色も柵もないから判りにくいけど、3ブロックだけ、建物の配置を決めた。
「神代じゃんご米の刈取りが始まりました」というメールと共に、稲刈りの画像が送られてきた。
相変わらず栽培が上手い。
綺麗に揃った背丈と稲色。
●神代とは
十和田八幡平国立公園の側、伝説と神秘の湖「田沢湖」の南部に位置する田沢湖町神代(ジンダイ)は、米どころ秋田でも有数の米作地帯で、水質や土壌汚染などの環境破壊が全く無く、ドジョウやタニシの量は日本一と言われている。
●神代じゃんご米~努力・愛情も大切な栄養素~
じゃんごの語源は「秋田の方言」で、水清き・みどり豊かな自然に恵まれた田舎という意味。
「じゃんご米」は下記の理念と、秋田・神代の自然豊かな「田舎」で育まれた「安心・安全のおいしい米」のこと。
堆肥は市販されている有機質肥料ではなく、地域で生産されている堆厩肥を、何回も切り返して混合して作った完熟堆肥を使用している。
それを水田に堆肥を1.5トン以上投入していることから、土力が自然と相まって、最大限に生かされている。
今回、スズノブに対して売り込みをしてきた3産地に対して、昨日メールで見積もりをお願いした。
自分がブランド化をしていない産地のお米でも、取り扱ってみようという気持になっているからだ。
言い方を変えれば、ブランド化していなければ、喧しく言わなくてよいし、やってもらえないというストレスもなくなる。
品質と価格があっていれば買う。
価格が高ければ買わない。
出来が良ければ買う。
出来が悪ければ買わない。
売れれば継続する。
売れなければ打ち切る。
栽培ストーリーなどがあれば嬉しいが、期待すると、色々と言いたくなる。
なので、産地が提供してきた内容だけを武器として、販売する。
店頭の棚と産地の入れ替えは、その時々で考えれば良い。
ルールは、限りなくシンプル。
青森県田舎館村から1品種。
島根県弥栄町から1~2品種。
上手く行けば、この3産地3品種が加わる。
スズノブ店舗のラインナップも、幅広くなるかもしれない。
11月1日に、「風さやか」推進協議会・長野県庁の主催で、長野県オリジナル品種「風さやか」の特徴、おいしさ、食べ方について、ホテル・旅館、飲食店等の実需者に対して発信し、県内飲食店における利活用とブランド化を推進するためのフォーラムが開催される。
「風さやか」をブランド化していくためには、地元の理解が必要不可欠。
どんなに「ブランド米」だ、「ブランド米に育てるんだ」と言っても、地元にその意識が無ければ意味はない。
なので、修正された「風さやか」のブランド化計画では、今回参加予定のホテル・旅館、飲食店等に提供するための計画が追加されている。
地元として「風さやか」を名乗ってもらい使用してもらうことで、「風さやか」をバックアップしてもらいたい。
さらに、自分たちホテル・旅館、飲食店等の、差別化もしてもらいたい等と計画している。
しかしそのためは、内々で考えているだけでは、直ぐに行き詰ってしまう。
外から見た声が必要。
よって、食に関わっている1社。
お米に直接かかわっている1社。
に、「風さやか」への期待と提案等のアドバイスをしてもらう。
さらに、試食会もある。
その中で、複数の大手メーカーから「風さやか」との相性などについての、アドバイスをしてもらうことにした。
自分たちだけで考えず、様々な人たちの意見を聞き、時代に合わせたブランド化をして行きたい。
なので、1人でも多くの、お米や食に関わっている人たちに話をしてもらうのである。