SUBGROUND

自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

ズブズブ路面解消

2009-01-21 15:56:21 | 自転車
暖気と降雪によりズブズブになってしまい歩くのさえ困難だった歩道と車道が、除雪車が2日連続で処置してくれたおかげで自転車で走れる状態になった。
さすがに湿って重たい雪を横に除けただけなので道幅が狭くなってしまっているが、それは仕方ないことだ。

しかし、やはり歩道には縦溝が深く刻まれているので、スピードを出すと危険だし、重い雪の抵抗は厳しい試練だ。
できるだけ後輪に体重をかけるようにして、ハンドルは方向を軽く支えるだけにしてもガタガタしている道を走っていると無意識にハンドルを支える手に力が入り、前輪が斜めに滑ってしまうきっかけになってしまう。
SPDのクリートをはめずにペダルの裏面を使っているので、いざというときでも足をサッと付けるので安心だ。しかし、悪路でもクリートをはめていた方が走破しやすいため、進行方向に人がいないときはクリートをはめて走るようにしている。特に下り坂ではクリートをはめていると自転車が安定する気がする。

昨晩はフワフワの雪が20cmくらい積もっており、人が歩いて踏み固めた30cm程度の幅だけが走行可能なエリア。こういうのをいわゆる「シングルトラック」というのだろうか。この30cm幅から外れると、急激にズブズブ感とともに減速して斜めに滑りはじめてしまう。こういう場合は落ち着いてスピードを落とし、ウイリー気味に前輪を30cm幅に乗せてやる。
しかし、30cm幅からタイヤが落ちたとたんに段差の影響で自転車が斜めになってしまうこともある。こういうときは粘らずにさっさと足を地面に付けてしまう。
この30cm幅も平らではなくガタガタなのでまっすぐに走ろうとするとたいそう苦労する。コツはハンドルをぎゅっと握らないで軽く支える程度にすることとハンドルに体重をほとんどかけないこと。とか、偉そうなことを書いているが3回ほど雪山に刺さった。(笑)

冬の通勤ライドでもできるだけ大腿四頭筋を使わないように、太股裏の筋肉を使って引き足中心で走るように心がけている。去年の春には、この練習のおかげで金山覆道のあたりで大腿四頭筋を温存することができた。しかし、その感覚も暖かくなるにつれて踏み込み中心に変わってしまい、記録が頭打ちになってしまった。
ここで言うところの「引き足」とは、時計の4時から8時くらいの間の動作を指している。この間を強く回そうとすると、必然的に太股裏と脹脛裏の筋肉を動員することになり、その前後の動きの中で太股裏側やお尻の筋肉を主に使うコツガつかめそうな気がしているのだ。身体は正直なので、弱い筋肉は積極的に使わないように命令を出してしまうのではないか?と推測している。であれば、積極的に裏側の筋肉を使うようにして鍛えてやれば、より大きな割合で裏側の筋肉を使えるようになるのではないか。
そんな簡単にうまいこといくわきゃないのだが、他によいアイデアを思いつかないのでしばらくやってみようと思う。
さっそく筋肉痛になっている。(笑)