手指のこわばりと痛みは、状態がほとんど変わらないので気にしないことにした。
北海道はまだまだ積雪が多いうえに寒く、ロードバイクで走ることのできる地域は限られているが、そろそろ負荷を上げて身体を高負荷に順応させてゆかなければ間に合わない時期になってきた。
ずっとSST~FTPレベルで1時間/日程度のトレーニングしかしてこなかったので、VO2Max以上の領域はスカスカのはず。
とりあえず、4.5倍を1分半、レスト2分で10回繰り返すインターバルトレーニング。ケイデンスは60以上に上げないで、できるだけ裏側(ハムストリングスおよび臀筋)の筋肉を意識して出力を維持する。
残り30秒がキツイ。
自分で作ったメニューでは15回繰り返すことになっていたが、10回で撃沈。
なんとか、10回までは出力を維持することができたが、これ以上は出力を維持できないため時間の無駄と考えて中断した。
メニュー終了後に10分かけてクールダウンするようにプログラムしてあるのだが、途中でやめたのでクールダウンすることなく自転車から降りてしまったのが間違いだった。
アプリを終了しようとしゃがんでパソコンを操作していたら、急に左回りに眼が回ってしまい、机に突っ伏していなければ倒れてしまいそうになったため、焦って息を整え、机に身体を預けてめまいがおさまるのを待った。
急激に激しい運動を中断したため、心臓は強い拍動をやめても足腰の血管は広がってたくさん血液を取り込もうとするため、血圧が下がって頭に十分な血流が行き渡らず、三半規管が正常に働かなくなったということらしい。
人生で初めてのめまいにおそわれたが、単なるクールダウンの失敗であって、脊椎関節炎やヒュミラが原因ではない。
ボウリングで痛めた右ひざの古傷もまだときどきズキッと痛むことがあり、筋肉を酷使したので足腰が強張って歩きにくい。
これを繰り返して慣れてゆかなければ、レースに出ることすらできないが、今の状態では隔日で実施も難しいかもしれない。
先は長いが諦めずに続けてゆく。