荒天の予報が前倒しとなり、美しい青空と澄んだ空気に恵まれた日曜日。
絵に描いたように喉かなサッカー日和の午後
サポーターが首を長くして待ち続けた、レッズのホーム開幕を待つスタジアムは
なんだかいいことありそうな・・・・・と思わせてくれるような、そんな雰囲気に溢れていました。
こんなのが出来ていました、ファンサービスも着々と・・・・
さていつもの席に着き、ゴール裏の写真でもと思ったところで悲しい異変に気づきました。。。。
サッカー用に使っているカメラが、電源とシャッターは押せるのですが
ズームやメニュー、削除などのボタンが一切利かなくなっていました。
モードはダイヤルなので切り替えができるのですが、ズームが利かないのでは全く写真になりません。
ということで、写真はほとんど撮ることが出来なかったのですが
サッカーを観る目も写真の技術も、どちらもいまいちな私ですから
カメラに意識を奪われず、しっかり観戦できたのはよかったのかも。
とはいえ何とかトラブルの原因を探って、カメラを直さなくては・・・・
もしこのままダメだったら、デジイチの望遠が欲しくなりそうな欲張りな私です。
開幕戦で、昨年の最終戦で屈辱的な負けを喫した神戸相手にまたもやの敗戦で
監督が代わろうとも、一度落ちたチームを立て直すのは
こうも難しいものかと、頭を抱えてしまったわけですが
先日の記事にも、いい方向に作用してくれると嬉しいと書いた
中断期間の効果が前向きに表れたようで、ホイッスルの瞬間からいきなり心がときめくようなプレーが続き
選手たちも生き生きと見えましたが、観ている側の気持ちも波に乗ってくるような、躍動感溢れる試合となりました。
スペースがあったら走る、前が空いていたらドリブルで仕掛ける
ボールがこぼれそうな場所に走る、隙があればシュートを打つ
球際で粘る、ラインを超えるまでしつこく追う
昨シーズン、観たくて観たくて飢えていたそんなプレーが随所にみられ
一人一人が輝いていて、その一瞬一瞬が嬉しくて、何度も涙がこぼれそうになりました。
闘莉王をイライラさせ、相手チーム自慢の長身と高速ルーキーに全く仕事をさせず
チャンスがあれば飛び出して、果敢に攻め上がる・・・・
昨季は、「打てよ!」と何度叫んだことか!
それが打って打って打ってくれるのですから、気分はもうウハウハですよ。
その結果が昨年のチャンピオン相手に、3-0です。
昨年もそれらしいことを書いてきたと思いますが、私はフィンケが大っ嫌いでした。
個人技に頼らず、パスを繋ぐポゼッションサッカーと言われても
観ている側にフラストレーションがたまるようなサッカーは、マニアックすぎて理解できませんでした。
サッカーに詳しい方は、長い目で成長の行方を楽しみにされていた方もいらっしゃったことでしょうけど
スタジアムにいるほとんどの観客は素人ですから、はっきり言って奥の奥の裏の裏に楽しみは見い出せません。
観ていて楽しければこちらの応援にも力が入り、選手たちもやる気が沸いてくると思います。
そんな単純なものではないと、批判される方もあると思いますが
観客動員の減少、グッズの売り上げの壊滅的な減という負のスパイラルは
観て楽しいサッカー、スタジアムに足を運びたくなるサッカー
グッズを買って応援に行きたくなるサッカーでこそ、解消できると思います。
まだ始まったばかり、1試合で云々は言えませんが
昨日の試合を観た限り、またつまずくことがあっても今度はこちらもガマンできるような気がします。
後はケガ人を出さないよう、そしてターンオーバーをうまく使ってくれるよう祈るばかりです。
応援いつもありがとうございます