことがあるのかなぁとか考えちゃいました。生徒さんの犬も元々フリースタイルしていたとかで、トリックの理解がもともと高いのかもしれないけど・・。
バーバルキューの完成度なのかなぁ?
また、ココと試してみたくなりました。
いろいろと調べてみたら、「Do as I do」オンライン講座があるみたいです。
ユーロなのですが、5回で日本円で3万2000円ぐらい、1回だと8000円ぐらいで日本語訳もあるようです。
それを受けるのがイチバン早いとありましたが、うちはもうちょっと、風愛ちゃんと試行してみて、難しいと思ったら、受けてみようかと考え中です。