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自転車ロードレースやロングライドの話題が中心です。
脊椎関節炎と付き合いながら生活しています。

強く踏む走り

2008-07-24 15:51:46 | 自転車
先週土曜日に雨の支笏湖TTを走って以来、4日ぶりに自転車に乗った。といっても通勤用のMTBだが。
出勤時はいつものとおりスムーズなペダリングを意識しながら流して走ったが、それでも暑くて会社に着いてからもなかなか汗がひかなかった。
昼間に会社の近辺では滝のような降雨があったが、退社頃にはすっかり路面も乾いていたので安心して寄り道コースを走れた。
野幌森林公園を立命館高校に向かって登ってゆき、R274側ぬ抜ける道を走っていると、ものすごい「生」の牛糞の臭いが漂ってきた。道路の左側の空き地にうずたかく積み上げられた生の牛糞が眼に入り、思わず息を止めてしまった。その牛糞の山を積み上げる作業をしたと思われるトラクターの車輪の跡が舗装路面にくっきりと残っており、その跡は土ではなく牛糞であることもわかったがスピードが出ていたのでブレーキをかけることもできず牛糞ロードをヌルヌルと走ってしまった。ああ・・・タイヤやフレームが臭そうだ・・・。(T_T)

いつものようにゴルフ練習場の横を抜けてR274に上がり、頂上の「Hシステム」のところまで強く踏み込んでスピードを落とさないようにがんばってみた。
「踏み込む」といっても、垂直に踏み下ろすのではなく、
1)お尻をサドルの後方に据えて体重を後にかける
2)トウキックとかレッグエクステンションをするイメージでつま先を前に押し出す
3)レッグカールをするイメージで踵を後に引く
4)押し出すときは太股裏とお尻を使うイメージで股関節を伸ばす方向に力をかける
5)引くときは股関節を縮める方向に力をかける
という感じだ。
登坂の傾斜にもよるのだが、R274の坂の場合は、3)の動作の力の割合が少なく、2)、4)、5)の割合が大きくなる。もう少しきつい坂だと3)の割合はもっと少なくなって、2)、4)、5)の割合が高くなる。パワーが必要なときは、より大きな筋肉を使うのがよいのだろう。
激坂になるとシッティングならほとんど2)、4)、5)のみで3)は意識しない。激坂ダンシングなら、まさに垂直に踏んで引いての上下動の繰り返しになる。
この1)~5)のペダリングには、大腿四頭筋を強く意識するパートはない。大腿四頭筋を強く意識するのは急激なスピードアップをするダンシング時のみだ。

サイコンを積んでいないのでスピードはわからないが、頂上までタレずに強く踏み込むことができ、大腿四頭筋もまだまだフレッシュに維持できたので満足な走りができた。
この大腿四頭筋を温存しつつ強く踏み込むことが重要なのではないかと感じている。「踏み込む=大腿四頭筋を酷使」ではないのだろう。この踏み込みをスムーズにできるようになれば、もっと速く遠くまで走れるようになれそうだ。
しかし、マスターするにはまだまだトレーニングが足りない。先は長そうだ。


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