まだ流通に乗ってこないお米もあるが、ほとんどの新米が店頭に並ぶようになった。
と、同時に、マスメディアによる新米情報の発信も、一通り終わった。
なので消費地も、「新米、新米」と言わなくなったし、「テレビで紹介していたお米下さい」とも言わなくなった。
「不作だ、量が無い」と言っても、結果として、今年も生産者から縁故米は届き、既に消費地では、お米が溢れかえっている。
こうなってしまうと例年通りで、ブランドを持っていない産地は厳しくなる。
スーパー・量販店を中心に販売していた産地は、一気に売れなくなってしまい、来月早々から、精米日の古いお米からセールが始まるだろう。
生き残る産地と品種は、果たして何処だろうか?
何種類の新品種が消えるのだろうか?