新米「一番星」
本日入荷いたしました。
産地:茨城県
地域:潮来市
生産者:JAなめかた 大規模稲作研究会 基幹作物経営安定推進プロジェクトチーム(なめかた米産地づくり班)
品種:一番星
育成年:平成26年
育成場所:茨城県農業総合センター 農業研究所
来歴:母(めしべ)ふさおとめ/父(おしべ)愛知101号
栽培内容け節減対象農薬:当地比5割減
化学肥料(窒素成分):当地55割減
種子更新:毎年100%更新
網目:1.9mm(大網目を使用することで出荷調整を大粒のみにしています)
色彩選別:あり(色彩選別機にかけることで、着色米や異物の混入を防いでいます)
食味値:76点以上(参考目標値)
タンパク値:6.9%以下(参考目標値)
千粒重:23.6g(目標基準値)
栽培履歴:産地保管
「一番星」は、「あきたこまち」より早期に収穫可能で、極早生品種として茨城県の早場米地帯に適応可能であり、早期出荷と大粒で良質米の生産が可能となる品種特性をもつ、茨城県オリジナル極早生品種の登場を熱望した産地の思いに答えて育成された「ひたち29号」。
産地の願いを込めた茨城県オリジナル極早生品種を、潮来市大規模稲作研究会・潮来市・JAなめがたが茨城県に全面協力して、品種登録までこぎつけました。
「一番星」は、同熟期の「あきたこまち」と比較して、以下の特徴があります。
1.出穂期は同じで成熟期は2日程度早い。
2.稈長は短く倒れにくい。
穂ぞろいが良く作りやすい。
3.収量は同等。
4.玄米千粒重は1.5g程度重い。
粒揃いが良く白未熟粒の発生が少ない。
「あきたこまち」の検査等級が低下した高温年でも、検査等級は1等で、上位等級を安定して確保できる。
5.炊飯米は粘りがあり柔らかく「あきたこまち」と同じくおいしい。
6.いもち病抵抗性は同程度。穂発芽しにくく冷害や高温にも強い。
栽培上の留意点としては
・極早生のためカメムシ類が集中しやすいので必ず適期防除を行う。
・短稈で食味・品質が良好な品種ですが、施肥法は「あきたこまち」に準じて、中干し・ 適期落水など高品質米生産に努める等があります。
という品種です。
スーパーなどでの販売は、ほとんどなく。
差別化米を販売している米屋を中心に販売されています。