昨日レッズは、アウェーの鳥栖に乗り込んで2週間ぶりのリーグ戦を戦い、新潟戦に続きスコアレスドローで終わりました。
あの死闘を繰り広げたのち、3日間で韓国⇒浦和⇒鳥栖の移動で疲労困憊のメンバーを
そのままぶつけてくるという不動の先発は、ある意味予想通り過ぎて笑えますが
だからこそそれを乗り越えて頑張れる強い決意と、それなりの戦略があるのかと思ったら
明らかに疲労からくる動きの鈍さと、精度の悪さが、すべてのプレーににじみ出ているような、退屈な試合が繰り広げられていました。
相変わらず柏木のCKはむざむざ相手に拾われ、昨日は右を武藤が蹴っていたのですが
それが遠藤につながって惜しいシュートとなったことが、僅かな得点のチャンスでした。
新潟戦で、守備に徹してくる相手にてこずった経験があるのですから
いい加減に、同じように引いてくる相手を崩す手立てを考えるべきだと思いましたが
相手の手中にまんまとハマって、最後までスペースを割れず、シュートさえ打てず、シュート僅か5本(枠内シュート1本)で終了。
降格ライン上にいる鳥栖にとっては、ありがたい勝ち点1を献上してしまいました。
これだけ策がなく、見るからにほぼ全員疲れ切っているのに、同じ先発、さらに交代枠を一つ残したままでのドロー。
KLMトリオなんて騒いでいるうちに、点が取れなくなってしまいました、5月は3試合でわずか1点です。
先日いろいろご指摘を受けたので、今回は落ち着いて書こうと思い
一晩寝て感情をコントロールしてみましたが、やはりそうそう前向きにはなれませんでした。
ただ今朝の埼玉新聞を読むと、全面的に私の思っているようなことが書かれてあって、特に
先発は公式戦5試合連続でまったく同じ。
指揮官は「強い気持ちで勝つ姿勢が見られたからこそ変えなかった」と説明したが
「われわれには23人のフィールドプレーヤーがいる」と層の厚さを誇っていたことを忘れている。
という一文は、今回に限ったことではなく、私が5年間ずっと感じている疑問点です。
また2週間開きますが、その先にはがっかりさせない発想の転換を望みたいです。