トキワ荘マンガミュージアム特別企画展「トキワ荘の少女マンガ」に行ってきました(2021.10.26)
2020年7月7日に開館した「トキワ荘マンガミュージアム」にようやく初めて行ってきました
特別企画展「トキワ荘の少女マンガ」(~12/5)をやっていたので コロナが落ち着いた今ようやく行くことができました
私はチケットについてくる缶バッチが石ノ森章太郎先生の「竜神沼」だったので大感激💖
私は長年の石ノ森章太郎ファンで 会員規模が千人を超えた時期もあったサイボーグ009FCの元本部スタッフ そして石ノ森章太郎ファンクラブの古参会員で 石ノ森先生とも何度もお会いしておりました
いわば私にとっては トキワ荘そして石ノ森章太郎は「始発駅」で ベルリンの壁の犠牲者である004がきっかけでドイツ語を始めたので 今やっている語学関連は人生の「途中下車駅」なのです ← 終着駅はどこになるのかな?
← トキワ荘マンガミュージアム 南長崎花咲公園の中にあります
この日ばかりは昔に還りました 同じ年代で同じ作品群を読んできた友人と しばしトキワ荘にまつわる懐かしい話題に盛り上がり 至福の時を過ごすことができました 2日前の語学検定の疲れも吹っ飛び 解放感に浸りました
このミュージアムが開館してから 町おこしもあり 周囲にはトキワ荘ゆかりの地散策をテーマに様々なモニュメント等が建てられて そちらもいくつか訪ね歩きました
トキワ荘は1952年に豊島区椎名町5丁目に建てられた2階建てアパートで まずは手塚治虫先生が入居され 寺田ヒロオ先生そして次々と若き漫画家たちが上京し 日本の漫画の黎明時代を創っていったのですね
手塚先生が日本の漫画の歴史を大きく変えて 新しい時代を切り開いていったのですね そのトキワ荘解体(1982年)の際に手塚先生がサインをされた板も展示されていました (撮影不可)
先生方の部屋はそれぞれに再現され 当時の雰囲気がよくわかります
チューダーはチューハイのサイダー割り 原稿料すべてつぎこんだというレコードプレーヤー... 石ノ森先生の部屋は撮影禁止でしたが 石巻に行った時に 石ノ森先生の弟さんにもお会いして 生家を含めて色々見てきましたので... ^^) _旦~~
この階段はけっこう急でした! 映画「トキワ荘の青春」(1996年)にも出てきました この階段で編集者の方たちが原稿があがるのをひたすら待ち続けていたそうです 私にとってはただの階段ではないのですね...💖
← 共同炊事場
ここで石ノ森先生と赤塚先生が 暑い夏に流しで行水をされたそうです(^◇^) 瓶や台所用品も当時のものです
← 四畳半で よこたとくお先生が漫画を描き続けていました 森安なおや先生 鈴木伸一先生も♪
← 水野英子先生のお部屋 右にあるイラストは当時先生が描かれたものです
少女漫画はこの時代は男性漫画家が主に描いていたのですが そこに颯爽と登場したのが水野英子先生!! 18才で上京して赤塚不二夫・石森章太郎先生たちの仕事を手伝いながら 漫画の描き方をじかに学んでいきました
そのインタビュー映像はじっくりと見せていただきました 水野先生お元気そうで嬉しいです💖
スタッフの方たちにとても丁寧に案内していただきました ここでマップをいただき トキワ荘ゆかりの地を散策しました
* * *
← 記念碑「トキワ荘のヒーローたち」
← トキワ荘跡地モニュメント ここが本当のトキワ荘のあったところです
← ラーメン店 「松葉」 若きトキワ荘の漫画家たちはここのラーメンを出前で取って 夜中にも漫画をひたすら描き続けていたそうです
今も営業しており 私はここでお昼にチャーシュー麺をいただきました (004の「それじゃあチャーシュー麺と餃子をもらうか」というヨミ編のセリフがあり 自然とチャーシュー麵を選んでしまいました!)
← トキワ荘マンガステーション
ここでゆっくりとトキワ荘の漫画家たちの漫画を読めます
← トキワ荘通りお休み処
2階は寺田ヒロオ先生の部屋だそうで上がってみました こちらは撮影OK
昔に一瞬還ることのできた ちい旅でした💖
語学を始める前によく聞いていたなつかしい歌が 心によみがえりました
また明日から歩いてゆくために...
← 真ん中の絵葉書は「竜神沼」です
トキワ荘マンガミュージアムは こちら
「トキワ荘ゆかりの地」マップは こちら