■平成28年度太白区中央老壮大学校せいかつ教養コース7月講座
■会場(太白区中央市民センター)
7月8日、平成28年度太白区中央老壮大学校せいかつ教養コース7月講座へ参加してきました。
60歳以上の仙台市太白区民を対象に「いきいき健康コース」、「せいかつ教養コース」、「ふるさと文化コース」の3コースに分かれて開講されていて、その中の「せいかつ教養コース」を受講することにし、今年度は、第3回目の講座でした。
講座内容は、『お盆の話』で仙台市太白区門前町にある福聚院住職伊達廣三氏の講話でした。
お盆と正月、施餓鬼会・施食会・水陸会、お盆の迎え方・送り方、お盆の室礼・行事食、お盆の現代的意義などお盆にまつわる講話が続きました。
住職は、最近、子供づれのお墓参りが少なくなったと話していました。
時代の流れなのか、少子化で子供がいなくなったのか、先祖を敬う気持ちが希薄になってきたのか、住職は肌で感じているようでした。
確かに昔は、お盆の日は家族総出でお墓参りをしていました。
家の前では迎え火をしたり、時には、トウモロコシやジャガイモを焼いて食べたり、花火をしたり、子供が喜ぶ楽しい行事がありました。今では、迎え火や送り火をしているところがあるのかさえ分りません。田舎ならではのお盆の過ごし方でした。
普段、聴くことのない住職の講和にじっくり耳を傾けてきました。
お盆の迎えた方、お盆の飾り方などの資料をいただいてきましたが、その他に配布された『死ぬときに後悔する25』という資料には身が詰まる思いがしました。
人それぞれでいろいろな生き方があると思いますが、裏を返すと『死ぬときに後悔しない25』とも読み取れる内容で、残された人生を如何に後悔しないで生きながらえるか、反省をこめて振り返ることにしました。
ここにその内容を記したいと思います。
【死ぬときに後悔する25】
1.健康を大切にしなかったこと
2.たばこを止めなかったこと
3.生前の意思を示さなかったこと
4.治療の意味を見失ってしまったこと
5.自分のやりたいことをやらなかったこと
6.夢をかなえられなかったこと
7.悪事に手を染めたこと
8.感情に振り回された一生を過ごしたこと
9.他人に優しくしなかったこと
10. 自分が一番と信じて疑わなかったこと
11. 遺産をどうするかを決めなかったこと
12. 自分の葬儀を考えなかったこと
13. 故郷に帰らなかったこと
14. 美味しいものを食べておかなかったこと
15. 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16. 行きたい場所に旅行しなかったこと
17. 会いたい人に会っておかなかったこと
18. 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19. 結婚をしなかったこと
20. 子供を育てなかったこと
21. 子供を結婚させなかったこと
22. 自分の生きた証を残さなかったこと
23. 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24. 神仏の教えを知らなかったこと
25. 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと