【秋田県横手市風赤飯】
①材料 ②小豆2回煮 ③小豆とつけ汁 ④餅米・つけ汁
⑤・⑥餅米・小豆蒸かす ⑦砂糖・酒・塩 ⑧再度蒸す
⑨団扇で粗熱とる ⑩・⑪・⑫完成した赤飯
12月24日は、家内の誕生日でした。
【どうしても作りたかった秋田県横手市風赤飯】
今日のブログは、私が、家内の誕生日のために作った秋田県横手市風の甘い赤飯について書き込みたいと思います。
甘い赤飯は、私が育った横手の郷土料理で、小さい時から、赤飯と言えば甘く炊いたものでした。
もう一つ、横手の赤飯の色は、普通の赤く色づけしたものではなく、紫色をした濃い目の色でした。これは、小豆によるもので、秋田では、てんこ小豆と言って黒小豆で炊いていました。
ネットで調べてみると、今年の秋田産の小豆は天候不良で全て不作となり、豆の販売は中止しているということでお取り寄せも不可能でした。
【友人から分けていただいたてんこ小豆】
どうしてもてんこ小豆が欲しいと思い、以前、お裾わけをしていただいたことのある仙台在住の秋田出身の友人へ電話をしたところ、冷凍したてんこ小豆があるということで分けていただきました。
タイミングが良いというか、これで、横手風の赤飯を作って家内の誕生日のお祝いができるとホッとしました。
【秋田県横手風のレシピ概要】
~材料 餅米、白砂糖、酒、塩、小豆(てんこ小豆)、水~
①2度茹でした小豆を餅米に入れてひと晩漬け置きし餅米を染めました。その際、豆の煮汁は餅米のつけ汁としてとっておき、水を加えて漬け置きするという手順でした。
②蒸す30分前に餅米をザルにあげ水を切り茹でた小豆を混ぜて蒸しました。
③1回目の蒸し時間は約40分でした。レシピには、20分から30分とありましたが、10分ほど多めに蒸してみました。
④1回目に蒸した後、ボウルに赤飯を取り出して、砂糖・酒・塩・小豆の煮汁をまわしかけ、切るように混ぜあわせました。砂糖と酒を入れたことから赤飯に色艶が出て一段と美味しそうに見えました。
⑤再び蒸器に入れて約10分蒸しました。
⑥蒸した後、赤飯を取り出し、団扇であおいであら熱を取りました。
レシピを見るともう少し詳しく説明していましたが、大体、こんな料理でした。
【見事な横手風赤飯】
途中、家内の手を借りながらでしたが、初めての挑戦にしては、美味しい赤飯を作ることができました。
色艶と甘さ加減、蒸し加減などは、昔、食べた懐かしい味に仕上がりパーフェクトの横手風赤飯が完成しました。
【友人へもお礼を込めて】
てんこ小豆をいただいた友人へもお礼として持って行きました。
友人は、甘い赤飯があるのは知っていましたが、秋田県の北と中央、南の食文化が違い、中央育ちの友人は、赤飯を作ることがあっても、甘い赤飯は殆ど作ることな無かったと言っていました。
甘い赤飯は、秋田県南の横手地方に伝わる郷土料理なのかと思いながら、確かに、横手では、砂糖を入れて食べることが多く、例えば、納豆に砂糖を入れたり、トマトに砂糖をかけて食べたりしていました。これも横手ならではの食べ方なのかと思いました。
【孫にも】
東京に住んでいる孫にもクリスマスプレゼントと一緒に送りました。
家内の誕生日が12月24日だったことから赤飯を送るためにクリスマスプレゼントは26日の到着の予定になりました。
【希望がかなった郷土料理】
家内の誕生日は、私の希望通りの料理でお祝いできたと大満足でした。
これも友人に感謝、感謝、感謝でした。
【明日のブログ】
明日のブログは、家内の誕生日のために買ったばらの花束について書き込みたいと思います。
行きつけの花屋さんで小さなバラの花と小さな花束を買いました。