昨日埼スタで
高校サッカー埼玉大会決勝戦 が行われ
息子の高校は敗れてしまい、全国への夢は叶いませんでした。
優勝は、大会前の大方の予想通り
武南高校 が13回目の栄冠に輝きました。
高校生離れした技術で、ここまで実力通りに着々と勝ち上がって来た相手校と
チームワークを頼りに、試合を重ねるごとに力をつけながらあれよあれよでここまで来た我が校。
持っているものの差は、試合前から歴然でしたが、それでも試合は何が起こるかわかりません。
天候は、あいにくの冷たい雨

でしたが
チケット売り場には、あっけにとられるほど長い長い列。






















在校生は入場無料ですから、この人数では、OB・家族ばかりではなさそうです。
埼玉県にはサッカーが好きな人たちがこれほどまでに多いのか~と、再確認。
一緒に並んでいるのが、なんだか嬉しくなってくる大行列でした。
試合は、力の差をまざまざと感じる展開で、シュート数 26対3 で3-0の完敗。
うちのGKの好セーブがなければ、もっと取られていてもおかしくない内容でしたが
(でも、前日のレッズはシュート数 18対3 で負けてしまったのですけどね)
終始劣勢に追いやられながらも、なんとか1点をもぎ取ろうと
駆け回っていた我が校イレブンも、堂々と立派だったと思います。
とにかく寒かったというのが、負けたことより印象に残る冷たい一日で
そんな中、スタンドのサッカー部員、OBの部員、吹奏楽部、バトン部
その他駆けつけてくれた大勢の生徒たちによって繰り広げられた、全身全霊の熱い応援。
観客に熱いお茶を配るために、早くから準備をしてくださった役員さんたちと
お茶を持って何度も何度もスタンドを回り、試合後もごみを集めて回る母たちの愛。
3年生たちは今、それぞれに色々な想いがあると思いますが
埼玉県で2番目に長くサッカーを出来たという名誉を胸に、誇りを持って引退していって貰いたいと思います。
世の中に、負けて悔しくない試合はないと思いますが
それでも、あっぱれ!と言ってあげたい感動の最後でした。
夜は、祝勝会とはなりませんでしたがお疲れ様会が行われ
ここまで来れたことに、父母も先生もにこやか。
それにしても長い長い一日でした。