こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

ブラント化の準備は出来ている・・・

2011年01月29日 23時34分25秒 | Weblog
3月2日に、茨城県の潮来市で「買ってもらえる米づくり研修会」が開催されることになっており、このときの講師を依頼された。
実は潮来市には、平成16年にも一度講師として呼ばれており、今回行く事になれば2回目となるのだ。

依頼文の中に、「西島様に平成16年度一度講演をしていただいております。その後、地域オリジナル米の取り組みを初めて今年で6年目になりますが販売に苦戦しています。また、本市は、水稲以外に特産物がなく米で生き残りをかけなければ農業は衰退してしまいます。このような状況ですので講演をよろしくお願いいたします」とあったことから、もう一度行って上げようという思いになったのだ。

実は講演以降、地域とは、ほとんど付き合いが無かったのだが、自分の講演内容を踏まえた上でのブランド化を進めている事は知っていて、その内容についても把握していた。
(まさか6年も立っているとは思っていなかたが・・・)

そこで、改めて潮来市のブランド米「あやめちゃん」のブランド内容を確認してみたところ、ブランドの考え方もしっかりしているし、品質区分などについても、シッカリと基準が出来上がっていたし、実際に地域が販売しているお米についても、今日の夕食で試食してみたのだが、ブランド米としての基準は完全に満たしていた。

ということは、依頼分に書いてあった通り、ネックになっているのは「販売」。
ブランド化するために一番必要な「売り先」を持っていないという現実。
実力がありながらも、売り先が、手足が無ければどうにもならないという、一番厳しい現実。

ではどうしよう。
スーパーで売るような「力のない」ブランド米ではないし、スーパーで売ってしまったら、今までの努力が水の泡となってしまうし、大切なブランドが壊れてしまう。

厳しい事に、「あやめちゃん」はコシヒカリ。
これからの時代、色々な面で不利になると思われている品種、コシヒカリなのだ。
このままで行くか。それとも違う品種も試みるか。
違う品種を使用するとしたら、地域の合っていて、差別化できる品種はあるのか。

さらに、ブランド化の微調整と修正は、どの時期に、どのタイミングで行えばよいのか。

そして、TPP対策は間に合うのか。
間に合わせるとしたら、今年の秋の新米から実行していないといけない。

ブランド化するための限界期間と考えている3年間を過ぎ、6年間というプランク。
考えれば考えるほど厳しいが、しかし、ブランドの企画内容は良いのだ。

なんとか救い出す方法を見つけなければ。
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次の空間には決済書など

2011年01月29日 23時19分50秒 | Weblog
昨日、1つの地下空間には、意外と量があったはずのオリジナル米袋を入れても、までまで余裕があったことから、贅沢に地下空間を使用することにして、2つの目のブロックには、決算書や直ぐには使用しないものを入れ、3つ目のブロックには、メーカーの米袋や、産地の米袋などを入れる事にした。

よって今日は、2つの目のブロックに、40箱以上にもなる決算書と、直ぐには使用しないものの、残しておきたい資材などを入れる事にした。

ところが、昨日に内部の状態を確認してところでは、微妙に天井が湿っていると感じる程度であったのだが、今日なると、天井に水滴が付いているという、まだ完全には乾ききっていない現状だった事が判ったのだ。

しかし、既に運び入れる準備をしてしまっていたため、いまさら中止する事も出来ず、運び入れた箱の上に、水滴が落ちてもよいように、ビニールを被せるという応急処置をしておいた。

でも、箱を運び入れている時でも、天井から床に水滴が落ちるという事はかなったので、たぶんそのまま乾いてしまうことだろう。
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