こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

産地メーカーの仕事

2011年01月13日 05時00分15秒 | Weblog
昨日18時過ぎに、新潟県の某大手メーカーの社員が、突然訪問してきた。
もっとも、最初から自分には会えないだろうと思い、店舗だけでもという思いで訪問してきたそうなのだが・・・

某メーカーが、産地のメーカーという立場だから、お米を使用するメーカーだから等という理由で、地域、県、農水省等から、「何とかならないか」「協力してくれないか」「方法はないか」と、色々と要請が来ていて、その中で、「会社としても何とかしたい」という思いを持っていることは知っていた。

だから訪問してきたとき、「何でもかんでも頼まれてしまっていて大変でしょ」という言葉を言ったら、まさか東京の米屋が、そこまで会社の内情を把握していたとは考えてもいなかったようで、驚いた顔をしていたのが印象的だった。

産地のメーカーというのは、地域の人たちを雇用していることから、ある意味、地域の核となっている。
だから、地域の活性化などを考え始めると、必ず、色々な面から協力要請を求められてくるのだが、そこでメーカーの真意が判ってしまうことが多い。

地域から要請が来たとき、協力という名目で、出資するだけで終わらせてしまう事が多いのだが、それでは地域メーカーとしては役目を果てしたいるとは言えない。
地域と一体となって、同じ地域の人として、頭を寄せ合って、全員で「どうしたらよいのか」を考えながら実行していくことこそが、地域メーカーとしての役目だろうと思う。

訪問してきたメーカーは、そのことについては、シッカリとした考え方を持っているので、特に心配はしていないのだが、周りの協力者の有無や実力につては、実感の心配がある。

頑張ってもらいたいものだ。
コメント
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