歩道の縦溝

去年の今頃は、通勤用のMTBをネットで探していた。気に入った物があっても、問い合わせてみると在庫切ればっかりで、結局、ロードを買った自転車屋さんでロードと同じメーカーのMTBを購入した。スパイクタイヤを履かせ、ひょういと持ち上げてみたら・・・重い・・・。７ｋｇ台のロードと比較するのが間違っているのだが、ちょっと自分的には衝撃的だった。

そのMTBで凍った道を走るのは「楽しい」の一言。凍った道を走るのが楽しいというよりも、屋外で自転車に乗ることがやはり楽しいのだ。
冬道における唯一の不満は歩道の除雪だ。小さな重機で除雪した路面は平らではなく縦に溝が切ってある路面になってしまう。重機の種類にもよるのだろうが、通勤経路は８割方縦溝路面だ。この縦溝にタイヤをとられてしまうと簡単に前輪があらぬ方向へ滑ってしまい落車してしまう。前輪と後輪が同じ縦溝にはまっているときは問題なく走れるのだが、そんなに一直線に走れるわけがないので、必ず複数の溝にまたがって走ることになってしまい、その結果、フレームやタイヤの捩れに起因して斜めに滑ってしまう。幸いにもまだ落車はしていないが、何度か危ない場面があった。

自分一人がコケルだけならいいのだが、歩行者を巻き込んでしまってはたいへんだ。
やはり、歩行者とすれ違うときは止るか自転車を降りるかして、安全運転に徹しよう。