今日JAさがと、今後のお米の販売などについての話をした。
温暖化の問題や品質の問題、さらにブランド化の問題など、話し合わなれければならない内容は山ほどあるのだが、今回は、その中の一部しか話す事が出来なかった。
なぜなら、単純に取扱数量を変更するだけなら簡単なことなのだが、変更することで産地の取り組み方が変わってしまうという大問題があるため、単純にはいかないのだ。
しかし、売れない米や売りにくい米を、いつまでも人情だけで抱えていても、お互い少しも良い方向へは行かないし、TPP問題も目の前にある事から、ハッキリとした決断を出すことにしたのだ。
その決断を出すきっかけとなったのが、佐賀県を代表するお米の1つ「上場コシヒカリ」の販売を22年産米から全て取りやめたことである。
「上場コシヒカリ」を持つJA唐津(旧JA上場)は、お米、佐賀牛、イチゴなど様々な農産物を持っている、佐賀では一番強い農協で、自分がまだ佐賀米に力を入れていたときから、「上場コシヒカリ」は佐賀だけでなく、九州の中でも売れている米であった。
しかし自分としては、「今は良くても、このままだと時代から置いていかれる」という思いがあり、栽培方法も全農安心システムではなく、特別栽培米に切り替える事、品質の安定を図る事、ブランド米のポジションの維持と、さらに前進する事を何度も言っていたのだが、なかなか動いてはくれないままだったのだ。
その結果、一時期は店の看板品種であった「上場コシヒカリ」も、他産地から新しく生まれたブランド米に、少しずつシェアを奪われていき、販売力の落ちてしまった「上場コシヒカリ」は、ついに自分の店頭から消えるだけでなく、関東市場からも、同時に消える結果となってしまったのだ。
だから、二度とこのようなブランド化の失敗を繰り返さないためにも、産地とはシッカリと話し合っていかなければならないと思う。
温暖化の問題や品質の問題、さらにブランド化の問題など、話し合わなれければならない内容は山ほどあるのだが、今回は、その中の一部しか話す事が出来なかった。
なぜなら、単純に取扱数量を変更するだけなら簡単なことなのだが、変更することで産地の取り組み方が変わってしまうという大問題があるため、単純にはいかないのだ。
しかし、売れない米や売りにくい米を、いつまでも人情だけで抱えていても、お互い少しも良い方向へは行かないし、TPP問題も目の前にある事から、ハッキリとした決断を出すことにしたのだ。
その決断を出すきっかけとなったのが、佐賀県を代表するお米の1つ「上場コシヒカリ」の販売を22年産米から全て取りやめたことである。
「上場コシヒカリ」を持つJA唐津(旧JA上場)は、お米、佐賀牛、イチゴなど様々な農産物を持っている、佐賀では一番強い農協で、自分がまだ佐賀米に力を入れていたときから、「上場コシヒカリ」は佐賀だけでなく、九州の中でも売れている米であった。
しかし自分としては、「今は良くても、このままだと時代から置いていかれる」という思いがあり、栽培方法も全農安心システムではなく、特別栽培米に切り替える事、品質の安定を図る事、ブランド米のポジションの維持と、さらに前進する事を何度も言っていたのだが、なかなか動いてはくれないままだったのだ。
その結果、一時期は店の看板品種であった「上場コシヒカリ」も、他産地から新しく生まれたブランド米に、少しずつシェアを奪われていき、販売力の落ちてしまった「上場コシヒカリ」は、ついに自分の店頭から消えるだけでなく、関東市場からも、同時に消える結果となってしまったのだ。
だから、二度とこのようなブランド化の失敗を繰り返さないためにも、産地とはシッカリと話し合っていかなければならないと思う。