昨晩、離農する生産者への、自分の感情を投稿したが、それについて様々な意見が返ってきた。
言葉が足りなかったせいではあるが、自分は離農する生産者に対して、賛成とも反対とも言わない。
離農と言う結果は、生産者と家族の話し合いの結果であろう。
それに、簡単に「農業」と言っても、立派な「経営」である。
したがって、口をはさむべき事ではない。
ただ、離農した後の、田んぼを引き継いでくれる生産者がいないという現実は、悲しいと思う。
貸し出したくても、その町には若者はいない。
借りてくれる地域の生産者もいない。
地域と一緒に取り組んでいなかったから、地域から距離が置かれてしまっている。
「いまさら」と言われてしまっているようだ。
今のままだと、100年以上に渡った田んぼは、捨てられた荒れ地となる。
そして、虫を呼び、病気を呼び、野生動物を山から下ろし、餌場と遊びはとなっていくのだろう。
環境保全を仕事としたかった自分としては、目を背けたい。
なので、その地を訪れる事は、もうないと思う。
それだけの事である。