レッズ、鹿島に勝利して2位浮上！

浦和と鹿島と言えば、選手もサポもいつも以上に気持ちが昂る赤と赤の因縁対決。
そして今日の戦いは、互いに優勝争いに留まるための大事な正念場で
勝てば首位もあるし、負ければ順位が逆転し4位に後退と言うゲーム。
今日のためにレギュラーを温存して、天皇杯を3回戦で敗退してしまったのですから
何が何でも、勝ち点3をもぎ取って帰ってきてもらわなければ、サポの気持ちは浮かばれないので
気の緩んだプレーは絶対に勘弁と思っていたら、大宮戦、ナビスコの川崎戦に続き
前へ前への意識が高く、守備の面でも気の引き締まったプレーで危機を回避
序盤からかなりボールをキープした、主導権を握るゲーム展開で
このまま早めに先制すれば、さらにこちらのペースと思っていたら、20分にCKから那須の得点が決まります。
鹿島も攻めてくるけど、それをものともせずに冷静にかわして攻撃を仕掛けるレッズ。
魔の9月（川崎、FC東京、甲府、湘南）のころの、気の抜けた試合ぶりを思い出すにつけ
今月は、見違えるくらい頼もしいチームになりましたね。
腰を痛めた柏木が、前半のうちにマルシオと交代と言うアクシデントもありましたが
マルシオが入ったことでさらにボールが美しく回るようになり、鹿島相手には早めのマルシオは利いていたかも。
そして前半から何やら小競り合いが続いていた森脇とダヴィですが
とくに熱く熱くなっていたダヴィ、このままだときっと退場するよなんて家族で言っていたら
57分と60分に立て続けにイエローを貰って、ダヴィ退場。
ついでにカードを貰ってしまった森脇も、次節出場停止の憂き目にあいましたが
鹿島が10人になってしまったのが、結果を大きく左右することになりました。
ちょっと前まで相手を10人にしてしまうと、数的優位を活かせず、なぜか勝てないと言われていたレッズでしたが
今日は違いましたね、ますますレッズのペースに持ち込むことが出来
71分には原口のドリブルからシュートが決まり2点目ゲット。
しかし残念ながら守りきることが出来ず、87分に大迫に決められてしまいます。
それでもその後の時間帯は、なかなかの大人の仕事ぶりで
5分と言うアディショナルタイムの間も、小憎らしい時間稼ぎで危なげない終わり方が出来終了のホイッスル。
今季ホーム負けなしのアントラーズに、ホームで初の土をつけて勝ちました。
なかなか見応えたっぷりのいい試合だったと思います。



変な色！なんて思っていたら、結構縁起の良いユニになりましたね～
レッズのJリーグにおける鹿島との過去の戦績は、12勝7分け26敗ということで
数字上は大きく負け越してはいますが、最後に負けたのが2010年の開幕戦の3月6日。
その後は3勝3分けと、ここに来て以外に相性のいい相手になっていたんですね。
今日勝ったことで2位に浮上、総得点も57点と現時点での得点王大久保有する川崎と並んで首位をキープ。
次節興梠と那須は出場停止で、もしかしたら柏木も無理かもしれず、次こそミシャの手腕が問われますが
リーグ、ナビ決と柏との2連戦を連勝して、犠牲にした天皇杯の分まで力と気持ちを集結して頑張って貰いたいです。


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