明日は「ゆめぴりか」の産地へ

明日は、ついに、北海道のＪＡ新砂川で、北海道米の最強品種である「ゆめぴりか」のブランド化計画の講演をする。

何処まで、この「ゆめぴりか」という品種の可能性と、この品種の怖さを伝えることが出来るかは疑問なのだが、北海道としても道を間違えてはいけない品種なので、真剣に話をしてこようと考えている。

他店での販売価格は知らないが、産地のこだわりや、栽培努力、特別栽培農産物としての栽培、品質管理などを、自分なりに考えてみると、５ｋｇ３５００円前後の価値はあると思う。

しかし、スーパーや量販店では、まずその価格での販売は不可能であろう。
では、いくらで販売する可能性があるのか。

特別栽培農産物で栽培されている「ゆめぴりか」は、ほとんど自分の考え方の中で産地に作ってもらっているものが多いので、一般としてはほとんど流通しないだろうから、この価格は、さずかにないとは思うが、何処までこの品種の価値を見抜いて価格をつけることが出来るのだろうか。

もし安い価格でしか販売出来ないというのであれば、産地がどれくらいのダメージを受けてしまい、その後、生き残って行くことが出来るのだろうかまでを考えて、その中での価格をつけてほしいと思う。

そんなことも考えられないようなバイヤーだったら、いくらその場での売り上げが上げられる人でも、最終的には「使えない人」なんだろうと思う。

だって、産地が無くなってしまったら、自分が売る米が無くなってしまうのだから。

これから玉川島屋の売り場で撮影

今日の１１時半から、玉川島屋Ｂ１のスズノブの店頭で、テレビ東京「和風総本家」２時間スペシャルの収録がある。

実は、内容的に２転３転していたため、まず収録が先となってしまい、売り場で具体的に、何の情報を発信すればよいのか、初めて聞くことになるので、若干の不安がある。

判っていることは、お米のとぎ方の情報は伝えることになっているのだが・・・

それだけでよければ簡単なのだが、全ては売り場での打合せだな。

腱鞘炎再発

徐々に痛みが出始めてきていたから、「そろそろ再発するころだろうな」と思っていたら、ついに土曜日の朝から左手が痛みで動かなくなってきた。

原因はキーボードを叩き過ぎているため。
日曜日は、休み休み打つことで精一杯で、１時間続けてとかは出来なくなってしまっている。

元々キーボードの叩き方が強く、そのせいでキーボードを何台も壊しているのだから、なるべく軽く叩くようにと意識はしているのだが、ついつい夢中になってしまうと、いつの間にはバチバチという音をさせながら叩いてしまっているのだ。

出来れば１週間程度は、キーボードを叩かなければよいのだが、今週中に９月５日に北魚沼で講演する資料を作らなければならないので、休むことは出来ない。

しばらくは、シップが必要だな。

資料が欲しいと言われたが・・

この前のブログで、「北海道米プロジェクト」の、１期から今日（６期）までの経緯を盛り込んで作ったとこを書いたら、その資料が見たいというメールが届いた。

最初は、講演に行くたびに、文字化していないまでも、毎回話はしていたので、特に問題は無いかなとも思ったのだが、基本的に講演をするときには、講演料・旅費などを貰っていることから、むやみにばら撒くことは、やはり良くないだろうという結果になって、お断りすることにした。

メールの感じから、多分産地の人だろうとは想像できた。

新米の価格も全く読めない状況となっているし、全国的にも豊作型で、稲刈りも早くなってしまっている。
産地としては、どうして良いか、全くわからない現実となっていることだろう。
だから危機感が出ていて、今一番話題となっている北海道についての資料ということで、要求してきたのだろうと思う。

気持ちとしては渡してあげたいのだが、この資料には、北海道米プロジェクトの全貌が、概略であるにしろ書いてあるので、やはり渡すことは出来ない。