午後から、差別化米・ごだわり米を取り扱っていて、自分が作っているブランド米も全て取り扱ってくれている「和穀の会」と、27年産米の残数と、28年産米の契約数量と、自分が作っているブランド米についての打ち合わせをした。
ブランド化を進めているにも関わらず、アクションを起こさなかった産地について、28年産米の取扱数量や縮小・廃止等の判断は、自分の判断を必要とせず、全て「和穀の会」に委ねた。
自分がかかわっているからと言って、頑張らない産地、売れない産地を、「和穀の会」に押し付けることは、米卸としての体力を奪ってしまう行為。
今迄も、売れない産地のお米を、泣き付かれて仕入れているという、「マイナスのお付き合い」という現実があった。
しかし、自分の考え方は変わった。
ブランド化に対しての考え方も変わった。
それであれば、迷惑をかけることは、もう出来ない。
なので、「和穀の会」には「無理をせずに、産地を切り捨て良い」といった。
自分の店も、数量の変更をした。
今迄取扱っていた産地を変更して、取り扱いが無かった産地に切り替えた。
特別栽培米での契約を破棄して、慣行栽培米での契約に切り替えた。
売れなくなってきている産地・品種については、契約数量を減らした。
さらに売れない産地については、年間契約をせずに、ある限りは販売するという、フリー扱いにしたりもした。
店舗の玄米棚数は決まっている。
1つが外されれば、新しく1つが加わる。
いつも同じお米ばかりを売っているよりも、どんどんと入れ替わった方が、消費者にとっては新鮮だと思う。
お米の消費拡大を考えるのであれば、考え方にも変化は必要だろう。