畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

四国遠征記14~桂浜~

2007-08-31 22:07:35 | 旅行・観光

 愛媛県では松山城に行かず湯築城へ、高知県では高知城に行かずに一條神社へとマイナー道を極めている私ではありますが、さすがに高知に来て坂本竜馬像に行かないのは話しのタネもなくなってしまう。そこで、佐幕派の私が誠に不本意ではありますが(苦笑)桂浜に行くことに。といっても着いたのが夕方の4時半で竜馬記念館にも行けない。だから桂浜に行き竜馬の像をみて、写真を撮り、浜で高知ではたくさん売っている「アイスクリン」を息子に食べさせ、お土産ショップで竜馬関係のお土産を職場の方に買っていくことに。う~ん普通の旅行をしていますね。桂浜駐車場は駐車するのに一回500円。そこそこの値段である。買って帰ったお土産は竜馬のタオル、竜馬ハンドタオル、竜馬ライター。そこそこの値段で「高知に行ったお土産だぞ!」と主張できていいですね(笑)土佐犬の闘犬センターもありましたが、動物愛好家の私はちょっと見たくない…。さて竜馬関係はこのくらいにしておいて、次は長宗我部関係の所に行きます。夕方でも結構いける史跡があるんですね~。あっそうそう、食べ物系のお土産にと「かんざし」を買いました。他にも「土左日記」というお土産も絶品らしい。次はぜひ買いたい。

(↑お土産の「かんざし」。おいしかった)

四国遠征記13~須崎のお土産~

2007-08-30 23:45:27 | 旅行・観光

 時間に余裕があるならぜひここで昼食を食べたかった高知県須崎市。ここは、「鍋焼きラーメン」が有名だという。ラーメンを食べる余裕はないのでせめてお土産にと洋菓子店「ichimonji」で鍋焼きラーメンプリン、土佐ジロー卵ラーメンプリン、けつねうどんプリンを購入。サイズのラーメン・うどんより小さいが、リアリティーのあるプリンである。本物のラーメン・うどんも食べたくなるみかけだ。残念ながら「土鍋プリン」(鍋焼きラーメン実物大のプリン)は予約制ということで購入はできなかったが、上記3つのプリンを購入し、高知のホテルでおいしく頂いた。味は甘すぎないプリンで非常においしい。お土産にはぜひお勧めしたい一品です。

四国遠征記12~土佐中村~

2007-08-29 22:41:27 | 旅行・観光

 一条教房の墓はちょっとわかりずらいところにあった。それでも、土佐一条氏の開祖ということもありこのように地元の人からも(多少なりとも)気をつかってもらって、墓があるというのは中世マニアとしては嬉しい。畠山義綱の墓も能登にあればどんなに嬉しかったか…。


 一条房基もなかなかの武将(?)だったらしいが、戦いに疲れ自殺したという。房基の墓がないので供養塔を地元の人が建てたと言う。郷土史を大切にする地元の人がいるというのは、なんとも嬉しいことです。


 そして、中村観光の最後に、一條神社に行く。とても大きな神社だと思っていたのに行ったら実際には結構小さかった。神社の目の前には少し大きなスーパーがあり、車が大混雑。訪れるのも大変だった。この一條神社のある丘陵は土佐一条氏の居館のあった場所と推定されており、「中村御所跡」と呼ばれている。そこに、土佐一条氏をしのぶ有志によって建立された神社だと言う。一条氏は中村の人たちに大切にされていたんだなということを再確認し、一條神社でお守りを購入して次の目的に高知は桂浜へと向かう。

四国遠征記11~四万十市立郷土資料館~

2007-08-28 06:07:43 | 旅行・観光
 高知県の初観光地は中村(現四万十市)である。中村は中世戦国時代に公家・一条氏が下向し土着したことで、小京都と言われるような都市が広がった地である。その後も一条氏の勢力範囲は広がっていき、戦国公家大名と言われるほど成長したのである。
 中村の市街には、中村城跡があり、模擬天守閣の中に四万十市立郷土資料館(旧・幡多郷土資料館)がある。

(↑四万十市立郷土資料館)
今回は企画展の展示料込みで大人一人400円。土佐一条氏関係の展示がちょっとでもあればいいなと思いきや、今回の企画展示が「幡多における一條・長宗我部時代展」であった。一条氏の文書や一条兼定のイメージ画像などの展示など、一条氏の展示もボリュームいっぱいであった。

(↑一条兼定イメージ像)
1階は自然系の展示、2階は企画展、3・4階は考古学展、5階は民俗系展示、6階展望台となっていた。4~6階はほぼスルーしたが、展望台からみた中村市街の景色はすばらしかった。資料館の方に一条教房の墓と、一条房基の供養塔の場所を聞いて退館。「幡多における一條・長宗我部時代展」は9月27日(木)までやっているそうなので、ぜひご覧あれ。

四国遠征記10~四国の高速道路事情~

2007-08-27 19:54:12 | 旅行・観光
 四国も3県目突入である。湯築城跡を9時半に出発。松山ICから高速・松山道に乗り西予宇和ICへ。香川・高松から愛媛・松山へは高速道路も4車線で快適に走ることができたが、ここからは2車線で対面通行。遅い車が1台でもいると大変である。それでもまだ西予宇和ICまでは高速道路があるだけいい。その先は一般道路だけである。宇和島市内に至って幹線道路が本当に混んでいる。都内の渋滞のように少しずつしか進まない。宇和島市街に入るちょっと手前に宇和島道路というバイパスが開通していたので、多少は混雑が解消されたが、それでも大きな時間のロスとなった。その後も、山を越えるのに幹線道路は対面通行で、山道に入ると遅いトラックがのろのろ走っているし、信号でつかまると長く待たされ大渋滞。中村市街(現四万十市)までえらく時間がかかった。また、中村から高知市へ向かう時も道路はまだ開通しておらず、やっぱり時間がかかった。須崎東ICより東へ伸びるのが待ち遠しい。途中「四国の道路事情はまだまだ遅れています」という看板があったが、本当にその通りだと思った。高松市・松山市・高知市・徳島市などの各県庁所在地では相当道路渋滞がひどかったし、高速道路の整備が遅れている高知県と徳島県では県内の移動にまだまだ時間がかかる。私は「地方の道路公共工事なんてすべて無駄だ!もはや道路はかなり整備された!」と思っていたが、まだまだ地方の現状を的確に捉えていないと改めて感じた。必要な道路整備を行わないと、地方と都市部の格差は広がる一方である…。

(↑国土交通省・四国地方整備局よりhttp://www.skr.mlit.go.jp/
でも…上の高速道路を全部作れ~って感じはしないなあ。これをみるといらない道路もあるような気がするが…。でも私のような他地方の人間でなく、その地方の人たちに判断をしてもらいたいですね。