こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

真っ直ぐに

2015年10月09日 11時40分59秒 | Weblog
佐賀県「伊万里深山米」からの情報が更新されました。
日本テレビ:メレンゲの気持ちで紹介した産地です

産地のコメントについては、Facebook:伊万里深山米
https://www.facebook.com/Imarimiyamamai

TPPが大筋合意となったことで、中山間地で高齢化している産地にとっては、死ねと言われたのと同じようなものです。

誰が何と言おうと、どう思おうと、必要とされる産地は、意地でも生き残らなければなりません。
そして、生き残るために作ったのが「伊万里深山米」というブランドです。

来年度以降はTPPの影響を受け、日本の農業全体が大きく揺らぐと思いますが、今のままで、まっすぐに進んでください。
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農相に森山裕氏 TPP 国内対策へ注力  第3次安倍改造内閣発足

2015年10月09日 09時39分54秒 | Weblog
昨日の日本農業新聞e農ネットに「農相に森山裕氏 TPP 国内対策へ注力  第3次安倍改造内閣発足 (2015/10/8)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
第3次安倍改造内閣が7日、発足した。
19人の閣僚のうち10人が交代。農相には、自民党TPP対策委員長を務める森山裕氏が就任した。
環太平洋連携協定(TPP)交渉の大筋合意で農業現場から反発が強まる中、農業関係者の信頼が厚い森山氏を起用し、国内対策に当たらせる狙い。
かつてない市場開放の打撃を最小限に食い止め、農業所得向上をどう実現するか。
森山農相には就任と同時に重い課題が課された。

安倍晋三首相は組閣後、官邸で記者会見し「『一億総活躍』という輝かしい未来を切り開くため安倍内閣は新しい挑戦を始める」と宣言した。

森山氏には「地方の農業者の不安に寄り添い、二人三脚でTPPをピンチではなくチャンスとする、若者が夢を持てる農業へと農業改革を大胆に進めてもらう」として①攻めの農林水産業を展開し、農業所得向上②農家の意見を踏まえた国内対策③関係大臣と協力して東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や日EU経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結④農林水産物の輸出倍増――などを指示したという。

森山農相は、就任後の官邸での会見で「現場と農政を結ぶ機能をより一層充実させ課題解決に取り組みたい」と語った。
TPP大筋合意を受け、確実に経営が再生産可能になるよう対策に万全を期す考えを表明。
主食用米は市場で需給緩和させず、飼料用米を中心とした水田フル活用を今後も着実に展開していく考えを示した。

農産物の重要品目でかつてない市場開放を受け入れたTPP交渉の大筋合意で、農業者の不満は増している。
農協法改正をはじめ官邸が主導した一連の改革断行に農業現場には〝改革疲れ〟も出ている。
来夏に参院選を控える中、自民党農林幹部で現場への理解が深い森山氏の起用は、政権と農業現場に生じた亀裂を修復し、農業票の離反を防ぐ狙いもありそうだ。

ただ、国内対策では、輸入拡大による直接の影響を食い止めるだけでなく、関税収入の減少が避けられない中で安定財源をどう確保するかという難題にも向き合わねばならない。
来年4月には反発が根強い改正農協法の施行も迫る。
農家の理解を得ながら農業改革を実効あるものにするため、森山氏の〝現場感覚〟にかかる期待は大きい。

初入閣は森山氏を含め9人。
新内閣の目玉として新設した「1億総活躍担当相」には、加藤勝信官房副長官が就任。
少子高齢化対策などに取り組む。
拉致問題、女性活躍の担当相を兼務する。

文部科学相に馳浩・元文科副大臣、経済産業相に林幹雄・衆院議院運営委員長、法相に岩城光英・党参院副会長、復興相に高木毅・元国土交通副大臣を登用。
行政改革担当相には、河野太郎・自民党行革推進本部長を充て国家公安委員長と防災担当相を兼務させる。
国交相には公明党から石井啓一政調会長を起用した。

女性閣僚は、続投する高市早苗総務相の他、環境相に丸川珠代参院厚生労働委員長、沖縄北方担当相に島尻安伊子参院環境委員長が就いた。
というもの。


地方の農業者の不安に寄り添い、二人三脚でTPPをピンチではなくチャンスとする、若者が夢を持てる農業へと農業改革を大胆に進めてもらう
①攻めの農林水産業を展開し、農業所得向上
②農家の意見を踏まえた国内対策
③関係大臣と協力して東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や日EU経済連携協定(EPA)交渉の早期妥結
④農林水産物の輸出倍増

現場と農政を結ぶ機能をより一層充実させ課題解決に取り組みたい
TPP大筋合意を受け、確実に経営が再生産可能になるよう対策に万全を期す
主食用米は市場で需給緩和させず、飼料用米を中心とした水田フル活用を今後も着実に展開していく

100%無理なことばかり。
④農林水産物の輸出倍増だけを見たって、日本の農業が衰退していれば、国内流通すら難しくなり、輸出なんて余裕はなくなる。

選挙に向けて、支持欲しさに、カッコつけて言っているだけ。
「1粒たりとも入れない」と言っていた政党は、完全に地方だけでなく農業も裏切った。

期待できるはずがない。
地方議員は、地元に帰れるのかな?
なんて言い訳するのかな?
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なぜ語らないのですか

2015年10月08日 17時45分53秒 | Weblog
TPP交渉が大筋合意となったことから、当然自分はコメントをするものだと、多くの人が思っていたようだ。
なのに自分が一向に投稿しないことから、「なぜ、何も語らないのですか?意見が聞きたいです」というメールが入った。

TPP交渉によって、日本の農業が売れるだろうダメージについて、自分はずっとブログやFacebook等で言い続けてきた。
なので、実際に合意となったことから、怒りのコメントすると誰もが思ったのだろう。
しかし実際は、まったくコメントしていないのだから、不思議といえば不思議だろう。

正直、具体的に伝わってこないので、コメントできないというのが真実。
今まで散々言っているので、産地などに対しては、言い尽くしたというのも本当のところ。
2年間は漂流するだろうと思っていたのだが、いきなり合意となったことで、これ以上の提案は無意味というか、提案しても時間切れで意味がないというもの本音。

だから公の場ではコメントしていない。
でも、ブランド化している産地については、産地の崩壊をさせないために、打ち合わせの場で、より突っ込んだ対策を伝え始めている。

合意によって、すべての産地を助けることは出来なくなってしまった。
大規模ほど、価格競争に巻き込まれてしまうことだろう。
業務用米として動いていた産地は、一瞬にして売り場を失うかもしれない。
安い外国米が売られ始めれば、量ばかり求めて作られたお米を、わざわざ求める消費者はいないだろう。

時代は激変する。

TPPは「パンドラの箱」
そして今回は、パンドラの箱は複数ある。
そのすべての箱から、災いが噴き出てくる。
蓋が開かないようにすることは、もうできない。

これは、何度も何度も言っている。
だから、早急に対策を練ってもらいたかった。

TPPが合意してしまえば、お米だけのことでは済まない。
お米を作る土を肥やしてくれる畜産も、今回の合意により、同時に崩壊していく。
お米と畜産が崩壊し始めれば、環境保全型農業・循環型農業・地域リサイクル農業は不可能となる。
結果として、産地のこだわり・特徴などは失われ、安心・安全の保障も皆無となる。

安心・安全が言えなくなった農業に、生き残るすべはない。
そして、農業を失った地域に、人は必要とされない。
当然、産地に明日はない。

農業が崩壊したとき、今の政権は屁理屈だけはいうだろう。
言葉だけの対策は言うだろう。
でも、農業は1年ではどうにもならない。
作物を作るための土を作るために、何年もかかることを無視している。
どれだけの手間暇がかかるのかということも、1つも考えていない。

土がなければ、食物プラントとでも言うかもしれない。
技術的には不可能ではないだろう。
でも、そうなってしまったら、何のために「和食」を世界遺産にしたのか。
「和食」を世界登録した際の基準は、なんだったのだろうか。

日本のすべてが、根底から大きく揺らぐ。
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苦しさが増していく

2015年10月08日 17時04分37秒 | Weblog
北海道「中空知エコ米生産共和国」からの情報が更新されました。
日本テレビ:月曜から夜ふかしで紹介したお米です

産地のコメントについては、Facebook:中空知エコ米生産共和国 3代目国王
https://www.facebook.com/pages/%E4%B8%AD%E7%A9%BA%E7%9F%A5%E3%82%A8%E3%82%B3%E7%B1%B3%E7%94%9F%E7%94%A3%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD-3%E4%BB%A3%E7%9B%AE%E5%9B%BD%E7%8E%8B/931589226892183?fref=ts

農機具の部品も在庫されているのは7年でしたっけ?

1年のある時期しか使用できない農機具だというのに、元を取る前に部品がなくなってしまうというのは、農業にとってマイナスにしかなりません。
しかし、農機具も新しくしないと売れない。

農業が衰退していけばいくだけ、お互い苦しさは増していく。
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16時から撮影

2015年10月08日 14時02分10秒 | Weblog
土曜日朝の天気予報のコーナーで、今年の新米情報を伝えたいということで、16:00から店舗で、久しぶりのフジテレビの収録がある。
といっても大げさなものではなく、昨日の青森放送と同じで、カメラ1台と担当1人、つまり1人ですべてをしてしまうという収録タイプ。

自分としては天気予報のコーナーということなので、天候により新米流通が遅れていることや、品質・食感などが、例年とは違う等をコメントする予定である。

ざっとしか聞かなかったので不正確な情報となってしまうが、10日5:00からの時間帯らしい
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統一した説明を

2015年10月08日 13時49分16秒 | Weblog
高知県「JA四万十」からの情報が更新されました。

産地のコメントについては、Facebook:四万十農協にこまるちゃん
https://www.facebook.com/jashimanto

栽培している人・管理している人・流通させている人、好みはあるとしても、誰もが「JA四万十厳選にこまる」について、同じ説明をしてもらう必要があります。
しかし、単にコメントを暗記しただけでは、消費者には伝わりません。

自分で食べて自分で考えて、ほかの人の意見と照らし合わせて、この「JA四万十厳選にこまる」としての説明を作り上げてください。

高知県「JA四万十厳選にこまる」アドバイザー
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すっきり♪お悩みウーマン

2015年10月08日 13時13分12秒 | Weblog
10月11日 関西テレビ「よ~いどん!サンデー」の、やすよともこの「すっきり♪お悩みウーマン」で、お米の話をしています。
http://www.ktv.jp/yo-idon/sunday/index.html

ブログなどで書いた、関西日帰りのテレビ収録が、これでした。

関西地区限定ですので、ご覧になれる方は限られてしまいますが、チャンスがあれば、ご覧になってみてください
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報告書を提出

2015年10月08日 10時07分34秒 | Weblog
9月30~10月1日まで、高知県産業振興アドバイザー制度を活用して、JA四万十の「JA四万十厳選にこまる」のアドバイザーとなっている。

制度を活用しているということは、当然県に対しての報告義務があるので、さきほど報告書を作成して、JA四万十の方へ提出した。

今まで自分としては、ブランド化計画も立てているし、JA等としっかり取り組みをしているので、計画に基づいている限りでは、いちいち結果報告書みたいなものはいらないだろうと思っていた(計画の中では記録しているが・・)のだが、いざ制度を利用して報告書を作成していると、この報告書の大切さといいうものを痛感している。

頭では出来ている、出来ていないという判断はしているのだが、文字にすることで、この出来ている出来ていないというのが、より具体的に把握できるのだ。
なので、このごろは、計画の中での記録という書き方ではなく、「ここまでの結果」という書き方を意識している。
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夜のニャンコ

2015年10月07日 21時46分00秒 | Weblog




テレビの前でくつろぐリリ姉。
だけど、スピーカーからの音でピクビク。

フク君は、ずぅーと何もない場所を見ている。
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日経おとなのOFF

2015年10月07日 18時16分56秒 | Weblog


日経おとなのOFF 2015年11月号 October 2015 No.174「最高においしいコーヒー」

「この秋 食べるべき新米新品種」P99~103
食べなければ損!今年は新品種がアツい

で、品種紹介とコメントをしています

紹介品種
・北海道きたくりん
・秋田県 秋のきらめき つぶぞろい
・宮城県 東北194号
・長野県 風さやか
・青森県 青天の霹靂
・福島県 天のつぶ
・茨城県 ふくまる
・島根県 きぬむすめ

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日経トレンディ

2015年10月07日 17時57分30秒 | Weblog


日経トレンディ2015年11月号「ニッポンの旨いもの100」

「米の新品種」P50~51
青森初の「特A」がつや姫を猛追?
売切れ必至の新たな実力米が続々
で品種紹介とコメントをしています。

紹介品種
・茨城県 ふくまる
・青森県 青天の霹靂
・長野県 風さやか
・秋田県 つぶぞろい 秋のきらめき
・宮城県 東北194号

銘柄のみ
・北海道ゆめぴりか
・新潟県北魚沼コシヒカリ
・熊本県ひのひかり
・宮城県ひとめぼれ
・秋田県あきたこまち
・北海道ななつぼし
・宮城県ササニシキ
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青森放送の取材

2015年10月07日 17時44分32秒 | Weblog
通常打ち合わせとなると2~3時間は必要となってしまう自分が、岩手県農林水産部 県産米戦略室とは1時間で終わってしまったのは、13時からRAB青森放送の取材が入っていたからである。

青森放送の取材内容といえば、100%青森県の新品種である「青天の霹靂」についてである。
お米のポテンシャルは?
流通は?
計画は?
など、2時間程度テレビ用にコメントした。

とりあえず、このままでは来年中に「青天の霹靂」は消費者の頭の中から消えてしまうので、県としてブランド米を守るためにはどうしたらよいのか、全農としてブランド化する気持ちがあるのか、古い流通から新しい流通に変えられるか、など批判もしておいた。
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岩手県農林水産部 県産米戦略室

2015年10月07日 17時16分00秒 | Weblog
午前中の、お米を「主食」から「嗜好品」に変える打ち合わせを終えて、昼ごはんと思っていた時に、岩手県農林水産部 県産米戦略室から2人、アポイントなしであったが訪ねてきた。

自分としては、「そろそろ来ることだろうな」という予感があったので、すぐさま3階の打ち合わせ室に入ってもらって、1時間ほど岩手県の戦略について教えてもらった。

自分が聞いていた内容と一部異なっていて、まさに時間との勝負という感じではある。
だが、計画としては間違っていないと思えた。
でも、「それでは動けないでしょ」「効果が見えないでしょ」と感じたので、直ぐに助言をしてみた。

また訪ねてくるとのことなので、少し調べておこうと思っている。
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お米を嗜好品に

2015年10月07日 16時52分18秒 | Weblog
今日の午前中、お米を「主食」という考え方から「嗜好品」に変えるための打ち合わせをしていた。

何をどう仕掛けていくのか。
については、まだ公表することはできない。
でも、100%実行していくということは決まった。

しかし、その方法については、まだ検討しなければならない。
どうやって伝えるのかも、まだ見えてはいない。

言えるのはここまで。

言い過ぎて、他業種に企画を取られてしまうことだけは避けたい。
「主食」から「嗜好品」に変えるというのは、そう何度もチャンスとしてあるものではない。
そのチャンスを軽くあしらわれてしまうと、最悪の結果しか待っていない。

なので、慎重に慎重を重ねて実行していく。

とはいっても、何年計画というものではない。
来年夏までには、1つの形となってお披露目する予定である。

自分が言っている「嗜好品」というお米については、今までの投稿記事を読み直してくれれば、誰でも理解できることだろう。
計画が進むにつれて、産地に協力依頼をすることにもなるだろう。

TPP妥結により、日本農業の崩壊スピードが早くなった。
産地を助けるためには、漠然としていた計画であっても、可能性が見えるのなら、動かさなくてはならない。

自分一人ではどうにもならないが、異業種コラボであれば、確実にできると思う。
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島根県浜田市から

2015年10月07日 09時54分52秒 | Weblog
昨日午前中、自分が「島根米「こだわり米」部門アドバイザー」となっている「しまね邑智地区本部「「石見銀山地区本部」「隠岐地区本部」とは別の、浜田市から、「弥栄米:やさかまい」関係者の訪問があり、「弥栄米」のブランド化に向けての情報交換をした。

自分のブランド化計画は、JA中心となって仕掛けるようになっているのだが、この「弥栄米」はJAが絡んでいない。
自分としては、「島根米「こだわり米」部門アドバイザー」となっているし、同じ島根でも別地域ということから、少しやり辛いのだが、TPP合意により、一気に衰退していく産地が増えることが明らかとなった今、頑張りたいと言っている産地があるのなら、自分のノウハウを提供しようという思いがあるので、ルールを持って手伝ってみようと思っている。
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