風愛ちゃんとGCT、優良家庭犬の模擬試験のお手伝いをしてきました。
今までは受験生側でそちらの側面しか知らなかったんですが
本日、スタッフ側を体験させてもらって、今まで気が付かなかったことをたくさん知ることができて
とても勉強になりました。
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今日は、6月に合格した風愛ちゃんか模擬試験の「すれ違い犬」のお役目をいただきました。
「犬とのすれ違い項目」は、受験生としては何度かやってきて、その練習はしていたんですが
スタッフ側は、さらに細かなお約束ごとがあって
いろいろと戸惑いました。
そこで気が付いたのは、風愛ちゃんは、ハンドラーの「オスワリ」の指示から、完了するまでの時間が意外とかかるタイプだということ。
膝が悪いことも多少は影響しているのでしょうが、動きが全体的にスローなんです。
なので相手が素早い動きだと、相手を待たせることになるので
風愛ちゃんを座らせることができないことが何度かありました。
相手が同じようなスロータイプだとちょうどいい感じでできるのですが・・・・。
逆に行動が速いワンちゃんの飼い主さんにしてみたら、相手も速いと挨拶のタイミングが合いやすいけれど
相手がゆっくりだと、座らせた犬を待たせることになるので、立ち上がりそうになることもあるとか。
そんなことを耳にして、ワンちゃんたちを観察していたら
和犬ミックスのワンちゃんは、風愛と同じようにスローペースな子が多いことに気が付きました。
今までは、他の犬が試験を受けているシーンは、後ろから遠巻きに見るだけで、犬の表情・ボディランゲージまでは
読み取れない状態でした。
しかし、今回待機していた位置は、犬の表情・ボディランゲージまで見ることができ、そんなワンちゃんたちから
たくさんのことを学ばせてもらいました。
もちろん、和犬雑種のワンちゃんがみんなそうだというわけではありませんが
本日見かけた数頭は、風ちゃんや風愛ちゃんと同じスローなペースが多かったです。
試験を受けるレベルのワンちゃんたちなので、みんなとてもお利口なのですが
和犬ミックスの試験中のワンちゃんは、目も耳も環境の情報を集めに余念がない感じです。
もちろん、ハンドラーである飼い主さんの指示や合図にも従っているのですが
歩きながらでも会場内のちょっとした話声にも、耳がすぐ動くし、目線も前だけじゃなく、全体を見ている様子が見られました。
もちろん、落ち着いてハンドラーにあわせて歩いてはいるんですが多分、頭の中は、環境の情報集めにフル回転している感じに思えました。
そんな時に飼い主であるハンドラーからの合図があると、「はい。わかりました。ここで座るんですね」と指示を聞いている姿勢が見られ
考えて、その行動をしているんで、合図から1~2秒かかるように見えました。
すごく頭を使いながら行動している感じがしました。
対して、犬種にもよりますが洋犬のワンちゃんは、As soon as。
合図があるやいやな、合図とほぼ同時ぐらいにその行動が出ている子もいるぐらい速いんです。
合図が出て、考えてその行動をしているというより、身体がすぐに反応している感じに見えました。
それだけハンドラーに集中しているということもいえますし、
身体が自然に反応するぐらいトレーニングした賜物だともいえます。
しかし和犬系の子は、かなりトレーニングしても、なかなかそうはいかない。
もちろん家庭の中などで、100%環境の情報が把握できている場合は、同じようなスピード感も出るかもしれませんが
知らない環境、知らない人がいる、知らない犬がある、気になる音がするなど
少しでも未知な部分があると、ハンドラーだけに集中するっていうことは、かなり大変なように思いました。
それの象徴的な存在がうちの鈴ちゃんなんですけれどね。
風愛ちゃんは、それに比べたらまだマシですが、それでも警戒心はかなり強い方だと思います。
なのでスピードをあげたいと思ってもなかなか難しいのが現状でした。
まぁ、試験会場でこうやって横になれるのは、落ち着いている証拠ですけれどね。
風愛ちゃん、お疲れ様でした。
頑張ってくれてありがとう💛
こちらは、夕方のお散歩シーン。
いつもの神社横の公園です。
銀杏が見事でした。
和犬も洋犬もトレーニング方法は、提示型強化がベストだと思うんですが
私は和犬ミックスばかりを飼っているので、試験対策も洋犬とは違うコツがあるなーと感じています。
最後まで、読んでくださって、ありがとうございます。
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