
昨日公開された映画 小さいおうち を観てきました。
第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリーです。
あらすじ・・・健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。
それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。
昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は
東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。
そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。
穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、板倉(吉岡秀隆)という青年に時子の心が揺れていることに気付く。
予告を見て、もっとドロドロとした内容かと思っていましたが、そこは私の勝手な思い込みで
戦時中にそーっと通り過ぎた、ひそやかでささやかな秘密の恋を
そばでじっと見守っていた女中さんが、老後にひっそりと書いた自叙伝のお話です。
描き方がサラッとしていて、拍子抜けの感もありましたが、じわじわと泣けてくるストーリーでもありました。
赤い屋根の小さなお家が素敵で、当時の中流家庭の生活スタイルを垣間見ることが出来てドキドキでした。
玄関のステンドグラス、応接間のソファやカーテンや調度品、子供部屋のタンスや本棚
キッチンのヤカンや琺瑯製品、洋風に設えられた食器棚から出てくるポットやティーカップ・・・・
昭和初期を再現した間取りとインテリアの全てが、萌え萌えで
本筋とは違うところで、胸がキュンキュンしてしまいました。

奇しくも2週連続で、妻夫木君登場の作品を観てきました。
今回妻夫木君は大学生役を演じていましたが、少しも違和感を感じさせない、純粋な爽やかさがすごいです。
しかし・・・晩年のタキさんを倍賞千恵子さんが演じ(どんなに老けさせても、死にそうな老婆役には若いです)
それとは逆に、当時幼い坊やだった恭一君の晩年が米倉斉加年さんと言うのが
実際に二人の絡みがないにしても、なんか年齢的にも見た目的にも解せなくて、かなりモヤモヤ・・・
山田洋二作品ですから、倍賞さんが不可欠だったんでしょうけど
タキさんをもっと高齢の女優さんが演じるか、恭一君役をもっと若くするか・・・してほしかったです。
原作にはまた違った設定があるようで、そちらも読んでみたいと思い、帰ってきて早速原作をポチってしまいました。
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第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリーです。
あらすじ・・・健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。
それは晩年の彼女がつづっていた自叙伝であった。
昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は
東京の外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。
そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に生まれた男の子が暮らしていた。
穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、板倉(吉岡秀隆)という青年に時子の心が揺れていることに気付く。
予告を見て、もっとドロドロとした内容かと思っていましたが、そこは私の勝手な思い込みで
戦時中にそーっと通り過ぎた、ひそやかでささやかな秘密の恋を
そばでじっと見守っていた女中さんが、老後にひっそりと書いた自叙伝のお話です。
描き方がサラッとしていて、拍子抜けの感もありましたが、じわじわと泣けてくるストーリーでもありました。
赤い屋根の小さなお家が素敵で、当時の中流家庭の生活スタイルを垣間見ることが出来てドキドキでした。
玄関のステンドグラス、応接間のソファやカーテンや調度品、子供部屋のタンスや本棚
キッチンのヤカンや琺瑯製品、洋風に設えられた食器棚から出てくるポットやティーカップ・・・・
昭和初期を再現した間取りとインテリアの全てが、萌え萌えで
本筋とは違うところで、胸がキュンキュンしてしまいました。

奇しくも2週連続で、妻夫木君登場の作品を観てきました。
今回妻夫木君は大学生役を演じていましたが、少しも違和感を感じさせない、純粋な爽やかさがすごいです。
しかし・・・晩年のタキさんを倍賞千恵子さんが演じ(どんなに老けさせても、死にそうな老婆役には若いです)
それとは逆に、当時幼い坊やだった恭一君の晩年が米倉斉加年さんと言うのが
実際に二人の絡みがないにしても、なんか年齢的にも見た目的にも解せなくて、かなりモヤモヤ・・・
山田洋二作品ですから、倍賞さんが不可欠だったんでしょうけど
タキさんをもっと高齢の女優さんが演じるか、恭一君役をもっと若くするか・・・してほしかったです。
原作にはまた違った設定があるようで、そちらも読んでみたいと思い、帰ってきて早速原作をポチってしまいました。

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ネットで探してみようかな…。
コメントありがとうございます。
原作読みたくなるストーリーでしたよ。
私も読む予定なので、読んだらまたその感想をアップしますね。