畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

すげぇ食べたい!

2009-03-31 19:25:00 | 日記
 どこにでもあるマクドナルドと、そこそこあるモスバーガーにくらべ、最近めっきり見なくなったロッテリア。ただ私が住んでいる街には駅にごく近いところにロッテリアがあり結構盛況だったりして長く営業を続けており当分閉店することはなさそうだ。
 バブル時代の一時は、マックの「サンキューセット」(390円)に対抗して「サンパチトリオ」(380円)などと価格競争をしていた頃もある。しかし、マックの価格競争に耐え切れなくなり、高級路線に転換。けれどもモスバーガーが高級路線をひた走っており中途半端なロッテリアは営業に苦しんだ。最近は個性的なお店を目指しているらしく、「ニューヨークチーズケーキ」だとか「ふるポテ」など食べたくなるメニューが目白押し。そして、今回新発売のコレ!↓↓↓


「産直・まるごとポテト」。中サイズで290円。結構高いけど、箱までミニダンボールを作るなど大変芸が細かい。そして箱を開けたら温かいジャガイモがまるごと!塩がついてくるがそれがまた「珠洲の塩」(ミネラル豊富な海の塩の名産地である石川県珠洲市産)でうまさ倍増!写真の通り切れ込みが入っているので、フォークがなくてもカンタンに食べられる。画一的なマックより、私はやっぱり個性的なロッテリアが好きです。

経済政策はおいてけぼり?

2009-03-25 22:02:00 | 政治・経済
 本当にくだらない争いで「100年に1度の」経済危機が乗り切れるの?肝心な経済政策はおいてけぼりで、くだらない政局争いばかり。どんな政党も本当に信じられない。
 西松建設事件の献金問題も本当にくだらない問題だ。それを政局のために「合法だ」だの「あきらかな違法だの」のたまっている。自民党のある幹部が小沢秘書の献金事件に関して「虚偽献金だとはっきりしている。政治資金規正法違反を大したことがないと思っているなら大間違いだ。許し難い違反だ」といっていますが、こんなものは日常茶飯事にある。例えばパチンコ店の現金換金ショップ。パチンコ店からの換金と分かっているのに、パチンコ店“近く”の換金ショップで現金に換えてくれる。まさしく賭博とわかっているのに換金する違法店である。じゃあ全部この店の経営者を捕まえて見せなさいよ。そしたら、パチンコ店も捕まえないと話しにならないよね。パチンコ店は違法営業はしていないものの、「近所の換金ショップで換金されていると知りながら営業していた」という罪で…。現実は法律違反なのに堂々と見逃されている…。
 政治献金も同じ堂々と今まで見逃されてきた。巨額献金を除いては。例えば今まで法定速度よりスピード違反で40km/h以上を捕まえていたものを、10km/hオーバーで捕まえるようなもの。捕まえられた人も納得いかない。だったら1km/hオーバーでも捕まえろよ、というもの。結局警察の「さじ加減ひとつ」で逮捕されてしまう。これではこの事件における、民主党の見解も自民党の見解も食い違うわけである。まったくくだらない問題であり、速く妥協して西松建設献金問題に関わった全員を金額に関わらず捕まえることで手をうつのはどうだろう?

新たな所属先

2009-03-23 20:02:00 | 日記
明日社内の人事発表がある。私は支店間の異動はないけど、今の支店でどこのグループに行くか発表がある。新たにグループができると私はもう6年目になるので、中堅どころという位置になっちゃう。さらに仕事が増えそうな感じ。
期待してもらえていると考えるべきか?面倒な仕事を押し付けられてると考えるしまうか…ビミョ~。ゆっくり一週間ほどリフレッシュ休暇…なんてフランスみたいな制度ができないかな?

修善寺にて

2009-03-20 09:40:00 | 歴史
 職場のグループ旅行で西伊豆へ行った。まあ楽しくもある一方で、どうせ飲まされて先輩方の愚痴やら指導やらを聞いてゆっくり眠れないので、そんなに好きでもない。ただ、修善寺に行ったときにちょっと歴史ロマンが渦巻いた。
 看板で、「源頼家の墓 70m先」というのが見えた。俄然歴史魂が沸く。職場の先輩にちょっと寄り道していいですか?と食後の時間を使って行くことに。
 そういえば、頼家は修善寺に幽閉されて殺されたって話をどこかで読んだなと、もうすでに心ウキウキ。
 1199年に父頼朝が死去してから家督を継いだけれど、主導力を発揮できず重臣たちの合議政体を許し、幕政の揺らぎから母の家族である執権北条氏の手によって修善寺に幽閉され、1204年に頼家わずか23歳で入浴中に祖父北条時政の手によって殺された。という時点で、私の「傀儡人物魂」(何だソレ?)に火がついている。


 看板の前に立った。おばちゃんたちの軍団が看板をみてなかなかどいてくれない。
「頼家さんは、おじいちゃんに殺されたんだってよ。」
「あらまあ、普通孫ってのは一番かわいいものなのにね~」
おいおい現代的価値観を鎌倉時代に持ってくるなよ、と思ったが、面倒くさいので心で思うだけにした。


 おっなかなかでかい墓だなあ。ちょっとごついけど。って中世の墓って五輪塔が一般的じゃなかったっけ?


 ん?大きな石の後ろに小さな五輪塔がある。看板をよくみると頼家の墓は小さな五輪塔であり、大きな石は江戸時代の1704年の頼家の500回忌に修善寺の和尚が作った供養塔であるらしい。日本の武家の頂点である征夷大将軍である墓がひっそりとあるのが、なんかわびしいというか…。傀儡の哀れを感じますね。(そんなことを言えば四国にあった室町幕府10代義稙と14代義栄の墓もわびしかったですが…)こういう小さくても歴史の趣あるスポットを見逃すと非常に悔しい思いになる。気づいてよかった。

大人の経済学~紙幣の価値~

2009-03-19 23:55:00 | 政治・経済
「明日、日本という国が無くなると思いますか?」
そう思う人はまずいないでしょう。

「10年後、日本の『円』というお金が使えなくなっていると思いますか?」
『円』が使えなくなると思う人はほとんどいないでしょう。

 「通貨の価値」は「政府の信用力」で決まります。内戦で倒れてしまうような政府では紙幣が信頼されません。室町幕府の支配力が弱いため独自の通貨が発行できず、江戸幕府は支配力が強いために独自の通貨を発行できたのはその好例でしょう。現在日本は国債(国の借金)と地方債(地方公共団体の借金)で合計800兆円ほどの借金をしています。これは会社で言えば、民事再生法の適用範囲です。破産してもおかしくありません。
 しかし、なぜか日本の円は世界的にみても、ドル(米国)、ユーロ(EU)に並ぶ価値がある通貨です。これはなぜか?それは、日本という国の信用力に他なりません。まず、日本のGDPが世界2位であること。日本国民の資産が多いこと。そのため、国債や地方債を日本国民が消化していること。わかりにくいですか?簡単に言えば、日本の政府は外国に借金をしているのではなく、日本国民から金を借りている状態です。人で言えば、闇金融に借りているのではなく、親戚から借金をしている状態。これなら、親戚の人は借金返済を舞ってくれるかもしれませんね。だから、日本は外国から見捨てられていないのです。

 しかし一方、最近経済学をちょっとだけかじっている身としては「マズイぞ!」と思う政策が検討され始めました。それは「政府紙幣の発行」です。日本は「日本銀行券」という日本銀行が発行している紙幣(1000円以上)と、政府が発行している補助通貨(500円以下)があります。政府でも通貨を発行できる権利はあるのです。そこで、国債を発行せずに、政府が収入を得るための「政府発行紙幣」という政策です。しかしこれが大問題!
 まず、「日本はカンタンに紙幣を発行する国になった」と外国に思われ、『円』の信用を落ち、激しい円安が進行します。そうなると貿易をするためにはさらに大量の紙幣を発行せねばならず、激しいインフレを引き起こします。「政府発行紙幣」は必ず「政府の信用力」を落とします。ゆえに第一次世界大戦後のドイツや、現代のジンバブエのようにハイパーインフレーションを引き起こします。すると、800兆円の借金はすぐに返せますが、国内の経済は破綻します。
 借金を返済するためには、歳出を削減して国債償還を大きくする。さらに景気回復して税収を多くする。少しずつインフレに誘導して、借金の実質額を減らしていく…これしか方法はないのでは…。

参考までに
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1149526.html